人間にも いろんな性格のやつがいるように、
数にも、いろんな性格の数がいます。
ただ、人間のように 途中で性格が変わるというのはないんですが・・・
そんな数の性格別にグループ分けしたときの 数の名前がいろいろあり
すでに整数、自然数、奇数、偶数、 などは 習った方も多いかと思います。
そして、なんとなくわかりにくいのが「素数」
素数の説明には
1より大きい整数のうち,1と自分自身以外の整数では割り切れないような整数を素数といいます。
という表現が多いと思いますが、どうして1より大きくないとダメなのか?
マイナスではダメなのか?
どうして1ではダメなのか?
などという疑問が、次から次へとわいてきます。
もっと分かりやすい表現はないのでしょうか?
と思ったら、ありました。
素数とは、正の約数の個数が 2個 である自然数のこと
これなら、1は含まないことが明確ですし、マイナスも違うと分かります。
では、素数が分かったところで 素数を扱った問題を2つ。
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問題1:
nを素数とする 100÷(n+3)が整数となるnの値をすべて求めなさい。
問題2:
899は、素数であるか?素数でない場合は素因数分解した式を書きなさい。
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問題1のヒント 100を素因数分解すると?
問題2のヒント 899=900-1=?
今日は 中学3年生のもんだいです。