名寄・算数数学教室より

たかが算数、されど算数
小学生、中学生との算数・数学を使った
コミュニケーションを綴ります

分かることと、 描けることは まったく別!

2013-08-23 11:14:18 | 中学2年

前回のような グラフを扱う問題でもそうですが

分かることと、描けることは  まったく別だと思います。

図を描いて 説明して 分かりますか?と お聞きしますと

ほとんどの方は、 分かりました~  と 答えられます。

では、

分からない人に、図を描いて説明できますか?

と、お聞きしますと・・・・・沈黙が続きます・・・・・・    (-_-)

よく分かるための一番いい方法は

 

誰かに説明すること!

 

説明する相手によっては、すぐに分かっていただけない場合もあります。

こまかく質問される場合もあります。

それでも質問に答え、分かってもらえるようにあらゆる手をつくし

正解を伝える。

説明に矛盾がなく合理的であれば、分かっていただけます。

話が矛盾だらけで、一貫性もなく質問もはぐらかすような政策説明をする方は

数学がキライなのかも~

 

前回の問題

グラフ上に 4点 A(-2.-、-1)、B(5、6)、C(-2、7)、D(2、1)

が あります。

線分AB と 線分CD が 交差する点の座標を 求めましょう。


まずは、グラフに描いてみましょう。

このようになります。

この交点は、分かりづらい場所ですねー

これはもう計算で求めないと~

 

では、どうするのか?

2つの直線の式を書き出します。

線分ABは  Y=X+1

線分CDは  Y=-(3/2)X+4   と、グラフから読み取れます。

(切片と  傾きを 調べると わかりましたね)

そしてこの2つの式より

X+1=-(3/2)X+4   ですから、これを解いて

X=6/5       これを Y=X+1 に 代入して

Y=11/5     

座標は(6/5、11/5)

 

 

政策に 正解など ないのだ!と言う人がいますが

正解を探そうとしないだけのような気がします。

もう一回、勉強しなおしてほしいな~