連立方程式は、中学2年生が ちょうど今頃習う内容です。
式を解くのは、ある程度練習すれば、だいたいOKなのですが
文章問題を、連立方程式にして書き出すというのは
かなり やっかいです。
これは、問題の作り方に何種類かのパターンがありますので
一通り式の立て方を見ておくと、考え方が分かりやすくなります。
前回に出しました、比を使った連立方程式の解き方のパターンを見て
納得していただければ、
次回、同じパターンの問題が出たときに 役に立つかと思います。
それでは、問題は
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コーヒー:牛乳=1:2の量の比でできたコーヒー牛乳Aと
コーヒー:牛乳=3:1の量の比でできたコーヒー牛乳Bがあります。
このコーヒー牛乳A、Bを混ぜて
コーヒー:牛乳=3:2の量のコーヒー牛乳Cを作るには
AとBの比は、何:何にすればいいでしょうか?
ここで、Aと Bの 量を、同じ量(たとえば12 としますと)
解説
途中の細かい計算式は省略しましたが、お分かりでしょうか?
数学の参考書や問題集を見ますと
回答欄には、おおまかな計算の仕方しか書いていないし、
最初から分かる人にはこれで充分かもしれませんが、
「基礎から覚える・・・・」とか「分かりやすく解説・・・・・」とか
表紙に書いてある問題集でも、解説は不親切な物が多いようです。
解説を詳しく書けば、解説のページが問題のページの2倍以上必要です。
問題集を買うときは、ここをチェックしてください。