記日きつい思れぐま気 from バンクーバー

2012年4月から妻の海外赴任に伴い主夫業と育児に励む30代男性の日常。バンクーバー関係ないことも多々あります。

さようなら2012年、こんにちは2013年。

2012-12-31 11:59:01 | Weblog
日本はすでに2013年に突入しているようですが、バンクーバーはまだ2012年なので今のうちにこの1年を振り返ったり来年の抱負的なものを述べてみようかなと。

思えば2012年は会社を辞めてバンクーバーに来るというなかなかに激動の年でありました。僕の人生の中で特別な1年になったんじゃないかなあと思います。といっても、移り住んでからこっちはのんびりまったりと主夫をさせてもらい、まあ環境の変化にとまどいを感じたり自分の無能っぷりを実感したりと色々ありましたが、さして大きな事件もなく、後半においては波穏やかな年でもありました。

仲良くしてくれている方達と物理的には離れてしまいましたが、昔と違ってネットでつながっていられるというのは本当にありがたいものだなとつくづく思いました。TwitterやFacebook,LINE等でこれまでと変わらず交流ができ、おかげで寂しくなかったです。ありがとう、みんな!ただ、娘には寂しい思いをさせてしまったなというのはあります。ごめんね。でも新しい友達も出来たし、将来の糧にしてくれたまへ!

そして、バンクーバーや旅先、あるいはネットでの素敵な出会いにも感謝です。願わくば末永く交流させてもらい、今後も色々な刺激をいただければなと思います。特に一回り以上離れた若者達は是非是非積極的に絡んできてくれるとおじさん大喜びしちゃう!逆に僕からもブログやFacebook、Twitterを通して某かの刺激みたいなものを皆さんにご提供できればと精進してまいる所存であります。



上に環境の変化に戸惑いを感じたと書きましたが、同時に新鮮な刺激がかなりあり、新しいもの大好きな僕としてはとても楽しい日々を送らせてもらっております。漫然と過ごせばただただ過ぎて行く日々でしょうが、せっかくのバンクーバー居住のチャンスを活かすべく、全身で刺激を吸収したいところです。そういう意味では少し物足りない(自分の責任ですが)日々を過ごしてしまったなというのが今年の反省。来年はもっと表に出て、色々経験するように心がけたいですね。
そういえば、こちらに来るにあたってやりたいことをリストアップしたのでした。見てみると出来たこともあるけど、出来てないことの方が多いな、、、。もったいないので来年はもっと実現できるように頑張ります!

ということで、2012年もお世話になりました。2013年もこれまでと同様、仲良くしてやってください。よろしくお願いします。


今年最後のおまけ
2012年12月31日現在のiPhoneのトップ画面。来年末もiPhone使ってるのかな。

こうして見ると、Google Mapsアプリのデザインの秀逸さにしびれるなあ。色鮮やかでありながらくどくなく、どういうアプリかすぐ分かるってすごいよね。2013年も楽しいガジェットやサービスがたくさんリリースされますように。

バンクーバーでお食事

2012-12-29 11:29:27 | バンクーバー・雑感
バンクーバーというと「シーフード」というイメージがありますが、間違ってます(断言)。不味いです。東京で美味しい魚介類を食べた人が来て期待して食べたら怒るレベルです。もちろん、お金を払えばそこそこ美味しいお店もありますが、例えば沼津に行って寿司を食うみたいな感覚でどこに入ってもそれなりのモノが出てくると思ったら大間違い。こっちの人は「新鮮なものを食べよう」という発想が根本的に欠けているので仕方ありません。

「じゃあバンクーバー来たら何を食べるべきなの?」という問いに帰結するのは当然の流れなのですが、ざっくり言うと

・中華料理(飲茶)
・肉
・寿司
・プーティーン

この4つじゃないですかね。まだ半年しか住んでないので適当ですが、今のところ僕が聞かれたらこう答えます。飲茶と寿司についてはまた別途じっくり書きたいと思います。


で、今回は肉とプーティーン。
「肉はいいわ、肉だから。プーティーンって何よ?」と思いますよね?思ってください。「あー、知ってる知ってる」って人は読み飛ばしてください。

プーティーンとは。カナダ唯一と言われるローカルフードです。つまり、カナダ発祥の唯一の食べ物、それがプーティーン(プーティンともいいます)。プーティーン専門店まであります。どう?盛り上がってくるでしょ?どんなものかな、美味しいのかな、って思うでしょ?じゃ、写真をどうぞ。



バーン。
「ハンバーガーじゃん。」って思った?その奥にあるなんか色々乗ったポテトフライ、それがプーティーンです。これはそれにさらにちょっとトッピングしてありますが、正式な(?)プーティーンは「ポテトフライの上に押し固める前のチェダーチーズとグレービーソースがかけられたもの」と定義されているようです(詳しくはWikipediaを参照)。僕は先日初めてその存在を知って、つい最近初めて食べました。

見た目どうよって思いましたが、個人的にはアリです。ていうか好きです。次は専門店のを食べてみたいなと思ってます。たまにこういうジャンクなものって食べたくなりますよね。まあ、「よーし、プーティーン食うぞー」っつって食べるものじゃないですが、バンクーバーに来たら機会あれば食べてみてください。最近は日本でも食べられるかもしれないですけど、本場ですから。多分日本で食べる方が美味しいと思いますが、本場で食べることが大切です。(調べたらベッカーズなどで食べられるようです。)
あ、あとハンバーガーはマクドナルドのハンバーガー(いちばん安いやつね)と同じ味しました。これで10ドルとかないわー。お皿の端っこについちゃってるマヨネーズみたいなのはカナダなので気にしてはいけません。気付かないふりしてやり過ごしました。

ところで、お店にはうっかり夕飯で行ったのですが、お年を召された方も結構いらっしゃいました。臨席のご老人は山盛りのポテトを美味しそうに頬張っていましたが、こちらのお年寄りって「さっぱりしたものが食べたいわー、もう盛りそばだけでいいわー」っていうのはないんですかね。あったとしたら何を食べるんでしょう。誰かご存じでしたら教えてください。



そして、肉。
先日、Kegというステーキハウスに行きました。Kegというのはカナダ版Outback Steakhouseという感じでしょうか。思ったより美味しかったのとボリュームがすごかったので紹介したかったってだけなんでサラリと。

ご存知の通り、こちらでは霜降り肉ってあまり評価されず、基本的に赤身。あと、塊。日本みたいな薄いわらじみたいなのもありますけど、それでも厚さが1cm切ってる肉なんてまず見ません。で、オススメってやつを頼んだら出てきたのがこれ。



どーん。拳よりでかい。厚みもあります。



そして火の通り具合が絶妙でした!なんというミディアムレアっぷり!
そして意外に柔らかくて美味しかった!これで30ドル。しかもこのお店、案内してくれるお姉さんのドレスがセクシーなんですよ!残念ながらウエイターさんは普通なので嬉しかったのは最初と最後だけでした。Kegいいわー、また行きたいです。


以上、現場より偏見に満ちたバンクーバー外食事情をお届けしました。ではスタジオに戻します。


にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ←参考になったと思ったらクリックしてね

クリスマスディナーを作りました

2012-12-27 10:46:33 | 料理
クリスマスと言えばクリスマスパーティー!ということで、友人家族を招いてこじんまりとしたクリスマスパーティーを開きました。
24日は朝からずっとキッチンに立って準備。といっても、慣れない料理なので段取り悪くて時間がかかっただけ、という話もありますが。

で、今回作ったものを一部、レシピとともにご紹介。(来年のための備忘録ともいいます。)

まず、クリスマスといえばこれ、クリスマスチキン!




(あまり美味しそうな写真じゃないのが残念ですが、美味しかったですよ!)

参考にしたレシピはこちら→*クリスマスに*ローストチキンレッグ

バンクーバーでは皆さん普通にターキーを焼くようなんですが、焼くの大変だし、第一、ターキーあんまり好きじゃない、、、w
自分たちが美味しいと思うものを食べればいいんです!!人数が多かったのでオーブンで焼きましたが、少ない本数ならロースターを使った方が美味しく焼けました。


続きまして、グラタン。



【材料】
牛ひき肉 100g
トマトソース 300gくらい(市販の物を使いました。自作したこともありますが、材料費の方がかかるので断念。)
ペンネ 適量
ホワイトソース(作り方はこちら→★ホワイトソース作り方★
ピザ用チーズ(今回はチェダーとモツァレラのミックスを使用)

【作り方】
1)ひき肉を炒め、火が通ったらトマトソースを投入してミートソースを作る。
2)ペンネをたっぷりの塩水で茹でる。固さは普通に食べられる固さまで茹でてOK。
3)グラタン皿にミートソースを敷き、ペンネを並べ、その上にさらにミートソースをかける。
4)上からホワイトソースをかけ、最後にチーズをのせてオーブントースターで焼く。チーズが溶けて少し焦げたら完成。

適当に作ってみたのですが、我ながら美味しかったです。


そしてブッシュドノエルも作りましたよ!



参考にしたレシピはこちら。
ロールケーキ部分→ふわふわココアロールケーキ
チョコレートクリーム部分→簡単クリスマスケーキ、ブッシュドノエル(AllAbout)

でも失敗しちゃったんですよね、、、。ココアロールケーキは上手にやらないと気泡が潰れてしまうというのは知っていたのですが、多分小麦粉の混ぜ方が良くなかったのとココア入れてから混ぜ過ぎたのが敗因と分析しています。失敗すると、スポンジの一部が固いゴムみたいになってしまい、食感が悪くなってしまいます。悔しい、、、!でも味は良かったので、めげずにまたチャレンジしたいと思います!ちなみに、予行演習として同じ方のレシピで普通のロールケーキも作ってみたのですが、こちらはとても美味しくできました。レシピが悪いんじゃない、僕の腕が悪いんです。次は頑張る!



他にもサラダやらオニオンスープやら作ったのですが、写真を撮っていないので省略。これらに加え、オードブルにスモークサーモンやサーモンチャンク(クラッカーにのせて食べます)、オリーブなどのオードブルをWhole Foodsでゲットしたら、それなりに見栄えのする食卓になりました。美味しいお酒と美味しい食事、楽しい会話でとても楽しいクリスマスイブになりました。
子ども達には15ドルくらいの予算でプレゼントを選ばせて、プレゼント交換をしました。お互い、アクセサリーを作る系のものになりました。やはり女の子ですからそうなりますよね(笑)

来年も楽しいクリスマスが過ごせますように。

大雪の影響

2012-12-20 09:50:29 | バンクーバー・雑感
昨日は夜中から降り始めた雪が昼過ぎまで降り続き、バンクーバー市内に多くの影響を及ぼしました。

まずそもそも、「除雪ってなんですか?」という感じで除雪した気配なんて微塵も感じさせません。大通り沿いだろうが歩道に関してはそのまま雪道を歩く感覚です。みんな車で移動するから歩道の除雪に誰も必要性を感じないのでしょう。たまに(本当に稀に)家の前だけ雪かきしてくれてる家庭があり、とても嬉しかったです。







結果、予想通りですが車のスリップ事故が多発。幸か不幸か僕は遭遇しませんでしたが、坂道が多いところではスリップして動けなくなった車が道をふさいでいたり、あるいはバスが交差点内で動かなくなったりと大渋滞を引き起こしていました。おかげで小学校の送迎にも支障をきたしたようで、終業時間を過ぎても親が迎えにきていない子達が溢れていました。UBCで研究をされているMさんの話では、UBCまで通常なら10分程度のところが2時間近くかかったとか。やはり雪の日は車で動かないのがいちばん!と思ってしまいました。


今回の雪はいわゆるぼた雪で、重たく湿った雪の重みに耐えかねて木が折れるという事故も多発したようです。通学路でも幹周りが2mくらいある大きな木が倒れたあとがあり、チェーンソーで小さく切って運び出しているところでした。また、枝が折れるのはそこら中で頻発しており、かなり太い枝が根元からぼっきりいっているのはなかなか見応えがありました。台風でもなかなかこうはいくまいて。







小学校の校庭にある木も雪で大きくしなっていて、木の下を通らず迂回するように先生達が外に出て誘導していました。寒いのにご苦労様です。




バンクーバーではここまでの雪は滅多にないということで、1年目にしてなかなかできない経験ができて嬉しい限りです。でも寒いし大変だからもういいです、お腹いっぱい。ごちそうさまでした。


にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ←参考になったと思ったらクリックしてね

雪だー!

2012-12-19 11:49:51 | バンクーバー・雑感
朝起きたら、雪が積もってました。そしてまだ降り続ける。「北国だから別に雪なんて珍しくないでしょ」って思うかもしれませんが、バンクーバーは地中海性気候のため緯度(択捉島と同じくらい!)に比べて暖かく、雪もそれほど降らないのです。そんなわけで、ほとんどの車はスノータイヤをはいておらず、4シーズンタイヤというのでごまかしてるというのが実態です。それでもスーパーには雪を溶かす塩なんかが売ってたりして、東京よりは雪対策はできてる模様。

そしてこんな日は運転はなるべくしない方がいい、特に裏道は絶対に、とカナダ人のお友達に言われました。自分の車がスノータイヤをはいてどんなに気をつけて運転していても、滑って突っ込んでくる車は避けられないからもらい事故の可能性がある、と。それは怖い。こちらは無鉄砲な運転をする方が多いし裏道は除雪をしないからめちゃめちゃ。確かにやめた方が良さそうです。

そんなわけで、娘と歩いて学校に行くことにしました。最初は雪にテンション上げ上げだった娘も、10分も雪中行軍を続けたら「疲れたー」と。そらそうだ。すでに5cm以上積もってるもんね。しかも道は除雪もされてなければ踏み固められてもいないし。だが頑張れ、八甲田山の二の舞になりたくなければ歩くしかないのだ!と奮い立たせて歩くこと40分弱。ようやく到着。始業時刻と同時の到着でしたが、クラスにはまだ娘含めて4人しかいませんでした。全部で20人くらいいるクラスなんですがねえ。











帰りはのんびりと写真を撮りながら帰ってきました。楽しかったです。今は暖かいココアを飲みながら一息ついているところです。外はまだ雪がしんしんと降っています、、、。またこの中お迎え行くのはちょっとやだなあ、、、。











おまけ
どうしても運転しないといけない人はこちらをチェック→
バンクーバーで雪が降った日、運転の注意点(バンクーバーで起業したけど、何か質問ある?)
長くバンクーバーに住んでいる引っ越し屋さんのブログ。ブログも知らないことがたくさんで面白いのですが、ご本人と話すとめっちゃ面白いです。


おまけ2
近所のマンションの前にいたミニ除雪機。かっくいー。



にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ←参考になったと思ったらクリックしてね

Festival of Lights!

2012-12-14 10:50:38 | バンクーバー・雑感
バンクーバーのクリスマスイベント報告レポ第四弾!今回はVanDusen植物園で開催中のイルミネーションイベント、Festival of Lightsに行ってきました。

GoToVanの情報によると、駐車場に入れない車で周囲が渋滞するくらい人気、ということなので、子連れのこちらとしては駐車場確保は最優先事項としてかなり早く到着いたしました。ここ、駐車料金無料だし。どれくらい早く到着したかというと、学校終わってそのまま向かったので15:20くらいには到着。早過ぎるように思うかもしれませんが、日没が16:00頃なので安全圏を考えるとこんなもんかな、と。でも実際には16:00を過ぎても駐車場に空きはありましたので、平日なら16:20くらいまでに行けば大丈夫なんじゃないかなあと思います。

車の中で防寒体制を整えて、本を読んだりしながら時間を潰し、辺りが暗くなったのでいざ出陣。料金は娘と二人で24ドルくらいと少しお高め。でもその価値はありましたよ!写真をたくさん撮ってきたのでご覧ください。









































































写真はD7000で撮りました。ISO3200に設定したので、手持ちでもなんとかなります。やはり良いカメラは違うね!一応三脚も持って行ったのだけど、娘もいたし往来もそこそこあり、三脚広げてのんびり撮るって感じではなかったです。一人だったら場所を選べば問題ないと思いますが。
僕が撮った写真では伝えきれないくらいキレイなので、この時期にバンクーバーにいらっしゃる方は是非とも行かれることを強くオススメいたします!

おまけ1
夏の昼間のVan Dusenはこんな感じ→VanDusen植物園

おまけ2
その他のバンクーバーのクリスマスイベントを紹介したエントリーも見てね!
バンクーバーのクリスマスイベント一覧


にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ←参考になったと思ったらクリックしてね

クリスマスツリーで寄付を募ります

2012-12-13 13:30:44 | バンクーバー・雑感
バンクーバーのクリスマスイベント第三弾!Vancouver Festival of Treesに行ってきましたよ。前のエントリーにも書きましたが、企業や団体が協賛して色々なクリスマスツリーを展示し、一番気に入ったものを寄付金と一緒に投票してもらう、というもの。集まった寄付金はBC Children's Hospital に寄付されます。こういう寄付を増やすことを目的としたイベントを「ファンドレイジングイベント」というそうです。見る方も楽しい気持ちになるし、いいですね。







娘と1つ1つ眺めながら、「キレイだねー」とか「あっ!○○が飾ってある!」と言って見て回りました。

































最後に投票。封筒に投票用紙と寄付金を入れて箱に投入。



そして願い事をオーナメント型のカードに書いてツリーに吊るしておしまい。娘に何をお願いするかきいたところ「パパもママもみんな死なないのがいい」と。かわいいじゃねえか。なので家族の健康を祈っておきました。



無料で見られるので、時間があれば是非!そして入場料のつもりで寄付してみたらいかがでしょうか。


おまけ
その他のバンクーバーのクリスマスイベントを紹介したエントリーも見てね!
バンクーバーのクリスマスイベント一覧


にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ←参考になったと思ったらクリックしてね

日常的な寄付活動が根付く文化

2012-12-12 10:20:56 | バンクーバー・雑感
よく欧米は寄付文化が根付いていると言いますが、こちらに来てからそれを心から実感しております。小学校では以前にテリーフォックスランというイベントがありましたが、父母会のミーティングでも「もっと寄付を積極的にやるプログラムを!」なんて声が上がるほど。それも、ただお金をあげるというだけではなく、「子ども達に、なぜ彼らは寄付が必要なのかというのを授業に組み入れて、その上で寄付を募ってはどうか」とかそういう大真面目な話に展開しております。素直にすごいなあ、と。

クリスマスも近く、それにちなんだイベントも開催されております。ホテルのロビーなどに色々な企業や団体が協賛してたくさんのクリスマスツリーを飾り、いちばん気に入ったクリスマスツリーに投票すると同時に寄付をするVancouver Festival of Trees(寄付先はChildren's Hospital、子ども専用の病院)なんかみんなが幸せになれてとても素敵だと思います。こちらも見学に行ってきたので改めてレポを書きますね。






で、本日はホリデーハンパーという寄付活動のお手伝いに行ってきました。
ホリデーハンパーとは、貧しくて恵まれない子どもがいる家庭にクリスマスプレゼントを贈ろう、という試みで、各クラスに割り当てられた家族がいます。もちろん住所などは伏せられていますが、子どもの名前、年齢、性別と、彼らのウィッシュリストが貼り出され、それを見てあげたいものを選んでプレゼントします。基本的には食べ物、子どもの服、オモチャなどがリストアップされています。ただし、食べ物は賞味期限が切れてるものはダメよ、とか、英語の説明がついていないもの(移民の国ならではですね)も遠慮してねとか色々と制限があります。

今回、娘のクラスの割当家族は5歳と7歳の男の子のいる家庭。欲しいものは、
・スーパーのギフトカード
・服
・オモチャ(ポケモン、ベイブレード、Ninjagoのレゴ)
ということでした。オモチャの指定細かいなあとも思いましたが、子どもに罪はないし、サンタさんに頼めないならここに頼るしかないもんね。ギフトカードは、ちょっと換金されちゃうんじゃないかという心配もありますが、生鮮品を買うのにはやはりこういうものの方がいいんでしょうね。

で、娘に「お金がなくてご飯や欲しいものが買えないお友達がいるんだけど、何をあげたらいいかな?」と相談したら、「うーん、やっぱり、オモチャかな!」とおっしゃるのでポケモンのオモチャを買ってきましたよ。トイザらスでベイブレードにするかポケモンにするか迷ったのですが(レゴは高いから却下!)、兄弟二人で遊べそうなものということでポケモンのカードセットにしておきました。眺めたりなんか適当に遊び方を考えつくだろ、子どもだし。

で、他のクラスメイトからも集められたプレゼントを仕分けして袋詰めするのが今回のお仕事。
「期限切れのものを入れるやつなんているのかよ」と思いながらもちょっとドキドキしてましたが、幸いにもうちのクラスには誰もいませんでした。でも他のクラスは結構たくさんいた模様。うーん、やはり寄付に対する立ち位置は人それぞれなのねえ。
そして、リストにそったものはほとんどありませんでした(笑)僕がトイザらスで小一時間悩んだ時間はなんだったんだろうというくらいみんな自由。ギフトカードは皆無で、鬼のようにパスタとマッケンチーズが入れられてたり、韓国海苔なんて食わねえだろうとか、小麦粉は使い勝手いいだろうけど10kgってすごいねとか突っ込みどころ満載で、それだけで手伝いに行ったかいがあるってなもんですよ。オモチャもご希望にそったものは僕の他に1つ、ポケモンのフィギュアがあっただけ。あとはスターウォーズやらスポンジボブやらどう見てもそれ女の子向けだろというものやら使い古したものやら。うん、大切なのは気持ちだけど、その使い古しのオモチャに気持ちはこもっているのかい?うちの学校はお金持ちが多いはずで我が家は貧乏な部類のはずなんだがなあ。


左の青い箱と真ん中の青い箱・オレンジの箱は全てマッケンチーズです。大好きだなおい。


自分のラッピング技術の限界を見た orz

ということで、冒頭に書いたように文化として根付いてはいるのですが、寄付の精神はどこにあるんだ!と問いたくなるような部分がないでもないなあと思わずにはいられませんでした。まあ強制されるものでもないし、寄付してもらっておいて文句を言うものでもないですけどね。ちなみにこの寄付の精神が行方不明になっている理由の1つには、移民(特にアジア系)が多いからかな、と推測しております。そういう文化を持たない国から来た方からすると、あまり積極的ではないのかもしれません。「○○からの寄付」とか書いてあるわけではないのでわかりませんけどね。いずれにせよ、子ども達はずっとこちらに住み続けるのであればしっかりと寄付の習慣を身につけてもらいたいなと思いました。


おまけ
ちきりんさんの本、「世界を歩いて考えよう」の中で「アメリカなどは小さな政府志向だから、富の再配分は政府を通じてではなく寄付によって成り立つ」みたいなことが書かれています。それはそれで一理あるのですが、カナダの場合、福祉の充実がすごいです。医療は無料だし(歯医者は高いけど)、炊き出しもやってます。生活保護もちゃんと貰えます。その分、税金は高いですけどね。それでも寄付が日常に根付いているのはカナダの凄さだなあと感心せざるをえません。カナダ、ええとこやで。

社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!
大和書房



にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ←参考になったと思ったらクリックしてね

クリスマスマーケットに行ってきた

2012-12-06 14:18:25 | バンクーバー・雑感
バンクーバーのクリスマスイベント体験レポート第二弾!ダウンタウンで開かれているクリスマスマーケットに、同じマンションに住んでいる日本人の方と一緒に行ってまいりました。

入り口で入場料$5を支払い、入るとすぐにカルーセルがぐるぐるしています。



子ども達「うわぁ、、、(目がキラキラ)」

、、、ですよねえ。ということで、チケットを購入して乗ります。回転、速いっす。ディズニーランドとかのカルーセルをイメージしてるとやられます。しかも長い。ちょっと酔いました。

続いて、手作りのオーナメントや小物を売っているお店へ。ここ、基本的には撮影禁止だそうです。でも、オーナメント1つ1つを撮るのではなく、全体を撮るならOKということで、ご許可をいただいて撮影。でも店員さんによってはダメというスタンスらしく、違う店員さんに見咎められて文句言われたり。めんどくさー。おそらく、デザインの流出防止なんでしょうから仕方ないんですけどね。
流出阻止を企むくらいですから、実際にどれも素晴らしい出来栄えです。少し高いけど。1個$7~15くらいします。でもね、本当はもっと寄って撮りたいくらいにすっごく素敵です。見るだけでも行く価値ありますよ。













お土産に、お香の台を買いました。中にお香を置くと、煙突から煙が出る仕様。すごくかわいくてつい勢いで買ったのですが、実はお香を焚く習慣がないんですよねえ。まあいいや。



先の手作りオーナメントのお店の他はいくつか屋台があるくらいなので、じっくり見ても1時間もかからないくらいで回れますが、なかなか楽しいので機会があれば是非いってみてください。本当は屋台の食べ物も色々試してみたかったのですが、雨が結構降っていて食べながら歩ける感じではなかったので諦めました。ドイツのソーセージが美味しいらしいので、次に行ったときは食べてみたいなと思ってます。










子ども達の吹奏楽演奏会も開催されてました。寒くて手がかじかまないか心配。


おまけ1
帰りにマーケットの近くにあるラーメン屋さんに行きました。
JINYAというところで、個人的にはバンクーバーでいちばん美味しいと思うラーメン屋さんです(日本の美味しいラーメン屋さんと比べると普通なんですが)。他に有名なお店ではえぞ菊と金太郎がありますが、えぞ菊は高いし店員がえらそうで嫌い。金太郎は全てが大雑把。なのにどちらもすごく並びます。あと金太郎のすぐそばに元町食堂というところがあり、こちらは美味しい(塩ラーメンは最高)のですが店員の感じ悪さがサイアク。行くならJINYAですよ!




おまけ2
その他のバンクーバーのクリスマスイベントを紹介したエントリーも見てね!
バンクーバーのクリスマスイベント一覧


にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ←参考になったと思ったらクリックしてね

サンタパレードに行ってきた

2012-12-04 19:47:51 | バンクーバー・雑感
12月2日に行われた “Rogers Santa Claus Parade” を見に行ってきました。激しく交通規制が行われるため車で行くと大変なことになるので、近所の駅に隣接しているショッピングセンターに車を駐車し、そこから電車で行きました。開始の1時間前に着いたのですが、すでに結構な人が道沿いで場所取りをしています。そしてあいにくの雨。寒い上に雨。がっつり防寒具を着込みその上にレインコートを着てきたけど、雨の中座り込む根性はありません。なので、道沿いの屋根があるところに陣取りました。ここからなら道から距離が少しあるけど前に歩道があるわけじゃないし、よく見えるはず、、、と思ったら、歩道があるわけじゃないのに道沿いに人が並び始めてしまった、、、。おかげであまりよく見えませんでした、、、。大失敗。



しかも場所がスタート地点から少し離れていたので、実際にはパレードの先頭が来たのは開始時刻を20分過ぎてから。子連れで待つ1時間半は長かった、、、。あまりに準備不足でした。次回以降行かれる方はもっとしっかり準備をして行かれることをオススメいたします。(準備内容については下の「おまけ」を参照ください)

でも、パレード自体はなかなか見応えがあって楽しかったです。地元の企業や団体が協賛していて、とにかくフロートや楽隊の数が多い!撮った写真から数えたら、ざっくりですが50前後ありました。なので全部が通過するまで1時間半くらいかかります。さらりと一部をご紹介。


バンクーバー警察。普段は馬には乗らず、パトカーで巡回しています。


消防車?


なんだかわからないけど嫌いじゃない。


West Jet(カナダのLCC)。一度乗ってみたいです。






法輪功!バンクーバーのパレードに出てくるとはびっくりしました。さすが中国人が多いだけのことはあります。








バンクーバーが本拠地のNHL(アイスホッケー)のチーム、カナックス。青いサンタコスチュームのおねえさんは素敵だが、マスコットは歯がかわいくない。


「降雪機を積んでるのか、すごいなー」と思ったら、泡でした。雪っぽいけど、泡。


なんかのキャラクターらしいけど、DCカードしか思い浮かびませんでした。(←若い人にはわかるまいw)


トイザらス。あまりおもちゃ屋さん感が出てないのが残念。


Samsung。雪だるまがスマホ持ってます。




Breakfast Televisionのフロート。よくわからないけど、朝の情報番組?

あまりに多くて長くて、娘は途中で疲れてしまっていました。それでも最後にサンタクロースが登場するとやっぱり嬉しそうでした。「あれ、本物?」と聞かれたので、「もちろん本物だよ!」と言っておきました。子どもの夢は壊さないようにしないとね。





このあと、サンタさんと一緒に写真が撮れるイベントがあるようでしたが、これからさらに並ぶ根性はないので撤収いたしました。結構疲れましたが、外国らしいイベントが見れてお父さんは満足でした。来年は、、、もういいかな(笑)


おまけ1
GoToVanのFlickrにもっと近くで撮った素敵な写真がたくさんアップされているので、ご興味ある方はこちらもどうぞ。


おまけ2
今後行かれる方向け、準備内容リスト
・かなり底冷えしますので、防寒をしっかり。下半身も忘れずに。僕は暖パンの下にヒートテックを着込みました。
・温かい飲み物も魔法瓶などに入れて持ってくればなおよし。近くにはスタバなども出店していますが。
・サイトにもありますが、視界を遮らないために傘はNGです。レインコートも忘れずに。
・ただし、始まるまでは関係ないので、傘も持ってきておくことをオススメします。
・最前列でご覧になりたい方は、1時間以上前に到着するようにしましょう。なんか色々配ってて、最前列にいるとよく貰えたりします。
・上にも書きましたが、とにかく長いです。できれば折りたたみのキャンプチェアーなどを持ち込むとじっくり見られます。
・交通規制をしていて、近くに車では近づけませんし、駐車スペースなんて全然ありません。バスも動かない恐れがあるので電車を上手く使いましょう。

おまけ3
その他のバンクーバーのクリスマスイベントを紹介したエントリーも見てね!
バンクーバーのクリスマスイベント一覧


にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ←参考になったと思ったらクリックしてね

Kindle Paperwhiteが届いた!

2012-12-01 19:20:58 | カメラ&ガジェット
アメリカでまず発売していたKindle Paperwhite、カナダでは未だ発売開始の予定はありません。カナダはKobo(楽天で有名なアレ)の本拠地なので、お国が保護するために型落ちのKindleしか発売を許可してないんじゃないかと勘ぐってますが、とにかく売っていません。なのに日本では早々に発売開始して、おまけにアメリカより安く手に入るとか絶対おかしい!と憤っておりますです。とりあえず僕のはアメリカにいる知人に頼んで取り寄せてもらい、ようやくゲットいたしましたよ。長い道のりでした。

で、以下とりあえずちょろっと使ってみた感想。

【重さ】
スペック云々は事前に調べて十分承知しておりましたが、やはり軽いですね。iPadと比較すると天と地であります。そらそうだ、重さ1/3だもんな。これならカバンに入れておいても邪魔になりません。

【読みやすさ】
Kindleは電子ペーパーといって液晶とは異なる表示方式をとっています。電子ペーパーの良さは、液晶と違ってそれ自体が発光しないので、印刷物と同じように読めること。この辺は個人の感覚ですが、個人的にはとても読みやすくて気に入っています。文字のサイズや行間を調整できるのもいいですね。サイズも文庫本と同じくらいで、大きすぎず小さすぎず、ちょうどいい感じです。読みやすさとは離れますが、バッテリーもタブレットやスマートフォンに比べ圧倒的に長持ちで、1ヶ月くらいなら充電しなくても大丈夫、という話です。まだ今日届いたばかりなので実際のところはわかりませんがw

【Paperwhiteの特徴】
ここまでは従来のKindleでも得られるメリットでした。ではなぜわざわざPaperwhiteを購入したのか。それは従来のKindleとKindle Paperwhiteが大きく異なる点として、バックライトがあります。従来のKindleは本当に印刷物と同じで、光源がないと読むことができませんでした。しかしPaperwhiteはバックライトがあるため、光源がない暗いところでも自然に読むことができます。しかも、液晶と違って眩しくないので目が疲れる感じがしません。地味に素敵な機能なのであります。

【デメリット】
万能に見えるKindle Paperwhiteですが、電子ペーパーのデメリットとして避けられない白黒反転があります。これはその特性上、新しく表示する際に(基本的に)全面を一度真っ黒にしてから真っ白にして、それから表示する、というもので、Kindleストアで購入した小説を読んでいると5ページに一回これが発生します。5ページに一回のこれを多いと見るか少ないと見るか、またそれ自体をどう受け止めるかでまた好みが分かれるところなのですが、個人的には特に気になりませんでした、5ページに1回程度ならば。これは、Kindleストアで購入した小説の場合、文の表示領域が限定されているため、全面が反転しないことによります。(←気のせいでした、全面反転します・12/4訂正)ところが、自炊した本の場合、毎ページ全面が反転します。これは正直うざい。おそらくマンガもこうなることが予想され、ちょっとKindleで読むのはしんどいなあという感じです。

【ウェブ閲覧】
また、ウェブの閲覧も一応できるのですが、本を読む際はほとんど気にならないタッチパネルの感度も、ウェブ閲覧時はかなり気になります。ていうか使えない。さらに、文字が小さいので拡大しようとするといちいち表示しなおすのでかなりストレス。スクロールものろく、使い物にはなりません。Wikipediaのようにテキスト主体のサイトでも読むのはかなり辛いです。

【その他】
そうすると、本を読むしか用途がない、ということになってしまいますが、ここで"Send to Kindle"というアプリケーションが登場します。これはAmazonがリリースしているもので、ウェブサイトのテキストをKindleで読める形にし、そのままKindleにダウンロードできるというものです。ブラウザに組み込むことができるので、ちょっと長い記事などはこれを使ってKindleに送っておいて、後で読むことが可能になります。個人的にはこれは重宝しそう。PCからだけでなく、iPhoneやiPad、Androidからも送ることができます。この場合はReadabilityというアプリをインストールすることで使えるようになります。iPhoneでなんとなくブラウジングしてるときに、長くてじっくり読みたいサイトなんかはこれを使えば少しラクに読めるようになるかな、と期待しています。(iPhoneでのReadabilityの使い方はこちら

【総括】
ということで、本読みには重宝しそうなオモチャでありますが、マンガが読みたいとか違う用途でも使いたいという方は避けた方が良さそうです。自分としては楽しいオモチャを手に入れてとても気持ちが盛り上がっております。
残念ながらまだKindleストアのラインナップが物足りない感じなので、各出版社におかれましては一刻も早く紙の本を全て電子書籍化していただきたくお願いしたい所存です。また、願わくば価格ももう少し下げていただけるとありがたいですね。できれば紙の3~5割引きくらいでご提供いただけるとありがたいですねえ。

電子書籍の価格については、こちらのエントリーが興味深かったです↓
More Access,More Fun! 【別の視点から・・】出版社の復活は電子書籍の「戦略的」値下げをしないと始まらない


【おまけ】
なお、マンガや違う用途に使いたい場合は液晶タブレットをオススメいたします。7インチのが現在各種入り乱れて楽しくていい感じです。Kindle Fire HDというのが同じくAmazonから出ていますし、またGoogleから出たNexus7というのも大変評判がいいのでこれらを候補に入れてみるといいかもしれません。あ、もちろんiPad miniもね。ちなみにiPad miniは1年以内にRetinaディスプレイ(より高精細な画面)で新しいCPU搭載のが出る可能性がありますが、店頭でちょっと触ってみた感じでは画面の粗さや反応速度はそこまで気になりませんでした。こういうのは待ってるとキリがないので欲しいと思った時が買い時ですよ!