名寄・算数数学教室より

たかが算数、されど算数
小学生、中学生との算数・数学を使った
コミュニケーションを綴ります

1次関数、傾きの 有効範囲とは?

2013-08-01 11:14:48 | 中学2年

前回の問題をもう一度読み返しますと

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座標平面で、点A(-3、5)を通る直線を、 Y=mX+n とする。

この直線が 2点(-5、2)と(6、-1)を結ぶ線分(両端を含む)と

共有点を持つとき、mの取り得る値の範囲を求めなさい。

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この文章は、どう考えたって日常会話の言葉づかいではないですね。

しかも、なんだか怒られてるみたいだし、上から目線だし・・・・

でも、この独特の表現は  暗号だと思えば 我慢もできるかも・・・

 

では、その暗号を解いていきましょう~

この問題は、1次関数の傾きの有効範囲を求める問題です。


前回ヒントに書きました座標に少し線を書いてみます。

(-3、5)を通る線は、無数にありますが、ためしに2本引いてみますと

Aの場合は、線分と交わらないので 共有点がありません。

Bの場合は、交わりますので OKですね。

では交点ができるギリギリのところを探して線を引きますと

このようになります。

と、このようになります。

 

今回の、暗号解き  すっきりしましたか?