ロールケージ改良

2021年02月03日 | 2000GTV整備記録
AMに入庫して



ロールケージを改良しました
左右ドア横の斜めバーをカットしたんです

って言ってもピンとこないでしょうから



これが元の状態
乗りずらそうな斜めバーを左右2本カットしたって事です

理由はそのまま、乗り降りしやすくするため
同時にレース時の助手席取り出しも簡単になりました



この状況だったのは、バーをカットする際の絵で



結果パッド込み両方で5.9kgの軽量化にもなった

2008年ロールケージを作ってもらったのだが
FIAやJAF規定に沿う冷間引抜継目無炭素鋼(パイプ径: φ40パイプ肉厚: t=2.0㎜)を使用

取り付け板面積/肉厚: 60m²以上/t=2.6㎜
補強板面積/肉厚: 120m²以上/t=3.2㎜
上記も満たし、固定するボルトナットも当然規定どおりとゆうゴツイ作り

このバーは見てのとおり曲げ加工してあるためケージの強度とゆう点では意味は弱く
横からの衝突に関してドライバーを守るとゆう役割のためであるが
今後もそのような事故は無いであろうと考える(ドアの変更もしてないので強度はあるだろうし)





結果予想以上に硬いパイプのカットをお願いしたのだが
断面や処理が綺麗で嬉しい



乗ってみた感想は、乗り込みやすい、降りやすい
走った感じは何も変わりない感触

サイドバーが無くなり良くなったことが多いが、運転中ひじをのせる場所が無くなったのは寂しい



同時にリアの斜めバーも1本外してみた



これはボルトナットで固定タイプなので、元に戻すことも出来る
これだけで2.9kg、合計8.9kgもの軽量化



リアからの絵も、斜めバーが1本のほうが昔ぽい雰囲気
こちらも外してから乗った感覚に変化なし

2013年公認車両時の結果が970kg
あれから特に重量的に変わった点はないので車両重量961.2kg(純正助手席込み)

快適性を向上させた結果
久しぶりに大きく軽量化となった今回のモディファイとなりました。

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