名寄・算数数学教室より

たかが算数、されど算数
小学生、中学生との算数・数学を使った
コミュニケーションを綴ります

ひねくれた 比 の 問題 ~(T_T)/

2013-06-01 12:40:14 | 中学1年

今回は、よく出る 比 の問題。

 

縦と横の長さの比が、7:15 の長方形の庭がある。

横の長さが60mのとき、縦の長さを求めなさい。

 

これは、縦の長さをXとして、式を書きますと

7:15=X:60   で、  内項の積は 外項の積 ですから

15X=7×60    X=7×60÷15     X=28  縦の長さは28m と分かります。

 

では、少しひねくれた 比 の問題ですが、

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ある博物館で、大人1人の入館料が1200円、子供の入館料は900円でした。

ある日、大人も子供も同じ金額だけ値上がりしたので

大人と子供の入館料の比が 5:4 になりました。

値上がりした金額は いくらでしょう?

 

 

さて、式は書けますか?

何をXにするのか? そのXを使って どのように式を作るのか?

そこが分かれば 計算は難しくありません。

 

これが分かった人は次の問題

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図のように、長方形ABCD において

辺ADの中点を M とします。

辺ABが 5cm、長方形の面積が60平方センチメートルです。

辺BC上に点Pをとって 四角形ABPM と 四角形MPCD の

面積の比が 3:2 になるとき  BPの長さはいくらになるでしょう?

 

ヒント:四角形は2つとも台形です。

 

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 計算が速い人も、計算が遅い人も

暗算できる人も、できない人も

問題の解き方を推理する という 時間が必要です。

この時間の使い方が、人それぞれ違いますし、個性も出ます。

より深く考える人は、時間がかかります。

何か他のものと関連づけて考える人も時間はかかります

早いことが優れているというのは、管理したがっている者達の都合です。

自由な学問を大切にしたいものです。