記日きつい思れぐま気 from バンクーバー

2012年4月から妻の海外赴任に伴い主夫業と育児に励む30代男性の日常。バンクーバー関係ないことも多々あります。

livedoor Blogに引っ越しました

2013-09-27 12:01:03 | バンクーバー・雑感
引っ越し先

丸8年お世話になってきましたgooブログからlivedoor Blogに引っ越しました。理由といたしましては一も二もなくgooブログが使いづらいことでありまして、ずっと引っ越したいなと思い続けておりましたが引っ越し作業もなんとなくめんどくさそうとかきっかけをつかめずズルズルとここまで来た次第であります。

何が使いづらかったのかというと、いちばんはgooではiframeタグが使えない、ということ。使えないと何が問題かというと、YoutubeやGoogle Map、Amazonアフィリエイトを貼ろうとしても簡単に貼れないんですね。なのでわざわざタグを変換させて使ってきたり諦めたり。まあそんなに頻繁に貼るものでもないし、変換作業もものすごく手間でもないというのがここまでズルズルきた理由でもあります。
他にも気に入らないところはちょこちょことあるのですが、まあさほど大きく影響する話でもないのでここでは割愛。ただ積み重なったものがある、というところではあります。

で、今回なぜ急に引っ越したのかと申しますと、livedoorでドメイン無料開放というのをやってまして、"ogasin.blog.jp"というシンプルで素敵なURLを取得できてしまったので「じゃあ引っ越すか」と。きっかけはいつも突然に。そんな理由でございます。もちろんlivedoorではiframeタグもちゃんと使えます。ていうか使えないのがそもそもありえない感じなんですけどね。

とはいえ、使ってみたらlivedoorが鬼サイアクとかそういうリスクもなきにしもあらずなので、当面はgooの方も残しておく次第であります。ただし更新はlivedoorにしぼってやっていきます。

そんなわけで、これからも細々と更新していく所存でございますので何卒よろしくお願い申し上げます。


なお、当初懸念しておりました引っ越し作業ですが、驚くほど簡単かつ呆気なく完了いたしました。驚くほどっていうか驚きました。コメントにタグの名残が残ってたりしてますが、コメントまで引っ越せただけで満足なので文句は言うまい。いやしかしすごいですね。大したもんだ。

あと、地味にタイトルを変更しました。
前は自分で見つけやすいように逆読みにしていた(記日きつい思れぐま気)のですが、URLが簡単になったことだし普通にしました。 また気が向いたらもう少しまともな名前に変更するかもしれません。

引っ越し先

バンクーバー事件簿

2013-09-18 11:13:02 | バンクーバー・雑感
バンクーバーでの生活も早1年半が経過し、大抵のことでは驚かなくなってきたのですが、びっくりすることが三連発あったので記録として。

その1:コイン詰まり事件
プールのロッカーはクォーター(25¢硬貨のこと)を入れて鍵をするんですが、たまたま使ったロッカーが壊れていてコインが詰まってしまいました。なんだよーってんでドンドンと叩いたりしてたらそばにいたおじさん達が声をかけてくれて、事情を説明したら「コインもう1つ入れてみたら?」と。でももう持ってなかったので「ないんだよねー」って返したら「じゃあ俺の使えよ」ってんで財布からコインを出して、追加で入れてくれました。いやー、無理でしょーと思ったんだけど親切でやってくれてることだしありがたく見てたらやっぱり詰まりました。あーあ。他のおじさん達も鍵で中をガシャガシャやってみたり叩いたりとしてくれたんだけど詰まりは解消せず。仕方ないのでもう水着に着替えちゃってたんだけどスタッフのところに行って伝えました。そしたら
「じゃあ別のロッカー使えば?」って。
え?あれ?僕のクォーターはどこ行っちゃうの?返してもらえないの?もう持ってない旨を伝えたら「えー、ホントに持ってないのー?」って。いやさ、よしんば持っていたとしてもだ、それはおかしいでしょうよ。結局スタッフがコインをくれて、他のロッカーを使うことになりましたがなんだか釈然としませんでした。


その2:クォーターちょうだい事件
なんやかやあったものの小一時間しっかり泳いでロッカールームで着替えてたら、おじさんが別のおじさんにロッカーに使うクォーターをせびってました。まあ、ちょいちょいいるんですよ、「あー、俺クォーター持ってねーやー、誰かくれない?」ってお願いしてる人。僕も前にちょうだいって言われたことあります。あげました。
でもそのおじさん、ほとんど恐喝まがいでせびってました。「俺さ、クォーターないんだわ。くれない?わかるでしょ、クォーター。くれよ、な。」って。いやいや、お願いの仕方ってものがあるでしょって思いながら眺めてました。あげるほうのおじさんも「もー、しょうがないなー」って感じで渡してました。当事者じゃないし別にいいんだけど、なんか色々びっくりしました。


その3:どいてちょうだい事件
娘を迎えに行って、道路脇のちょうど駐車禁止区域との境のところに車を停めました。まだ少し時間があったので車の中でぼんやりしていると、後ろに車が来て駐車しようとしています。「あらら、そこは駐車禁止区域なのになー」と思って眺めてたんですが、おじさんは気にすること無く停めて車を降りようとしてたので、親切心で僕も車を降りて声をかけてあげました。
「そこ、駐車禁止区域ですよ」って。そしたら、
「じゃあ、そこどいてくれない?」って。
え?なんで?俺が?どうして?あまりにびっくりし過ぎて、罵声を浴びせることもできず、"No way"(無理ぃー)と返事するのが精一杯でした。後から考えたら「バカなの?」の一つも言ってあげれば良かったんですが、人間、びっくりし過ぎると思考停止しますね。相手してても無駄だと思ったので車に戻ってまたぼーっとしながらミラーで後ろを見たら、おじさんは
「車いつ動かしてくれるのかなー」ってハンドル握りながらこっちを見つめて待ってました。
ないわー。100%ないわー。でも僕は優しいのでシートをバタンと倒して動かす意思が全くないことを示してあげました。おじさんもさすがに諦めて少し離れた場所に停めに行ってました。前の2つのびっくりが打ち消されるくらいの特大のびっくりで、今日はびっくりの猛打賞だなと。広島カープのCS進出を祈りながらそんなことを考えました。おしまい。

野生のシャチを見てきました

2013-08-21 18:43:19 | バンクーバー・雑感
ホエールウォッチングツアーに参加して野生のシャチを見てきましたよ。

とても久々のブログ更新になりました。書きたいことはたくさんあるんですが、なんかモチベーションが上がって来ず。ただ、今回はどうしても書きたかった!この喜びを誰かに聞いてもらいたかった!ということでツアー体験記、始まります。


ホエールウォッチングといえばアメリカに住んでいた子供の頃に両親に一度連れて行ってもらったのですが、荒れ狂う海で激しい船酔いの中、遠くの方で潮を噴いたのが見えたとか見えなかったとかそんなレベルでした。そのトラウマもあってホエールウォッチングツアーに良い印象を抱いてなかったのすが、なんでもこの時期のビクトリア周辺にはシャチの家族が定住しているので98%くらいの確率で見られると知り参加を決意しました。

参加したのはEagle Wing Toursというところ。ビクトリアから出るツアーは腐るほどあるのでどこが良いか調べていたら、Yelp(海外の口コミサイト)やトリップアドバイザーでも評判が良かったことからこちらに決定。コメントには「他のツアーを調べる必要なし!いますぐ予約して!」とか書いてあって、これは期待が持てるなと。

ところでこのツアー、他のところが$100未満の料金が多い中、$125と強気の設定。その根拠は
・他社が3時間のところ、EWTは3時間半。つまり、より遠くまで行くことができます。さらに、ツアースケジュールを詰め込んでないので、延長することも気にしません。なのでちょっとした嬉しいハプニング(通常より遠くで珍しいものに遭遇できることが判明、とかね)が発生すると、乗客の都合を聞いて問題なければ突っ込んじゃいます。実際、今回参加したツアーでは結局4時間半の参加となりました。お得!
・シャチの群れが見られる確率はとても高いとはいえ当然見られないということもありえます。そこでもし見られなかった場合には20%の返金、または次回無料という保証がついてきます。20%返金されれば他社と大差ないので、まあいいかという気持ちになれますね。

ツアー開始30分前にFisherman's Wharfにあるツアーデスクに集合し、支払いをしてしばらく待ちます。15分前に説明開始。まず防寒具が渡されます。僕は寒がりなので防寒対策はばっちしだったのだけど、せっかくなので用意してくれたものを着用しました。ボートはかなり速く、海上の風はとても冷たいので防寒具は必須です。貸してくれる防寒具はパンツとジャケット、手袋、帽子、あと風よけのサングラス。ジャケットは救命具を兼ねているそうです。必要に応じて防風仕様のブランケットも貸し出してくれます。全て料金内。

防寒具のサイズ合わせが済んだら当日のツアーの説明。どこで何を見る予定か、ざっくり教えてくれます。説明してくれたのはツアーのキャプテンであり海洋学者のジェフ。貫禄があってダンディなおじさんです。あと同じく海洋学者のおばちゃんも同行します。二人ともとても親切丁寧にわかりやすく解説してくれたのでとても面白かったです。時々何を言ってるのかわからなかったけど。参加する際は事前にシャチやクジラについてWikipediaで勉強しておくと、より楽しめると思いました。



この日の予定ではHumpback whale、ザトウクジラが確認されているのでそれを見て、そのあとアザラシやセイウチの群れを見てからシャチの群れを見に行く、という説明がありました。

そしていざ出発。外洋に面していないので波は穏やか。普通の人ならまず酔わないレベルでした。船酔いしやすい僕は酔い止めをがっちり飲んでいきましたが。




激しい波しぶきをあげながらボートは海上を疾走します。マジで寒いです。

20分ほど行ったところでザトウクジラの親子に遭遇。ブシューって潮を噴きながらゆったりと泳ぐ姿に大興奮!





ところでカナダの法律ではシャチやクジラに100m以上近づいてはいけない、ということになっています。ただし、止まっているところに向こうから近づいてきた場合は別。そこで問われるのがキャプテンの腕です。いかに進路を予測し先回りするか。上手くいくと本当に至近距離で見ることができます。ちなみにアメリカではその距離が200m以上ということなので、カナダで見た方が間近で見られるチャンスは多そうですね。




My双眼鏡でしっかり観察。

しばらくザトウクジラを追いかけまわし、写真を撮りまくります。こんなでっかいのと一緒に泳いだらどんな気分なんだろうなあと夢は膨らみます。


深く潜るときはこのように尾を水面に出して急潜行します。

ザトウクジラとお別れしたあと、ジェフから報告と相談が。近海に住んでいるシャチはResidentと呼ばれる定住型のシャチなんだけど、少し遠いところにTrangientと呼ばれる回遊型のシャチの大きな群れが来ていることが判明した。ただ、前者は近くなのでアザラシ達も見ることができるけど後者は遠いのでアザラシは諦めなければいけない。さあ、どっちをとる?と。
なんという究極の選択!!ただこれにはさらに条件があり、前者はアメリカ領海内にいるので200mまでしか近づけない上に群れの頭数は6頭、後者はカナダ領海内なので100mまで近づけ20頭。これで心は決まりました。ほぼ満場一致でTrangientを追いかけることに。(アザラシが見たかった女の子2人にはちょっとかわいそうでしたが)

30分くらい海上を突っ走り、群れに接近。大きな雄や数頭の雌のグループが悠然と泳いでいました。興奮、というか感動。感動しまくりながらシャッターを押しまくります。この日、4時間半で600枚くらい撮りました。シャチを追いかけながら、ガイドさん達が色々とシャチの生態を説明してくれます。僕はシャチはあまり詳しくないので突っ込んだ質問ができなかったのですが、一人すごく詳しい方がいてガンガン質問しまくってました。楽しかったろうなあ。


















ブリーチングという水面に身体を叩きつける行為。なぜ行われるのかははっきりはわかっていないそうです。

ものすごく運が良いと、フェリーやキャンプ場からも見ることができます。フェリーからはシャチが見えることを知らせるアナウンスが外まで聞こえてきました。お客さん総出。そらそうだ。





がっつりシャチを追いかけ回しまくり、みんな満足して港に戻りました。ツアーデスクで今日のおさらい。どこで何を見たか教えてくれます。



本当に素晴らしいツアーでした。次回行くことがあったら、また必ずこのツアーを申し込むでしょう。すっごくオススメです。


おまけ
帰ってきてからシャチについてWikipediaで調べてみました。ツアー中に説明してもらったことも書いてあり、「おー、ホントだー」って感じでした。以下、面白いなと思ったポイントを箇条書き。
・ResidentとTrangientは同じ「シャチ」というだけで交雑は数千年以上ないそうで、遺伝子的にも全然違う種だそうです。
・Residentはサーモンなどの魚を食料とするのに対し、Trangientは魚には一切目もくれず、アザラシやクジラ、イルカなどのほ乳類を食料とするとのこと。シャチ全体で見れば何でも食べる雑食さんなのですが、個体を見るとかなり偏食の傾向が強いそうです。
・武器を持つ人間は別にして、天敵が一切いない海の王者、食物連鎖の頂点に立っています。
・そんなに強いのに、獲物を把握するための音波を出したりその音波を圧縮して放出して魚を麻痺させるという飛び道具まで搭載。
・さらに頭が良くてチームワークを駆使してハンティングをします。
・1匹の雌が産む子どもは5年に1匹だそうです。まあ上記の無敵さに加えてそんなポンポン産まれた日には海の生き物がいなくなってしまいますからね。

知れば知るほど憧れてしまうシャチさん。社畜から1字とっただけでこんなに素敵な生き物になれるんですね。社畜のみなさんも頑張りましょう。(←よくわからないまとめ)

ゾウアザラシがやってきた!

2013-05-16 16:58:09 | バンクーバー・雑感
ひょんなことからゾウアザラシがウエストバンクーバーの海岸に来ていることを知りまして、早速見学に行ってまいりましたよ。

ゾウアザラシが来たというニュースはこちら。
Elephant seal moulting on West Vancouver beach(CBCnews)

解説によると、ゾウアザラシは換毛(毛の抜け変わり)のために海岸に3週間ほどねそべるらしいです。この辺についてはこちらのブログのエントリーが詳しかったです。

ゾウアザラシのかけら(a little something to say from California)

へー、こんな風に抜けるんだーととても興味深いエントリーなのでよろしければ是非読んでみてください。このブログに出てくる場所は換毛のためにゾウアザラシがたくさん来てるようですが、ウエストバンクーバーの海岸はニュースになるくらいだから珍しいようですね。

で、今回の出現ポイントはAmbleside beachといってバンクーバーのダウンタウンからライオンズゲートブリッジを渡ってウエストバンクーバーに渡って割とすぐの場所。我が家からだと車で30分くらい。お天気も良かったし、野生のゾウアザラシが見られるチャンス!とノコノコと行ってまいりました。

周囲はフェンスで囲われていて、人がむやみに近づかないように配慮されています。僕の他にもチョロチョロと野次馬が来ていました。


フェンスの前には注意書きが。


こんな場所でぐったり。


アップ。


違う角度から。


ビーチは平日ということもありのんびりした雰囲気で、時間があればもっとゆっくりしたいくらい。




やっぱりバンクーバーは本当に自然と隣り合わせだなあと改めて思ったのでした。この夏は自然を満喫するぞー!

トフィーノでの過ごし方(2)

2013-05-14 18:41:09 | バンクーバー・雑感
滞在中の食事は基本的に部屋で摂っていたのですが、一回くらいどこかに食べに行こうと探し求めていたらだいぶ遠くに行ってしまいまして、着いたところは宿から40km近く離れたユークルエレットという街。規模的にはトフィーノと大差ない、ほとんど何もない街でのんびりハンバーガーとピザをいただきながら店員さんと話していたら、「水族館と灯台には行った?」と。灯台は地図で見て行くつもり満々だったのですが、水族館もあるとは。まあ田舎の水族館なので期待はできないのですが、なんでもタッチ水槽(生き物に触ることができる水槽)が設置されてて素敵だから行った方がいい、とのこと。せっかくなので行ってみました。



入館料は意外に高い、大人12ドル。そして狭い。入り口から館内ほぼ全てを見渡せるサイズ。



でも本当にタッチ水槽が充実しています。娘は片っ端から水槽に手を突っ込んで、色んな生き物をツンツンしてました。













ここの水族館に展示されている生き物は全て地場の海で採れたものばかりだそうです。だから基本的に地味(笑)

でも大きなタコや、


カラフルなヒトデや、


ウミウシなど、




意外に種類も豊富で眺めていて飽きませんでした。生き物が好きなお子さんならきっと満足できると思います。

ウツボ


エビ


ヨロイウオ?


カレイとウミエラ(うしろのオレンジのやつ)


?(名前がわかる方、教えてください)


で、座りながら海を眺められるソファーがあるのでそこに座ってくつろいでいたら、何かがスイーッと水面を滑って行くの図を発見。「!!?!?!」となって注視したら、ラッコ。ラッコがすぐそこを泳いでいきました。



水族館をたっぷり楽しんだあと、デッキにてラッコを再び見つけようと水面を眺めていたら、出てきたのは



アシカ。



野生のアシカ!

僕と奥さん、大感動。娘は水族館で見るのとの違いがまだわからないから、そこまでの感動はなかったようですが、でも喜んでいました。

空を見上げれば白頭鷲が大空を羽ばたいていました。



野生動物達に囲まれて、大自然の中にいるんだなあと改めて実感。とーっても感動したのでした。

そのあとは灯台を見に行きましたが、うん、こっちはまあ普通でした。



予定外のユークルエレット訪問でしたが、水族館とアシカのおかげで大満足でした。

おまけ
水族館のお土産コーナーで売っていた編みぐるみのタコ。欲しかったけど20ドル以上したので諦めました。

トフィーノでの過ごし方

2013-05-06 13:03:41 | バンクーバー・雑感
今回はトフィーノでの過ごし方。僕らが行ったときは二日目こそ曇っていたものの、基本的にお天気は良かったので外で過ごすことが多かったです。なのでボードゲームは娘とドミノでドミノ倒しをして遊んだくらいで出番はなし。基本的には自然と戯れていました。

・ビーチコーミング

TwitterやFacebookで「潮干狩り?」という質問を複数いただきましたが、潮干狩りではありません。海岸を歩いて漂流物を拾い集めるという遊び。子どもと一緒にやると楽しいですよ。主に貝殻とかカニの甲羅とか。そして娘がスカシカシパンというウニの仲間の殻(死骸)を見つけてきました。スカシカシパンは英語ではSand Dollarと言います、これ豆知識ね。
次の日にまたビーチを歩いていたら、生きてるやつを発見し大興奮!死骸の裏側はすべすべしてるんですが、生きてるやつは小さい刺がたくさん生えててそれがじょわわわーって動いてます。さすが棘皮動物!






別の時間帯にまた歩いてたら、今度は大量に発見。感動が薄れました。結構ふつうにいるもんですね、スカシカシパン。


砂浜にできた模様。自然ってすごい!



・磯遊び

潮溜まり、というほどではないけど、潮がひいたあとに岩のまわりを探検し、磯の生物を一緒に観察しました。

ヒトデ


イソギンチャク


カメノテ

グロいけど、こう見えて甲殻類といってカニの仲間で美味しいらしいです。しかしスペイン料理にも使われるとは知らなかった。ちなみにフジツボも甲殻類で同じく仲間です。知ってました?


・バードウォッチング
カラスとかカモメとかどこにでもいるやつに混じって、あまり見たことない鳥もいました。しかし名前がわからない、、、。鳥類図鑑が欲しい!









・凧揚げ

先日、近所のスーパーで買ってきたカイト。広くて風があって危なくない場所ということで格好の場所でした。安定して風が吹いていたこともあり、何もせずともよく飛んでくれて、娘もとても楽しそうでした。


・サーフィン


僕はやりませんが(できませんが)、かなりたくさんのサーファーがサーフィンを楽しんでいました。やってみたいけど、この季節は寒そうだよねえ。



・バーベキュー


共用のバーベキューコンロが併設されていて、自由に使うことができます。事前に確認していたので、お肉やソーセージをバンクーバーで買って持って行きました。自然の中で食べるバーベキューはとーっても美味しかったです!ちなみにこちらのバーベキューコンロはガスがほとんどです。火おこしや灰の始末が不要と手軽だしちゃんと煙の匂いもつくし、雰囲気的なものを除けば炭を使う理由が見当たらないくらいです。



今回はバンクーバーでいちばん美味しいと言われるオーヤマソーセージのソーセージをゲット。ホントにとっても美味しかったです!あとお肉は鶏もも肉をSOY VAYのハワイアンというタレでマリネして焼いたり、Tボーンステーキを塩こしょうだけで食べたり。お店で食べたらどれもいい金額になるので、コンドミニアム万歳。

・DVD鑑賞
せっかくなのでフロントでDVDを借りて、夜にポップコーンを食べながら鑑賞しました。以下、自分用メモを兼ねて鑑賞レポ。

Amazing Spiderman
キャストも一新されたスパイダーマンの新シリーズ。ちょいちょい入る小ネタも面白いし、王道ストーリーでよくできてるなあって感じ。続編が気になります、とても。アイアンマンも面白いし、マーブルスーパーヒーローズシリーズはハズレがないなあ、全部を見たわけじゃないからあるのかもしれないけど。そういえばアイアンマン3が公開になるので観たいのですが、まだ2を観てないのでまずそれからだよなあ。
アメイジング・スパイダーマン [Blu-ray]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント


American Reunion
アメリカン・パイというどうしようもなくお下品でバカバカしいアメリカンコメディの続編。アメリカン・パイのときは童貞を捨てたい青年達がブロム(卒業パーティー)で奮闘するお話でしたが、今回はそのときの仲間達が大人になり、同窓会で再集結しまたドタバタが起きる、という内容。俳優が全員当時のキャストというのが素晴らしいです。相変わらず下品でバカでしょーもなくて面白かったです。
American Reunion [Blu-ray]


Daddy Day Care
エディ・マーフィーのファミリー向けコメディ。会社をクビになった主人公が、同じ境遇の元同僚とともに自分の息子の面倒を見るついでに保育園をやってしまおうと始めるけど、一筋縄ではいかない子ども達に四苦八苦、という内容。いかにもアメリカンコメディという感じの作りですが、親子の絆が描かれていてほっこりしたり、ことあるごとにスタートレックネタを入れたりと家族で楽しめる映画でした。スタートレックシリーズって見たことないけど、やっぱり見てみるべきだよなあと思ったのはナイショ。
チャーリーと14人のキッズ コレクターズ・エディション [DVD]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント


Big Red Car
子ども向けの歌とダンスのコンピ集で、これは日中に娘が一人で観てました。大人が観ると結構シュールな世界観なのですが、なんかえらく気に入っていて、滞在中に何回か観て楽しそうに歌って踊ってました。
Here Comes Big Red Car [DVD] [Import]
Warner Home Video


Liar Liar
これはDVDじゃなくテレビでやってたやつ。前に友達に勧められて観たことあったので2回目でしたが面白かったです。ジム・キャリーの演技もいいし、ストーリーもよく練られていて言うことなしです。すっごくオススメ。なのにAmazonの評価が低いのでどうしてかと思ったら、吹き替えの声が気に入らないという理由でした。ふーん、そういうこだわりがある人もいるのだなあという新しい発見が。吹き替えで観る人って結構いるんですねえ。
ライアーライアー [Blu-ray]
ジェネオン・ユニバーサル


久々にうわーっていっぱい映画を観れて楽しかったです。たまにはこういうのもいいですね。


あと、今回はお天気でしたが、冬はやはり嵐がすごいらしいです。で、それを観に来る人が結構いるんだって。バンクーバーみたいに内湾に住んでるとあまり激しい台風みたいなの来ないから、彼らにしてみればそれもエンターテイメントなんですねえ。だからって車で何時間もかけて行ってまで観るもんじゃないと思うんですが、まあ人の価値観は色々ということでw

トフィーノに行ってきた!

2013-05-05 13:42:44 | バンクーバー・雑感
バンクーバーにゴールデンウィークなどない!のですが、奥さんはバンクーバーにいるとはいえ日本企業に勤めているので、ゴールデンウィークは休みやすいらしいのです。で、連休をとってくれたので家族でトフィーノに行ってきました。

トフィーノはバンクーバーアイランドという島にあるリゾート地で、太平洋に直に面していて波が荒いためサーフィンのメッカでもあります。自然がいっぱいで他に何もない、ということで僕好みの場所でありまして、こちらにいなかったらまずもって行かないであろう場所ということも手伝って3泊4日の滞在を楽しんでまいりました。

まず、フェリー乗り場まで車で3、40分行き、そこからフェリーに乗ること1時間半。
フェリーは内湾を航行するので、風もなく穏やかな日だったこともあり全く揺れませんでした。普通の船なら5分乗れば酔う僕が本を読んでても大丈夫ってんだから相当なもんです。

フェリーからの景色。海岸沿いの別荘っぽいおうちが素敵。ああいう家に住んでみたいわあ。









フェリーのデッキ。さすがに風が冷たいですが、風が当たらないところはお日様ポカポカ気持ちいいです。


フェリーの中にはゲームセンターやキッズスペース、カフェテリアもあって、1時間半くらいあっという間に過ごせてしまいます。

で、ナナイモという街に到着し、そこから車で3時間強。行きはずっと奥さんが運転してくれました。ありがとう!途中、渓流が見えたので少し停めて見に行きました。水がめっちゃ冷たかった!




で、無事到着。
今回泊まったのはPacific Sands Beach Resortというところ。コンドミニアムタイプの宿で、レストランとか特に併設されていないかわりにキッチンや食器が用意されています。




リビング・キッチンとベッドルームは別室。


部屋からの眺め。1階のお部屋にしたので、部屋から海にすぐ出られます。


ビーチから見たコンドミニアム。

フロントでDVDやボードゲームもレンタルできます。




こういうところって雨が降ると何にもできないですからね(笑)
ちなみに、太平洋に直に面してるので嵐がくるとすごいらしい。そしてそれもアクティビティとして観光のネタにしてるというのがすごいなと思いました。物は考えようですねえ。

そんなわけでゆっくりのんびり過ごしてリフレッシュできました。次回はトフィーノでの過ごし方

日本に一時帰国してきました

2013-03-28 20:17:33 | バンクーバー・雑感
3月8日(金)から26日(火)までの二週間半、妹の結婚披露宴への出席のために一時帰国してきました。前半は宮崎の義実家に帰っていたこともあり、あっという間に滞在期間が過ぎてしまい、本当に極一部の方にしかお会いできませんでしたが皆さんお元気そうで何よりでした。次回帰国時は今回会えなかった方々にも会えることを願っております。

で、1年ぶりの日本で色々感じることが多かったのでいくつかメモしておきたいと思います。

・右ハンドル
ええ、わかりきってるのですが。義弟が空港まで車で迎えに来てくれて、荷物を積み込み颯爽と助手席に乗り込み運転をお願いしたつもりが、僕が座ったのは運転席でした。慣れって怖いわあ。

・日本人しかいない
これも当たり前なんですが、なんか違和感(笑) バンクーバーは移民が多い街だけあって、本当に色々な人種が混在しています。それに慣れていると、ほぼ全員が日本人ってなんだか不思議な感じでした。すぐ慣れたけど。

・空気が汚い
花粉やら黄砂やらPM2.5やら色々飛んでいたせいもあるのでしょうが、空や遠景の霞み方にびっくりしました。東京に住んでるときは全然気にならなかったんですがねえ。それだけバンクーバーが綺麗ということなんでしょうが。

・ご飯が美味しい
知ってました。ええ、知っていましたとも。やはりどこで何を食べても美味しいというのは幸せですね。とにかくひたすら食べ歩きました結果、3kg太りました。これからダイエット再開です。訪問した食べ物屋さんについてはまた別途エントリを書きたいと思っています。

・サービスが良い
バンクーバーのお店のサービスが悪い、というだけかもしれませんが、店員さんは基本的にみんな笑顔で感じ良くてすごいなあと。バンクーバーで飲食店に入ると高い確率で店員さんはムスッとしてます。なんか悪いことした?それで15%のチップを要求するという神経が解せない(笑) 日本はチップをとらない(その分、飲食品に含まれてるにしては安い)のにサービスが良いのは素敵だと思います。

・公共交通機関でのマナーが(バンクーバーに比べて)良くない
日本にいるときにはあまり思わなかったのですが、バンクーバーの人達の親切さとのギャップを感じました。
宮崎に帰るときに羽田までリムジンバスに乗ったとき、とても混んでて僕と娘は離ればなれで座らざるを得なかったのですが、誰か席を替わってくれるということはありませんでした。こういうとき、バンクーバーの人は率先して替わってくれるのでちょっとがっかり。まあ怒るようなことでもないんでいいですけど。バンクーバーではタトゥーばりばりのピアスがんがん開けてヘッドホンシャカシャカ言わせてるお兄ちゃんでもお年寄りや怪我人、妊婦さんあどが乗ってくるとすぐに席を譲りますが、日本は残念ながらその辺はまだまだだなあと。
車を運転してても、車線変更しようとすると加速して来て入れさせてくれなかったりとみなさん心に余裕がないなあと思うことが多々ありました。バンクーバーにもそういう人はもちろんいますけど、日本は圧倒的に多いです。みんないっぱいいっぱいなんでしょうね。

・なんか街がゴチャゴチャしてる
まあバンクーバーは無駄に土地が広いですから、比べるとそう感じるのは仕方ないですね。しかし、住んでるときはそんなこと感じなかったのになあ。

・交通標識がわかりづらい
バンクーバーの交通標識って、普通にしてれば絶対見落とさないようなところに設置されていて、意味もものすごくわかりやすいんですね。それに比べて日本はゴチャゴチャしてるのもあるんでしょうが、とにかく見つけづらくてわかりづらいです。あんなんで取り締まりとかなめてると改めて思いました。警察の怠慢なのか、地方自治体の怠慢なのか知りませんが、もっと頑張って欲しいと思いました。

・道がわかりづらい
これもバンクーバーはとにかくわかりやすいです。ほぼ全ての交差点に、それぞれの道の名前が出ています。日本は自分が走っている(歩いている)道の名前を探すのも大変。東京にオリンピック誘致するのは大変結構ですが、こういうところをしっかりやっていかないといけないと思うんですよね。

・スーパーで野菜が全て包装されてる
アメリカとかカナダのスーパーに行ったことがある方はわかると思いますが、こちらでは全て量り売りで、ドバーッと野菜や果物が大量に積み上げられています。それが日本では一つ一つ個別に包装されている、、、。これもこちらのスーパーに慣れてしまっているのですごく違和感を感じました。どんだけ潔癖性?って感じ。

・スーパーで刺身が売っている
は?って感じかもしれませんが、北米では魚を生食する文化がありません。なのでスーパーでお刺身は売っていません。どうしてもお刺身を食べたい人は中華系スーパーに行くか、日本食スーパーで冷凍のお刺身を買うかしかありません。なんかね、これもすごく違和感がありました。慣れって怖い。


とりあえず、覚えてるのはこんなところです。また何か思い出したら追記します。

あ、あとどうでもいいですが、缶詰を鬼のように買ってきました。特にカレー缶。これで当分、一人でのお昼に困らないです。やっぴー!

ピンクシャツデー

2013-02-28 12:56:50 | バンクーバー・雑感
昨日、2月27日水曜日はピンクシャツデー(Pink Shirt Day)でした。ピンクシャツデーとは、イジメ撲滅啓蒙のためにみんなでピンクの服を着よう!というイベントです。

発端は2007年(意外に最近!)、男の子がピンクのポロシャツを着ていたところ上級生に「ホモ」といじめられたことに始まります。その話を聞いた別の生徒2人がディスカウントストアに行ってピンクのシャツを50着買い、翌朝着てきてほしいというメッセージをそえて同級生達に配りました。翌日、配った生徒以外も話を伝え聞いてピンクのシャツを着て登校し、校内はピンクのシャツを着た生徒であふれ、それ以降その生徒に対するいじめはなくなったそうです。

で、「ええ話やないかい!」と話が広がって、カナダ全土で2月の最終水曜日をピンクシャツデーに設定してピンクの服を着るようになり、今では他の国でもピンクシャツデーは広がりつつあるそうです。ピンクの服を持っていない(着るのが恥ずかしい)人のために、少し前から学校やドラッグストアなどでも販売しています。胸にでっかく"STOP BULLYING!"(いじめはダメ!)と書かれてるのでそのためだけに買ったという言い訳にも。もちろん、ピンクの服を着なくてもそれはそれで自由なので、だからといっていじめたりしてはいけないわけです。日本だとそういうことになりそうでちょっと怖い(笑)


そんなわけで、娘もピンクに包まれて登校。



ただ娘の場合、いつもピンクなのでピンクの服は平常運行。先日、マンションのエレベーターに一人で乗ってたら、住人の知らないおばさんに
「あなた、いつもピンクの服を着てる女の子のお父さんでしょ?」
と声をかけられるくらいいつもピンク。
この日はピンクシャツデーなので、気合いを入れて全身ピンクです。シャツは言うに及ばず、レギンスも靴下もピンク。リュックもジャンパーもピンク。林家パー子状態になったのでした。娘以外にも女の子は全身ピンクの子が結構たくさんいてかわいかったです。

色々と参加しやすいイベントが多くて楽しいです、バンクーバー。次は聖パトリックデー(全身緑の日)だけど、今年は日本に帰ってるので不参加です。イースターも春休み中だしなあ。少し寂しいですね(笑)

バンクーバーと紫外線

2013-02-26 12:48:28 | バンクーバー・雑感
「バンクーバーは紫外線が強い」とよく聞きます。「バンクーバー 紫外線」で検索すると、「バンクーバーの紫外線の強さは日本の7倍!」という文字が踊ります。

な、7倍、、、。バンクーバーで1時間日光浴をすると、日本での7時間分に相当するっていうことになりますが、、、日焼けサロンだってそんな強い紫外線照射してないよ、、、そんな強かったら放射能がどうとかいうレベルじゃなく、バンクーバーで日光浴してる人は軒並み被曝して皮膚がんになっちゃいますよ、、、。こんなとんでもないことが公然と書かれていて、不思議に思わない人達がたくさんいるということがあたくしは不思議です。



さて、実際のところはどうなのかというと、WHOがちゃんと数字を出しています。
UV Index(WHO)

これによると、バンクーバーの夏の紫外線量は東京の7割程度。7倍じゃなくて7割ね。似てるけどえらい違いですよ!
気象庁のデータを元にしたこんなサイトもあります。
海外移住と紫外線の世界地図

こちらではバンクーバーが1.5~2.0の間、東京が2.5~3.0の間ということで、やっぱり7割前後という感じですね。
そもそも高緯度になればなるほど単位面積辺りの日光の照射量が小さくなるわけですから、基本的に東京より高くなるわけがないんですよね。


(緯度が高くなるほど太陽光の入射角は小さくなり、光は弱くなります。昼より朝、夏より冬の方が光が弱いのと同じです。)


ただ、増える可能性が全くないわけではありません。高緯度付近ではオゾンホールの影響を受けやすく、紫外線の照射量は増加傾向にあります。ただ、オゾン層が薄くなってるからといってぽっかり穴が空いてるわけではないですし、冒頭に述べたように7倍なんて数字だったらえらいことです。それに、WHOの数値というのは実測値でしょうから当然その分というのは加味されてくるわけで、やっぱり東京より紫外線が強いなんてことはないわけです。

ではどうしてこんな話になってしまったのでしょうか。

憶測ですが、気温が低く空気も乾いているので日光の強さを感じにくいからというのがあるのではないかと思います。実際、昨夏に海辺で日光浴をしていたら風が涼しくて気持ちがいいもんだから日焼け止めも塗らずに4時間くらい寝っ転がってしまい、後でえらいことになりました。真っ赤。皮膚がひきつれるくらい真っ赤。まあ、バカですね。今年は気をつけないといけないなと思っております。
これってたまに「曇りの日の方が紫外線が強い」とかいう素っ頓狂な方と同じ誤解ですね。「曇りでも結構紫外線は強いからなめるなよ」というだけであって、晴れより曇りの方が紫外線が強くなるということはありません。(ただし、冬の晴天の日と夏の曇りの日を比べると夏の曇りの日の方が紫外線は強いです。)
あとは、バンクーバーは夏場は日が長くて雨もほとんど降らないので日照時間もかなり長くなり積算値が大きいとかそういう話もあるのかもしれませんが、強さとは関係ないですよね。「7倍」という数字は、上の7割がどっかでひどく転んでしまったのだろうと予測いたします。もしくは日照時間7割増とか。そんなに多くないとは思いますけど。

まとめると、「バンクーバーの日差しはそこまで強くありませんが、日焼け止めはちゃんと塗りましょう。」というお話でした。

【2/28追記】
あと、空気がきれいだと紫外線は強くなります、ということを書くのを忘れていました。バンクーバーが東京と比べてそこまで極端に空気がきれいかと言われると微妙ですが、きれいだとすると7倍は大げさでも東京と同程度とか少し強いということはあるかもしれません。学生時代に研究で富士山の中腹まで登っていたときは、天気が良いと結構日焼けしました。ビーチリゾートはただでさえ日差しが強い上に空気もきれいですから、なおのこと注意しないといけませんね。

【3/1追記】
紫外線情報についてはこのページも面白いです。
UV Awareness
世界中の地域の時間別の紫外線の強さが色分けで表示されます。当たり前ですが昼間は強いです。
数値についてはWHOのIndexに準拠しているようです。

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バンクーバーの日本食スーパーの売上げ増のために、無い知恵を絞ってみた

2013-01-10 11:39:00 | バンクーバー・雑感
はじめに)今日のエントリはすごく長いですが、皆さんのご意見をうかがいたいので読んでいただけるととても嬉しいです。

先日、バンクーバーに引っ越してくるときにお世話になった引っ越し屋さん「QIC」の社長さんと一緒に食事をしました。色々と現地情報を教えていただいて引っ越しだけでなくお世話になっているのですが、実は日本食スーパー「すず屋」も経営してらっしゃるそうで。Facebookでやけにそこのスーパーを推してるから何かご縁があるとは思っていたのですが、まさか自分の店だとはね。そら、推しますわ。

食べながら色々と話してたらFacebookやTwitter、ブログの話になりまして。で、社長さん曰く、「Facebookではある程度認知してもらいアプローチできるようになったけれど、そうでない人達にアプローチするにはどうすればいいのかなあ」とのこと。そこでつい、最近読んだ話を受け売りでとりあえずえらそうに講釈たれてしまいました、ごめんなさい。お話したのは、ストック型のメディアであるブログやホームページに価値のある情報をのせて、検索したときに上位に来るようにするしかないんじゃないですかね、ということでした。

この辺についてご興味ある方には是非とも下の2冊の本を読まれることをオススメいたします。どちらもKindleで買えるから、在庫切れの心配もなく世界中どこにいても読めるんやでー!(Kindleデバイスを持っていなくても、スマホやタブレットがあればKindleアプリがあるのでそちらをご活用ください)

素人の顧客の意見は聞くな 永江一石のITマーケティング日記
永江一石
プチ・レトル


MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体 (宣伝会議)
田端 信太郎
宣伝会議


さて、別れてから僕なりにもう少し真面目に考えてみました。
まず、ネット商店ではない店舗においてネットが果たせる役割は、
1)検索でヒットして認知してもらう(ストック型、ブログ・ホームページ)
2)セール情報などを発信する(フロー型、Facebook・Twitter)
という2つがあります。具体的には、1でお店の存在、所在地、営業時間、取り扱い内容を伝え、2でセール情報や休業予定などを伝えます。僕がお伝えしたのは1を充実させましょう、ということですね。

でも充実といっても何をすればいいの?というところをすず屋さん(日本食スーパー)の例で考えてみましたのでこちらで展開してみます。「ご本人にメールしろよ」という話なのですが、せっかくだからここに晒してみて他の方々のご意見もきけたらなーと。「こういうのはどう?」とか「素人がバカ言ってんじゃねーよ」というのも含めてご意見いただければ自分の勉強になりますので、是非。


まず、アプローチする相手について考えてみます。すず屋さんはバーナビー市というバンクーバー市の隣に位置する市にある日本食スーパーです。ネット商店ならいざ知らず、海外の一商店が一生懸命日本在住の日本人にアピールしても1円も得しません。狙うのはバーナビー近郊、広くとってもバンクーバー全体(バンクーバー市だけでなくリッチモンド市、バーナビー市など
隣接する市を含めて大きい意味でバンクーバーと称しています)がいいところでしょう。

その中で、日本食に興味がある人、となるとさらに絞られてきます。まずほとんどは日本人、あとは中国人、少数のカナダ人、というところでしょうか。となると当然、バーナビー近郊に在住の日本人がメインターゲットになります。ただ、日本食スーパーというのは非常に少ないので、バーナビー近郊の日本人ですず屋を知らない人はおそらくほとんどいないでしょう。つまり、彼らに一生懸命お店の場所などの情報を伝えてもあまり意味がありません。
(FacebookやTwitterのフォロワー以外にセール情報を伝えたい場合は、セール情報をホームページに掲載してその旨を店頭に掲示し、ホームページを見てセール情報をチェックする習慣をつけてもらいます。)

ということは、
A)バーナビー近郊ではないがバンクーバー在住の日本人
B)バーナビー近郊の日本人以外
をターゲットにして何をどう伝えるかを考えていく必要があります。

では、それぞれについて具体的に考えてみます。

A)
まずバーナビー近郊ではないがバンクーバー在住の日本人にアプローチしたいとしましょう。僕がまさにその日本人なのですが、残念ながら知り合いの店であるにも関わらず僕は依然としてすず屋さんに行く予定はありません(ごめんなさい!)。なぜかと言えば遠いから。近くに日本食スーパーがあるので、どうしてもそちらに行ってしまいます。

なので、来てもらうためには相当のフックが必要になります。具体的には他店に置いていないものを入荷するしかありません。例えば現在、日本で人気らしい「まるちゃん正麺」なんかどうでしょう(単に僕が食べたいだけw)。こういった「いま日本で流行っている!」というものはちょっと遠出してでも試してみたいものです。また、お弁当に入れる用の冷凍食品は、こちらの学校は給食がないので毎日お弁当を作るお母さん達のニーズはかなり高いと思います(実際に聞いてみたところ、欲しいけど売っていない!という声あり。値段にもよりますが、、、)。もちろん輸入許可の障壁は大きいのでしょうがトライする価値はあるかと思います。可能であればわざわざ行く人も結構いるでしょうし、そうなればついで買いも見込めます。そうした差別化をホームページ上でアピールし、同時にFacebookやTwitterで拡散してもらうことで店舗の認知と集客の両方を狙います。

また、来てもらうだけでなくこちらから赴くという方法がとれるなら実はそれがいちばんでしょう。買い物ってでかけるのが手間ですし、届けに来てくれるならこんなにありがたい話はないわけで。多少配送料がかかっても、ガソリン代+手間賃と思えば払う人はお年寄りを中心に多いと思うんですよね。一定額以上で配送料無料とすれば顧客単価増にもつながりますし、地球規模で言えば個人個人が買い物に行くより環境にも優しいし、法的な縛りがなければ是非トライしていただきたいところです。その場合、ホームページ上でのオーダーが可能である必要があるのは言うまでもありません。またその情報を定期的にフロー化して拡散することも重要です。

ちょっと実現が難しそうな上に他の日本食屋さんが真似したらそこでおしまいなのであまりいい作戦ではありません。要するにあまり一生懸命アプローチする相手じゃないってことですね、残念ながら。個人的には是非導入してほしいですけどね!


B)
日本人以外へのアプローチについて。やはりこっちが本命です。パイが大きいので集客増を狙うなら絶対ここ。
ホームページを拝見すると英語ページもあるので、日本人だけを相手にしてるわけではないのが伺えますが、僕はこれは中国語ページも加えるべきだと思います。バンクーバーにはすごい数の中国人が住み着いていて、しかも彼らの何割かは英語を話せません。話せる人達も、母国語のページの方がとっつきやすいことは間違いないでしょう。中華系スーパーに行けば日本製品やパチモンの日本製品が並べられているところを見ると、日本製品に対する需要は確実にあります。ここで、「中華系スーパーに置いてあるのは必ずしも日本製じゃないよ!」というのを糾弾しつつ、「でもすず屋に置いてあるのはどれも正真正銘の日本ブランドだから安心!」とアピールすることで(しなくてもわかると思うけど)、一定層に効果があると思われます。

パクり損ねるとこんな悲しいことに。でも日本人以外はわからないよなあ。

さらに、置いてある商品について英語および中国語での説明をつけると、購買意欲向上が期待できます。特にレンジでチンする唐揚げ粉(←愛用しています!)とかCookDo!系の混ぜるだけで一品ができるものは、海外仕様のものも一部ありますがそうでないものもまだまだ多くあります。イチオシ商品については中国語への翻訳を他の日本食スーパーさんと協力して、ホームページに掲載したり店頭でメモを添付したりすると面白いかなあと。もっと言えば、日本食のうち外国人に食べやすそうなレシピを紹介して「材料はうちで手に入りますよ!」というのも和食の裾野を広げる意味でもトライしてほしいなあなんて思ってます。

上記の情報を充実させた上で、バーナビーの和食レストラン(日本人経営じゃないちょっと違う感じのところも含めて)にチラシを置かせてもらうと、「ちょっとサイトを見てみるかな」となるのでは。


ざっとこんなところでしょうか。全否定も含めご意見あれば皆様から幅広く頂戴したいと思いますので是非!
あと、バンクーバーに住んでいる方、お知り合いがいる方はQICすず屋をよろしくね!


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Polar Bear Swim 2013

2013-01-01 22:49:42 | バンクーバー・雑感
バンクーバーで元旦と言えばこれ!Polar Bear Swim!シロクマ泳ぎ、つまり寒中水泳大会であります。何も正月に冷たい海に入らなくてもいいんじゃないかと思いますが、きっとみなさんあたまがおかしい元気がありあまってるんでしょう。なんとバンクーバーでは1920年から始まった伝統ある元旦行事で、昔からあたまおかしい元気あふれる方が多かったんですね。元気がいちばん!

ちょいと見に行くだけのつもりが、私め、時間を間違えてしまいまして。12:30受付開始をイベント開始と勘違いしてしまいました。アホです。でもおかげでまあまあ近い駐車場にすんなりと停められ、良い場所を確保して眺めることができましたので良かったとしましょう。

先のエントリーに書いたとおり、本日は絶好の海水浴日和でした。青い空、白い砂、冷たい海。最高ですね。のんびりと海辺を歩きながら会場に向かいました。




ラジオ局もきてます。


受付が始まると人でごった返していました。こんなにたくさん参加するのね。Tシャツも販売。


仮装してくる人達を眺めるのもこのイベントの見所。


イベント開始を待ちきれず予行演習を始める方々もちらほら。皆さん悲鳴をあげながら楽しそう。そしてどう考えても寒そう。




気がつけば大量の観客。みんな元旦からヒマだなあ。(←最前列で眺める人)


いよいよ開始間近。アナウンスで盛り上げてくれます。

「現在の気温は6℃、水温は7℃だから水の中の方が暖かいよ!」って無茶苦茶言ってました。

沖合にはレスキュー達も待機。ご苦労様です。


そしてスタートラインにぞろぞろと集まります。すでにすごい盛り上がりで楽しそう!






号砲とともにスタート!となるかと思いきや、フライングした人を皮切りになし崩し的にスタート!(笑)みんな一斉に海めがけて走り出します!




次々に冷たい海へダイブ!




と思ったら「寒い寒い寒い寒い!」って感じで駆け戻ってくる(笑)




そのあともまた海に入りに行きます。もう感覚麻痺しちゃってるんですね。








なんだか楽しそうで、ちょっと参加したくなってしまいました(笑)でも一人じゃ寒いし絶対にイヤだなあ。大学時代のバカやってた友人達と参加したら楽しいだろうなあ、と思いながら眺めてました。

スタートからの動画はこちら。




ほぼイベントも終わり、遊び足りない人達の写真を波打ち際で撮ってたら、謎の鹿男が出現。


めちゃくちゃいい身体してました。なんなのこの人。



鹿男vsゴジラ

そんな鹿男も動画に収めましたのでおヒマな方はどうぞ。






満足して撤収。砂浜では着替えてる人がそこかしこに。終わってから羽織る服にまで気を遣うのが一流だなと思いました。


とにかく面白かったです。晴れて良かった!機会あれば参加とは言わないまでも是非見てみてください。


おまけ
撮影にあたって思ったことをいくつか。
・場所取りは逆光になることを避けるため、南側を抑える。間違えて北側を抑えちゃったけど。時間は2~2.5h前くらいを目安に。
・満潮、干潮時間をチェックして、ギリギリ波打ち際を狙う。水に入って撮る根性がある人はどうぞご自由に。長靴を履いてる人も結構いました。
・寒いです。めちゃくちゃ。パレード同様、キャンプチェア推奨。今回は晴れてたけど、雨の場合は傘、レインコートも。そこまでして見るものじゃないですけどね。
・カメラは連写機能があればオンにして。でも動画の方が見直したときに面白いですよね。


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バンクーバーでお食事

2012-12-29 11:29:27 | バンクーバー・雑感
バンクーバーというと「シーフード」というイメージがありますが、間違ってます(断言)。不味いです。東京で美味しい魚介類を食べた人が来て期待して食べたら怒るレベルです。もちろん、お金を払えばそこそこ美味しいお店もありますが、例えば沼津に行って寿司を食うみたいな感覚でどこに入ってもそれなりのモノが出てくると思ったら大間違い。こっちの人は「新鮮なものを食べよう」という発想が根本的に欠けているので仕方ありません。

「じゃあバンクーバー来たら何を食べるべきなの?」という問いに帰結するのは当然の流れなのですが、ざっくり言うと

・中華料理(飲茶)
・肉
・寿司
・プーティーン

この4つじゃないですかね。まだ半年しか住んでないので適当ですが、今のところ僕が聞かれたらこう答えます。飲茶と寿司についてはまた別途じっくり書きたいと思います。


で、今回は肉とプーティーン。
「肉はいいわ、肉だから。プーティーンって何よ?」と思いますよね?思ってください。「あー、知ってる知ってる」って人は読み飛ばしてください。

プーティーンとは。カナダ唯一と言われるローカルフードです。つまり、カナダ発祥の唯一の食べ物、それがプーティーン(プーティンともいいます)。プーティーン専門店まであります。どう?盛り上がってくるでしょ?どんなものかな、美味しいのかな、って思うでしょ?じゃ、写真をどうぞ。



バーン。
「ハンバーガーじゃん。」って思った?その奥にあるなんか色々乗ったポテトフライ、それがプーティーンです。これはそれにさらにちょっとトッピングしてありますが、正式な(?)プーティーンは「ポテトフライの上に押し固める前のチェダーチーズとグレービーソースがかけられたもの」と定義されているようです(詳しくはWikipediaを参照)。僕は先日初めてその存在を知って、つい最近初めて食べました。

見た目どうよって思いましたが、個人的にはアリです。ていうか好きです。次は専門店のを食べてみたいなと思ってます。たまにこういうジャンクなものって食べたくなりますよね。まあ、「よーし、プーティーン食うぞー」っつって食べるものじゃないですが、バンクーバーに来たら機会あれば食べてみてください。最近は日本でも食べられるかもしれないですけど、本場ですから。多分日本で食べる方が美味しいと思いますが、本場で食べることが大切です。(調べたらベッカーズなどで食べられるようです。)
あ、あとハンバーガーはマクドナルドのハンバーガー(いちばん安いやつね)と同じ味しました。これで10ドルとかないわー。お皿の端っこについちゃってるマヨネーズみたいなのはカナダなので気にしてはいけません。気付かないふりしてやり過ごしました。

ところで、お店にはうっかり夕飯で行ったのですが、お年を召された方も結構いらっしゃいました。臨席のご老人は山盛りのポテトを美味しそうに頬張っていましたが、こちらのお年寄りって「さっぱりしたものが食べたいわー、もう盛りそばだけでいいわー」っていうのはないんですかね。あったとしたら何を食べるんでしょう。誰かご存じでしたら教えてください。



そして、肉。
先日、Kegというステーキハウスに行きました。Kegというのはカナダ版Outback Steakhouseという感じでしょうか。思ったより美味しかったのとボリュームがすごかったので紹介したかったってだけなんでサラリと。

ご存知の通り、こちらでは霜降り肉ってあまり評価されず、基本的に赤身。あと、塊。日本みたいな薄いわらじみたいなのもありますけど、それでも厚さが1cm切ってる肉なんてまず見ません。で、オススメってやつを頼んだら出てきたのがこれ。



どーん。拳よりでかい。厚みもあります。



そして火の通り具合が絶妙でした!なんというミディアムレアっぷり!
そして意外に柔らかくて美味しかった!これで30ドル。しかもこのお店、案内してくれるお姉さんのドレスがセクシーなんですよ!残念ながらウエイターさんは普通なので嬉しかったのは最初と最後だけでした。Kegいいわー、また行きたいです。


以上、現場より偏見に満ちたバンクーバー外食事情をお届けしました。ではスタジオに戻します。


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大雪の影響

2012-12-20 09:50:29 | バンクーバー・雑感
昨日は夜中から降り始めた雪が昼過ぎまで降り続き、バンクーバー市内に多くの影響を及ぼしました。

まずそもそも、「除雪ってなんですか?」という感じで除雪した気配なんて微塵も感じさせません。大通り沿いだろうが歩道に関してはそのまま雪道を歩く感覚です。みんな車で移動するから歩道の除雪に誰も必要性を感じないのでしょう。たまに(本当に稀に)家の前だけ雪かきしてくれてる家庭があり、とても嬉しかったです。







結果、予想通りですが車のスリップ事故が多発。幸か不幸か僕は遭遇しませんでしたが、坂道が多いところではスリップして動けなくなった車が道をふさいでいたり、あるいはバスが交差点内で動かなくなったりと大渋滞を引き起こしていました。おかげで小学校の送迎にも支障をきたしたようで、終業時間を過ぎても親が迎えにきていない子達が溢れていました。UBCで研究をされているMさんの話では、UBCまで通常なら10分程度のところが2時間近くかかったとか。やはり雪の日は車で動かないのがいちばん!と思ってしまいました。


今回の雪はいわゆるぼた雪で、重たく湿った雪の重みに耐えかねて木が折れるという事故も多発したようです。通学路でも幹周りが2mくらいある大きな木が倒れたあとがあり、チェーンソーで小さく切って運び出しているところでした。また、枝が折れるのはそこら中で頻発しており、かなり太い枝が根元からぼっきりいっているのはなかなか見応えがありました。台風でもなかなかこうはいくまいて。







小学校の校庭にある木も雪で大きくしなっていて、木の下を通らず迂回するように先生達が外に出て誘導していました。寒いのにご苦労様です。




バンクーバーではここまでの雪は滅多にないということで、1年目にしてなかなかできない経験ができて嬉しい限りです。でも寒いし大変だからもういいです、お腹いっぱい。ごちそうさまでした。


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