名寄・算数数学教室より

たかが算数、されど算数
小学生、中学生との算数・数学を使った
コミュニケーションを綴ります

比 の 連立方程式~ の巻き

2013-06-15 12:40:06 | 中学2年

連立方程式は、中学2年生が ちょうど今頃習う内容です。

式を解くのは、ある程度練習すれば、だいたいOKなのですが

文章問題を、連立方程式にして書き出すというのは

かなり やっかいです。

これは、問題の作り方に何種類かのパターンがありますので

一通り式の立て方を見ておくと、考え方が分かりやすくなります。

 

前回に出しました、比を使った連立方程式の解き方のパターンを見て

納得していただければ、

次回、同じパターンの問題が出たときに 役に立つかと思います。

それでは、問題は

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コーヒー:牛乳=1:2の量の比でできたコーヒー牛乳Aと

コーヒー:牛乳=3:1の量の比でできたコーヒー牛乳Bがあります。

このコーヒー牛乳A、Bを混ぜて

コーヒー:牛乳=3:2の量のコーヒー牛乳Cを作るには

AとBの比は、何:何にすればいいでしょうか?

ここで、Aと Bの 量を、同じ量(たとえば12 としますと)

解説

途中の細かい計算式は省略しましたが、お分かりでしょうか?

数学の参考書や問題集を見ますと

回答欄には、おおまかな計算の仕方しか書いていないし、

最初から分かる人にはこれで充分かもしれませんが、

「基礎から覚える・・・・」とか「分かりやすく解説・・・・・」とか

表紙に書いてある問題集でも、解説は不親切な物が多いようです。

解説を詳しく書けば、解説のページが問題のページの2倍以上必要です。

問題集を買うときは、ここをチェックしてください。