記日きつい思れぐま気 from バンクーバー

2012年4月から妻の海外赴任に伴い主夫業と育児に励む30代男性の日常。バンクーバー関係ないことも多々あります。

イエローナイフでお食事(1)

2013-02-07 11:26:47 | 旅行
イエローナイフは狭いので、食事処も限られています。今回は事前に調べた中で割合評判が良かったBullocks' Bistroをご紹介。

Bullocks' Bistro
3534 Weaver Dr. Yellowknife, NT  (867-873-3474)

現地で知り合ったご夫婦を誘って行ってきましたよ。誘った手前、入れなかったらまずいと予約の電話をしたら「いいからおいでよ!」って。そういう難しいことは受け付けてません。ホテル(ダウンタウン)からは少し距離があるので、冬場はタクシーを使うのが無難です。バンクーバーもそうですが、流しのタクシーというのは基本的にいないので、ホテルや空港の前にいるタクシーか、迎車を呼ぶのが基本。迎車料金はかかりません。出先でも頼めばすぐ呼んでくれます。お店へはタクシーで5、6分ほどで到着。

建物は開拓時代のものをそのまま使っているそうです。


中はあまり広くなく、20人くらいで満席。18時くらいにはかなり混んできていたので、行くなら早めが良さそうです。愛想がいいんだか悪いんだかわからないお姉さん二人で切り盛りしています。






店内は落書きというか、お店に来た証だらけ。写真やら名刺やら自分のアドレスやら。なぜかブラジャーやお金も。










日本人もご来店。黒山剛志さん、見てるー?


せっかくだから僕も来た証を。


ビールは冷蔵庫に入ってるやつを勝手に選び、店員さんに開けてもらいます。



今回選んだのはユーコン準州の地ビール。普通でした。

お料理。メニューを持ってきてくれたときに、その日に用意できる魚の種類を教えてくれます。この日はレイクトラウトとアークティックチャー(北極イワナ)とあと何か。魚と一緒に調理方法も選びます。3種類あるんだけど忘れました。グリルと何かにしましたが、来た物は違いがあまりわかりませんでした。聞けばそれぞれの魚にあった調理方法も教えてくれます。

まずパンが来ます。ま、普通です。


メインのアトランティックチャーのグリル。どどーん。

でかいです。

こちらはレイクトラウト。


どちらも少し甘いバルサミコ酢みたいなソースがかかっていて美味しかったです。アトランティックチャーは、サーモンを「これアトランティックチャーやで」って言われて出されてもわからない気がしないでもないです。美味しいんだけどね。

味もいいし雰囲気も楽しめてオススメのお店ですが、お値段が少し高め。アトランティックチャーのグリルはたしか$40くらいしました。これに消費税とチップ(15%くらいが標準)がのります。あと、量が多いので2つを3人で分けるくらいがちょうどいいかも。タクシー代もかかるしね。でも一度は行ってみるといいと思います。


おまけ)
予約するときは
"Do you have a table for (人数) from (時間)?"
って聞くとちょっとかっこいいって教わりました。かっこよく予約したい人は使ってみてね!


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イエローナイフ市内観光

2013-02-06 13:56:47 | 旅行
オーロラ鑑賞は夜なので、日中はヒマです。そのためにオーロラビレッジでのアクティビティや市内観光が用意されています。ただ僕はもぐりのツアー参加者なので市内観光には登録していませんでした。なので一人で見学。

イエローナイフ市街は狭いので徒歩で十分回れます。今回は下記を見て回りました。
・観光案内所
・博物館(Prince of Wales Northern Heritage Centre )
・ノースウエスト準州議事堂
・スーパーマーケット(街に1つしかないらしい!)

おりしも晴天に恵まれたのでいざ出発!本日の気温は-24℃!


観光案内所まではホテルから歩いて5分くらい。せっかくなので一人で記念撮影。


入ってすぐにオーロラ情報などが掲示されています。






ここでは北緯60°を越えた証明書を発行してくれるらしいです。いらないからお願いしませんでしたが、欲しい方は係の方にきいてみましょう。
主にお土産の販売と剥製などが展示されています。見学所要時間、10分。



ウルヴァリンの剥製。爪がシャキーンって伸びたりしないタイプ。

そこから博物館に向かうつもりが、目指す建物を間違えて議事堂に到着。ちらっとだけ中を見て撤収。

なんかそれっぽいと思ったんだけどなあ。






改めて博物館へ。途中、カナダの国旗、州旗が掲げられていました。


遠くに見える茶色いかまぼこ状の建物が博物館。


ここはなかなか楽しかったです。入館無料。入るとコートを預かってくれます。ていうか勝手にかけます。さすが極寒の地。


いくつか小部屋に別れていて、テーマが設定されています。なんとなしに部屋に入るとシロクマさんの標本が。


ん?

アザラシ食べてる!


血が生々しい!ここまでリアルにする必要があるんでしょうかね。

他にもバッファローやベルーガ、カリブーなどのジオラマ標本が。


こちらは鷲のジオラマ作成中。


ベルーガは先住民の貴重な食料だったようです。


別の部屋では先住民の暮らしぶりや移動手段などが展示されていました。




鉱山マップ。色々な鉱物が採れていたみたいです。


1Fには子どもが遊べるスペースもあります。

コスプレもできます。

のんびり見て回ってたら1時間くらい経ってました。さらりとまわっても20分くらいはかかるかな。

スーパーマーケットは写真を撮らなかったのですが、しょぼかったです。寒くなくてもイエローナイフには住みたくないなと思ってしまいました。なぜかアイスが充実していたのが面白かった。こんだけ寒いのにアイス食うか、と。冬場はゆっくり歩いても溶けなくていいから安心、ってそういう問題じゃないだろうし。

トータルで2時間ほど外出して、いい気分転換になりました。てくてく歩くのは寒かったけど。

イエローナイフの観光スポットは近郊も含めると他にも色々あるようなので、長期滞在される方はこちらを参考にされてみてはどうでしょう。
イエローナイフの見所(オーロラ情報局)


おまけ)
イエローナイフには信号がメインストリートであるフランクリンアベニューにしか設置されていません。貴重な信号のショット。

関係ないけど、フランクリンアベニューと言えば五反田のハンバーガー屋さんですよね。


おまけ2)
ナンバープレートがシロクマ型。世界でも珍しいとかここだけとかなんとか言ってたような。



おまけ3)
車屋さん。これで車の善し悪しをどう判断するんだろう。でもラジオでも「○○モータースへ今すぐ!」みたいに流れてました。行く人がいるってこと?



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イエローナイフ、オーロラビレッジのアクティビティ

2013-02-02 10:50:59 | 旅行
オーロラ観賞用施設であるオーロラビレッジですが、他にも色々アクティビティがあります。日中のオーロラビレッジに行くためにはこのアクティビティに参加することが必須。せっかくだから見学したいし、往復の交通費を引いたと考えればアクティビティもそんなに高くないかな、という強引な理由で自分を納得させて犬ぞり体験($95)に参加してきました。

お昼過ぎにホテルを出発。バスからは夜に行くときと違って周りの景色が見えるので、それをベースにガイドさんが色々説明をしてくれます。先のエントリーに書いた鉱山の話や、でっかい湖があるとかなんかそんな話をしていました。(←よく覚えてない)

30分ほど揺られて無事到着。当日は結構激しく雪が降っていて写真が暗い雰囲気になってしまいましたが、快晴だと日焼けがえらいことになってた恐れがあるのでちょうど良かったのかも。でも晴天の写真が撮りたかったなあ。



到着すると、ほとんどの方が犬ぞり体験希望者なので、まず犬ぞり体験の順番が案内されます。いくつかの班にわかれ、指定の待機スポットに分散。僕たちは第一班でしたので、犬舎に早速連れて行ってもらいます。保健所かよってくらいキャンキャンと鳴き叫ぶ犬達。犬は走るのが好きなので、「俺に走らせろ!」と叫んでるらしいです。

ここにいる犬の犬種はシベリアンハスキーとアラスカンハスキーの2種。シベリアンハスキーは体力とパワーに優れているのですが少しアホの子が多いことで有名です。アラスカンハスキーはそこにコリーなどの賢い子の血を混ぜた犬種だそうで、犬ぞりでは先頭に賢い子を、後ろに行くに連れて脳みそ筋肉なパワー型を置くという配置をするそうです。犬ぞりでは声で犬に指示をするので、賢い子に先頭を行かせてアホについて行かせるのだとか。でも見た目はシベリアンハスキーの方がかっこいいよね。

僕たちが行ったときはそりが3台あり、順番に出て行きます。一周は約10~15分くらいかな。一度に二人ずつ乗りましたが、4人くらいは乗れるようになっています。僕たちは二巡目だったので犬舎の横の焚き火の前で待機。



ヒマを持て余す人達の対応は生後6ヶ月のワンコ、ノリちゃんがしてくれます。





お兄さんは適宜、薪割り。



順番が来たので搭乗。カメラを渡すと何枚か写真を撮ってくれます。適当に撮った感じなのにいい雰囲気!さすが!







そして出発。車高が低いせいもあってか、意外にスピード感があります。木々の隙間を縫って疾走するワンコ達!操縦士のお兄さんが "Go on boys!!" とか声をかけ続けます。時々勢い余って "F●●kin' " とか言いかけて口をつぐんでました。あかんて。



凸凹道も気にせず、走る、走る、走る。



あまり勢い良く走ったせいか、前のそりに追いついてしまったので少し休憩。



そしてまた走る!







最後尾にいたせいもあり、カメラはちゃんと構えても上手く撮れないので、頭上に掲げて適当にシャッターを押しまくりました。



犬ぞりが終わったあとは、帰るまで自由行動。
凍った湖の上の雪を払って、「おお、本当に凍ってる」って喜んでみたり、焚き火でマシュマロを焼いたり。





日本ではメジャーか知りませんが、こちらでは焼きマシュマロはバーベキューの王道です。薄く茶色くなるまでじっくりと炙り、中がトロトロになったところをいただきます。マジで美味しいから!子どものときから大好きです。火に近づけ過ぎると黒く焦げるんだけど、その焦げの香りもまた良かったりするんですよねえ。



アクティビティでは他にスノーモービルもあります。ちょっと楽しそう。



スノーチューブ(タイヤ型の浮き輪みたいのに乗って滑り台を降りてくる)とかカンジキ体験というのもあったのですが、寒いし疲れたしでトライしませんでした。根性なし、、、。あとはダイニングホールで本を読んだり頂き物のカップラーメンを啜ったりしながらのんびりと過ごしました。楽しかったので参加して良かったです。お値段なりかは各自でご判断を。


おまけ)
アクティビティではありませんが、夜のオーロラ鑑賞の合間に寒中実験が催されます。オーロラが出ない場合の暇つぶし、と思って頂いていいでしょう。
・濡れタオルを振り回すと凍るか
・凍ったバナナ・豆腐で釘は打てるか
・シャボン玉は凍るとどうなるか
・熱湯を空中に放り投げるとどうなるか
などを実演してくれます。結構楽しかったですよ。







極寒の中で熱湯を空中に放り投げるとどうなるかについてはYoutubeでも見られます。



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イエローナイフでオーロラ観てきました(2)

2013-02-01 11:58:21 | 旅行
オーロラ探検隊出発!と意気高く、8:45PMにホテルを出発、目指すはオーロラビレッジというオーロラ見学施設。ここには待機場所としてティーピーという原住民の移動式住居を模した物と、ダイニングホールという食堂、土産物屋さんがあります。ダイニングホールでは毎晩、夜食として日替わりスープとパンが出されます。



味は、まあまあ美味しかったです。パンに塗るように用意されているハチミツとマーガリンを混ぜたやつが好きでした。

このオーロラビレッジまではホテルから約30分。道中にオーロラビレッジでの過ごし方や凍傷、フラッシュ撮影についての注意事項などをガイドさんが説明してくれます。道路がでこぼこなのでえらく揺れます。バスの前の方はそうでもないのですが、後ろの方は悲惨。乗り物酔いしやすい人は前の席を陣取るか、酔い止めが必要かもしれません。道路がでこぼこなのは永久凍土のせい、という説明がありました。土が基本的にずっと凍っているのだけど、たまに少し溶け、また凍るときに形が歪む、ということだそうです。なんでそんなところにみんな住み始めてしまったのかというと、イエローナイフはかつて金の採掘が盛んな街だったそうです。現在はダイヤモンドの採掘が主流のようです。

そんなこんなでオーロラビレッジに到着。初日は施設や観測できる場所などの案内をされます。気温は-25℃前後。外に数分もいると鼻の穴の中が少しずつ凍るのがわかります。施設を周り終えるとあとは自由行動なのですが、オーロラ出るまで基本的にやることありません。ボーっとオーロラを待って寒空の下で天を仰ぎ見続けるか、ティーピーの中でぼけーっとするかのどちらかです。寒いのは苦手なので基本的に後者でした。同じツアーの方々としゃべったり、本を読んだり。







時々、暖炉の薪をくべにおじいさんが来ます。



基本の滞在時間は9:00PM~1:00AMなんですが、12:00AMまでに延長申請(有料・$25)をすると2:30AMまでいられます。さらに$20で3:30AMまで再延長も可能。初日は雲が出ていたので可能性はかなり低いと判断し、延長はせず。2日目は雲は少しあったものの晴れ、翌日の天気予報も曇りだったのでここしかないと延長しました。

延長した人達はダイニングホールでオーロラの出現を待ちます。もちろん外で待ってもいいんだけど。本を読みながらうつらうつらしかけていた2:00AM頃、ガイドの方の
「いま、オーロラが出ています!」
という声で一気に目が覚めました。事件が発生したときの詰め所にいる記者のごとく、みんな一気に外に駆け出します(例えが分かりづらい?)。僕は慌ててジャンパーのチャックを上げるのに少し手間取りましたが、外に出て空を見上げれば、そこにはゆらゆらと揺れるオーロラがありました。それは写真やテレビで見るのとは違う、色のついた雲のような生き物のような何かが、常に形を変えて動きゆらめいていました。やっと見れたという喜びとその美しさにただただ感動し、しばらくカメラも構えず眺め続けました。後で聞いた所によると、その瞬間は最高レベルの明るさだったようです。本当に本当に綺麗でした。


Nikon D7000 SIGMA18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM/ISO1600/18mm/F2.8/1.6s

しばらく眺めて心を落ち着けてから、おもむろにカメラのセッティング。三脚のネジがどこかにいってしまい(おそらくバスの中で落としたんだと思う)、完璧に固定しきれないという状態でありましたが、まあそれっぽい写真を撮ることができました。


Nikon D7000 SIGMA18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM/ISO1250/18mm/F2.8/0.5s


Nikon D7000 SIGMA18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM/ISO1600/18mm/F2.8/3.0s


Nikon D7000 SIGMA18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM/ISO1600/18mm/F2.8/1.0s

オーロラは15分くらいみんなを楽しませて、見えなくなってしまいました。日によってはずっと出続けることもあるらしいのですが、まあ見れただけで十分とします(笑)しかし15分くらいずっと外にいましたが、興奮のせいか寒さをまったく感じませんでしたね。人体って面白いなと改めて思いました。逆にこれ以上長く出現し続けたら凍傷になる人が出ていたんじゃなかろうかと思うと、15分はちょうど良かったのかもしれません。

3日目は満月だったので満月とオーロラで撮りたかったのですが、残念ながら厚い雲に覆われてオーロラは全く見えませんでした。結局、トータルで13時間以上滞在して見られたのは15分だけ。見られたことはすごくラッキーだったんだなと思わずにはいられません。快く送り出してくれた奥さんに改めて感謝!今年も良い年になりそうだぜ!


おまけ1)
オーロラを撮影するにあたって、事前に色々と調べてきましたので、その内容と結果のご報告。
1)とにかく寒いので、バッテリー消費が激しくなりがち。そのため、いかにカメラを冷やさないかということに執心しなければいけません。僕がカメラに施した防寒対策は下記の通り。
・フリースのネックウォーマーをダラーショップ(日本の100均)で購入し、レンズ部分などを出してカメラを覆う。
・貼るカイロをバッテリー部分に貼付ける。
あまり外にずっといなかったこともあって、上記対策でまったく問題ありませんでした。

2)キンキンに冷やされたカメラを暖かい室内に持って入ると、一瞬で結露します。ダイニングホールで眺めてたら、ダメにしちゃってる方が何人かいらっしゃいました。一眼レフで、レンズと本体で結構するだろうに、、、。対策としては大きなジップロックを用意し、部屋に入る前にジップロックに入れ、しっかりチャックしておくことです。気密性の高いカメラバッグなどでも大丈夫です。とにかく急に暖かいところに生で出さないことが肝要です。

3)オーロラの明るさにもよりますが、設定をISO3200、F2.8以下、シャッター15秒くらいを目安と聞いていたのでそのままやったら明る過ぎてしまいました。満月の前日だったので月明かりが強過ぎたみたいです。最終的には写真の下にある数値に設定しました。カメラって難しいですねえ。そこが面白いのですが。

4)オーロラを撮るにはピントを∞に合わせる必要がありますが、暗いとAFが効きませんので手動設定する必要があります。ただ、簡単にずれてしまうのでセロテープなどを持参し、明るいところで∞に合わせたあとテープで固定してしまうのがいいでしょう。暗いのでとにかくできる限りの設定は明るいところであらかじめやっておくことが良いと思われます。

5)参考にしたサイトはこちら。
オーロラ情報館
ナヌックオーロラツアーズ
イエローナイフ オーロラ情報局

これからオーロラを撮りに行こうという方の参考に少しでもなれば幸いです。


おまけ2)
深夜にホテルに戻り、泥のように眠るわけですが、"Don't Disturb" の札を掛け忘れると朝8時過ぎにタオル交換で起こされるので忘れずにかけないといけません。(結局、隣の部屋の人を起こしにきた音で起きてしまいました。)



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イエローナイフでオーロラ観てきました(1)

2013-01-31 19:29:13 | 旅行
1月24日(木)~27日(日)の3泊4日でイエローナイフにオーロラを見に行ってきました、一人で。娘は妻に見てもらい、そのために妻は有給休暇をとってくれたという、僕にはもったいないくらい出来た奥様であります。いやー、いい奥さんで良かったなー。最高だわー。

さて、バンクーバーからイエローナイフへは直行便がありません。なので、エドモントンというところを中継して向かいます。今回使ったのはWESTJETというカナダのLCCです。LCCといってもとても評判はいいところで、実際サービスも普通の航空会社となんら遜色ないレベルだったと思います。スッチャデスさん美人だったし。



1時間半ほどでエドモントン到着。最初に見えたのは農家だけでしたが、少し離れたところに民家が密集していました。どっちも雪で真っ白。寒いのね。

エドモントンでは乗り継ぎはせず、ただ40分ほど機内で待っているだけ。バンクーバーからエドモントンに行く人が降り、エドモントンからイエローナイフに行く人が乗ってきます。待ってる間にちょっとでもエドモントン空港内を探検しようとしたらダメって言われました。残念。

エドモントンからさらに1時間半ほどでイエローナイフに到着。もうこのへんになると、湖も川も真っ白に凍ってます。最高気温が-20℃とかですから、そりゃ凍りますわ。





空港にいた他の会社の飛行機のマークがかわいくて素敵でした。



誘導員の方とか寒そう過ぎて見てるだけで凍えてきます。
空港につくと、タラップを人力で押して飛行機に接続させます。寒過ぎて機械だとうまく動かないんですかね。



みんな「うひゃー、さみー」って感じに降りて行きます。実際、寒いです。



空港建物に入るとシロクマの剥製がお出迎え。アザラシさん、逃げて!



ここからツアー会社のバスに乗ってホテルに移動。

今回は飛行機・ホテルとも個人手配で行ったのですが、現地でのオーロラ見学はツアーを利用しました。
理由としては
・ホテルのすぐそばでは見られない(レンタカーを借りるかツアーに参加するかする必要がある)
・ツアーだと防寒具が借りられる(耐極寒使用のごっつい防寒着が用意されています)
というのがあります。
利用したツアー会社はオーロラビレッジという日本の会社です。結論としては利用してとても良かったです。

今回泊まったホテルはイエローナイフインというところ。たぶん、イエローナイフではいちばんハイグレードのホテルなんだと思います。ビジネスホテルと大差なかったですが、悪くはなかったです。Wifiも飛んでるし。



僕の部屋はこんな感じ。



到着したのが昼過ぎで、お昼を食べてから少し昼寝をしました。出発は9時前だし、見学は夜1時までありますからね。オーロラ見学の話はまた次回。


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シアトルに行ってきた(5)市内観光

2012-06-20 06:58:15 | 旅行
といってもほとんど市内観光はしてないので書くこともたいしてありませんが、少しだけ。なんかの参考になれば幸いです。

水族館

値段の割に展示数が少ないです。1時間もあれば見終わってしまうかも。あまりお勧めしません。バンクーバーの水族館の方がずっといいです(ここについてはまた別途エントリーを書く予定です)。お土産屋さんのタコグッズ推しは楽しかったですけど。(実際、買ってる人も多かった。)

余談ですが、僕の中での水族館トップ3は美ら海水族館、葛西臨海公園、うみたまごです。どれも展示点数が多く、しかも学術的なアプローチもされているので大人も楽しめます。

公式ページ:Seattle Aquarium



スターバックスコーヒー1号店

看板が今と違うのと、店内に記念プレートがある以外は普通のスタバです。でも混んでます。パブリックマーケットの向かいにあるのでついでに寄る人が多いんでしょうね。まあ、話のタネに。

シアトル市の紹介ページ: Starbucks





パブリックマーケット
どうってことない、しょっぱいアメ横みたいなものです。ホントにどうってことないところなのですが、駐車場がなかなか見つからなかったりするのであまりお勧めしません。アメ横の方が100万倍くらい楽しいです。



CRABPOD
水族館近くにあるレストラン。意外にも美味しい。わざわざ行くものでもないのですが、食べるところに困ったらここにしておけば無難かと。キングクラブのリングイネは、麺が少々のびていましたがソースがとても美味しかったです。周囲の人はみんな、テーブルに蟹やら焼き野菜やらをひっくり返して食べる料理(メニューを見ると"OUR SPECIALITY"というやつっぽい)を頼んでいたのでそれがここの名物なのでしょう。豪快で楽しそうでした。次回来ることがあれば頼んでみたいと思います。

公式ページ: Crab Pot Seafood Restaurant & Bar(音が出ます)






FISHERMAN'S
CRABPODの奥にあります。看板に惹かれて入ったら、お昼時だというのにガラガラ。隣のCRABPODとのあまりの差にイヤな予感がしたら、予想通り大ハズレ。絶対にやめておきましょう。

公式ページ: Fishermans Seafood Restaurant(音が出ます)


以上!!!シアトル編はこれにておしまい!


おまけ
バンクーバーもそうですが、どこのレストランに行っても大体キッズメニューが用意されています。そしてなぜか必ずといっていいほど塗り絵とクレヨンをくれます。塗り絵はキッズメニューを兼ねてる場合もあります。おかげでとりあえず静かにしてくれるので助かります。日本ももっとこういうのを導入すればいいのに。この辺はアメリカやカナダは子連れに優しいなあとすごく思いますね。今回の旅行で4色クレヨンがやたら増えたのはご愛嬌。

シアトルに行ってきた(4)野球観戦

2012-06-20 06:39:30 | 旅行


僕にとってこの野球観戦こそが本旅行の主目的です。イチローがマリナーズに在籍しているのもそんなに長くはないでしょうから、バンクーバーにいるうちに見ておかないと!ということで行ってまいりました。連休や旅程の関係で観戦日を決定したのですが、とても運が良いことに、相手がテキサスレンジャーズでしかもちょうどダルビッシュの登板予定と重なりました。超ラッキー!!そのうちダルビッシュも、なんて思ってたのが初回から観られるとは思わず、大興奮でありました。



さてさて、そんなわけで行く前から興奮気味だったわけですが、色々と調べているとセーフコフィールドツアーというツアーがあるということを知りまして、せっかくだから参加しようということになりました。このツアー、ネットから予約できるはずなんですが、どういうわけかできず。電話してみてもつながらず。半ば諦めかけていたのですが、2日目に行ったショッピングモールにマリナーズ公式グッズショップがあり、そこで尋ねてみたところ予約できました。球場併設の駐車場(カナダからはネット予約できない)もこちらで予約できます。

早めに到着したので球場併設のグッズショップを物色。

セーフコフィールド外観


球場のグッズショップ


中は結構広いです


シアトルマリナーズのだけでもすごい種類のキャップ


ちゃっかりダルビッシュのユニTシャツも販売



ツアーは約1.5時間、料金は大人9ドル、子供7ドル。英語が苦手な人は日本語のツアーもあるようです(別料金かも)。普段は入れない場所も説明付きで入ったり見たりできるのでとってもお得です。写真も撮り放題。ガイドさんによるのかもしれませんが、ちょこちょこと出されるクイズに答えるとベースボールカードが貰えるので予習しておくといいかもしれません。クイズの内容は野球全般、大リーグ、シアトルマリナーズ関連などです。「セーフコフィールドの屋根は開閉式ですが、では全開まで何分くらいかかるでしょうか」などがありました。

個人的にはグラウンドやベンチ(イチローがいつも座ってる場所を教えてくれたりします)、インタビュールームが楽しかったです。VIPルームも入れます。
もちろん僕は大喜びで満喫したのですが、野球に興味がないうちの奥さんも喜んでいました。娘はかなりつまらなかったようですが。。。とにもかくにもオススメのツアーです。シアトルに行かれた際は是非参加してみてください。平日なら当日でも入れるかもしれません。

無人のスタンド






VIPルーム


オーナーの任天堂・山内 元社長の写真。山内さんは飛行機嫌いのため、オーナーなのにセーフコフィールドには来たことがないそうですw


記者席。イチローが入団したばかりの頃は半分くらいを日本人記者が占めたとか。


インタビュールーム。入団会見ができますw


グラウンド


ベンチ


中にも入れます


上にも書きましたが、グラウンドに入れたのはかなり嬉しかったです。

セーフコフィールドツアー関連リンク
公式ページ: Safeco Field Tours(英語。左上から日本語ページに行けますが、かなり微妙w)
紹介ページ: Go Mariners!


そして肝心の試合観戦、17:10の開場とともに入場。
選手達はまだ練習中です。この日は出番がありませんでしたが、川崎ムネリンもいましたよ。



まずは食べ物屋さんチェックのためぐるっと一周してみました。当たり前でしょうが全般的に高いです。今回は揚げマッシュルーム、イチロール(イチローの名を冠した巻き寿司)、カリフォルニアロールとビールを購入。ちなみに球場内への液体の持ち込みは禁止されています。手荷物検査もあるのでご注意を。そのくせ、子供用の飲み物(フルーツジュースとか)がないのはどうなんでしょうかね。イチロールは少しスパイシーですが、見た目に反して美味しかったです。また食べたい。カリフォルニアロールは、、、うん、まあまあ。

球場内には子供が遊ぶスペースや球団マスコットのムース君と記念撮影するブースもあり、家族連れに優しい仕様。これなら野球に興味がない子供や奥さんと来ても、少しはそこで時間をつぶしてもらうことができますね!



見学したりご飯食べたりビール飲んだりしてたらようやく試合開始。開始前には全員起立して国歌斉唱します。小さい頃にNYの現地校でも歌っていたので、なんか懐かしく、胸がジーンとしました。アメリカの国歌ってかっこいいですよね。君が代を歌うのが嫌だから歌わないし起立もしないという学校の先生も、アメリカの国歌なら起立して一緒に歌うのかしらとかどうでもいいことを思いました。



先発はマリナーズがキング・フェリックス、レンジャーズがダルビッシュというエース対決(ダルビッシュはまだ正エースではないですけど、成績から言ったらエースといっても過言ではないかと)。ところがダルビッシュの調子がいまいちピリッとせず、初回からイチローに三塁打を打たれて失点。そのあとも制球が定まらず、4回で降板してしまいました。5回から登場したのが前日にメジャーに昇格したばかり(と後日知った)の建山。日本人投手リレーを海外で観ることになるとは。結局、4-1でマリナーズが勝利。イチローは2安打でした。初回に三塁打だったのでサイクルヒットを期待したんですが、そう上手くはいきませんね。

ダルビッシュ。カッコイイ!!


イチロー登場。カッコイイ!!


ダルビッシュVSイチロー。どっちもカッコイイ!!


夜のスタジアムの雰囲気も素敵。試合に集中し過ぎて撮りに行き損ねましたが、球場外の夜景もきれいだそうです。


ということで初めてのメジャーリーグ観戦、すんごく楽しかったー!!!「また行こうね」と奥さんも言ってくれたのでまた行きますよ!


おまけ1
メジャーリーグでは応援に楽器などの鳴りものは使いません。メガホンを打ち鳴らしたりもしません。必要なときは手を叩いたり指笛や口笛を吹くなど肉体を駆使して音を出します。時々オーロラビジョンに"Loud"(うるさく)とか表示されるとみんな手を叩いたり奇声をあげたりと大騒ぎします。これがまた楽しい(笑)こういう一体感を楽しむのも球場での観戦の醍醐味でしょうね。

おまけ2
7回に「私を野球に連れてって」という歌をみんなで歌います。歌詞も表示されますが、ある程度歌えるようになっておくと楽しいと思います。
Youtubeで " Take me to the ball game" と検索するとたくさん出てきます。この歌をタイトルにした映画もあったそうで、なんとフランク・シナトラとジーン・ケリーがタップダンスしながらこの歌を歌っています。球場で歌うのと若干違いますけど、素晴らしい歌声とダンスを是非一度観てみてください。



おまけ3
Twitterで写真とハッシュタグをつけてツイートとすると球場のオーロラビジョンに表示してくれるサービスもあり、楽しそうな人たちの写真が出てました。気が向いたら事前にツイートしておくといいかも。

おまけ4
日本から試合を観に行く人のほとんどはイチローや川崎、岩隈目当てだと思いますが、事前に他の選手についてもWikipediaでサクッと調べておくとより楽しめますよ。実はすごい選手が出ている(もちろんみんなすごいんですが)のにそのときは気付かなかった、とか悔しいですからね。


【追記】
イチロー移籍:7月にイチローがヤンキースに移籍してしまいましたね。シアトルで観られるうちに行けて良かった。ヤンキースでも頑張ってほしいですね。
フェリックス、完全試合達成:8月にキング・フェリックスが完全試合を達成。すごい!そんなすごいピッチャーとダルビッシュの投げ合いを観れたのはすごくラッキーだったんだなあと改めて思いました。

シアトルに行って来た(3)ホテル

2012-06-12 13:13:27 | 旅行
3泊4日の旅程で、全て違うホテルに泊まりました。どれもとっても良かったのでご紹介。機会あれば是非利用してみてください。

初日)ホリデーイン
公式サイト:Holiday Inn Hotels & Resorts
全米に広がるチェーン系モーテルで、いわゆるホテルに比べ安いのが魅力です(モーテルの中では高い方ですが)。アウトレットから近いことと値段の割にクオリティが高そうなので選びました(奥さんが)。アウトレット三昧を楽しむときには拠点にすると良いかもしれません。
上述のとおり、値段の割にクオリティが高く快適に過ごせます。部屋もまあまあ広く、日本の普通のホテルくらいの広さです。ビジネスホテルをイメージしてたから嬉しかったです。部屋にはWi-Fiもあるのでネットでの情報収集も可能です。また、ビジネスセンター(PCやプリンタを利用できるところ)がありますのでクーポンや地図の印刷もできます。
予想外に嬉しかったのがホテル併設のレストランで、意外と言っちゃ失礼ですが割と美味しいです。そばにはあまり美味しそうなレストランがありませんが、ここで十分です。ホテルのレストランだと夫婦揃ってお酒が飲めるのも嬉しいですね(笑)

ホテルのレストランで食べたバッファローチキンウイング。ビールとの相性最高。



2日目)ウッドマークホテル
公式Facebookページ:Woodmark Hotel,Yacht Club & Spa
湖畔にある独立系ホテルで、値段は少し高いです。これは我々の趣味の一環として選びました。
ウエルカムシャンパンやバレーパーキング(係の人が車の鍵を預かり、使いたいときに持って来てくれるサービス)など、日本では高級ホテルでしかないような対応を受けられます。お部屋はセミスイートばりに広く、バルコニーは方向によっては湖が望めます。個人的なポイントとしては、バスタブが深いのでじっくり浸かれます。今のバンクーバーの家のは浅く、あまりお風呂に入った気がしないので地味に嬉しいところです。もちろんWi-Fi、ビジネスセンターともあります。
湖畔ということもあり非常に気持ちいい環境で、天気がいい日は近くを散歩したい雰囲気です。
看板犬のウッディがロビーにいます。娘はウッディにご執心で、ずっと追いかけ回してました。到着日は一緒に遊んでましたが、翌朝はウッディがあまりそういう気分ではなかったようで、ウッディは逃げまわってましたw


夕食はホテルの横にあるレストラン bin on the lake を利用しました。値段は少し高いのですが、とても美味しく満足。ここはワシントン州のワインが美味しいレストランアワードを2009年と2011年に受賞してるだけあって美味しいワインが豊富です。さらに試飲用に1oz.(30cc弱)から頼めるので色々なワインが飲みたい人は嬉しいところです。








3日目)ホテル1000
公式サイト:HOTEL 1000
シアトル市内にある独立系おしゃれホテルで、ウッドマークホテル同様少し高いです。ここを選んだ理由はセーフコフィールド(シアトルマリナーズのホームスタジアム)から1kmほどのところにあるので、野球を観てから帰るのがラクだから、というものです。あと後述しますがバスタブが大きいから(笑)。
ウェルカムシャンパン、バレーパーキング、Wi-Fi、ビジネスセンター、全てあります。部屋は少し広いくらいです。バスタブが大きくて気持ちいいのがとにかく素敵。お湯をためようとしたら、天井から降って来たのには驚きました。



割と新しいホテルのようでスタッフは若い人が多く、ざっくりした感じだけど気持ちいいサービスでした。家族向けというよりはカップル向けなのかなーという感じです。


特に2日目に泊まったウッドマークホテルは全てが本当に気持ちいいところで、また泊まりたいなと思っています。今度泊まる時はお天気が良いといいんですが。

シアトルに行って来た(2)お買い物天国

2012-06-11 19:47:55 | 旅行
カナダに比べるとやはりアメリカは買い物しがいのあるところです。アウトレットしかり、ショッピングモールしかり。安いし品揃えも豊富。今回はアウトレットモール、普通のショッピングモール、それとトイザらスに行ってきましたよ。

1)プレミアムアウトレット

公式ページ:シアトルプレミアムアウトレット(日本語)

日本でもおなじみのプレミアムアウトレット。バンクーバーからいちばん近い大手アウトレットだと思われます。そんなわけで大盛況でした。
行くときは必ずネットからVIPクーポンブック引換券を申し込み・ダウンロードし、インフォメーションセンターで交換してもらいます。家族や団体で行くときは何枚かずつあるといいかも。また、割引チケットによっては「1点のみ10%オフ」というものもあるため、何度か並ぶ根性があるなら数枚用意するといいかもしれません。
シアトルに泊まる予定があり、翌日も行くことになって足りなくなったらホテルのビジネスセンターを利用するといいでしょう。
お昼はフードコートのピザを食べましたがしょっぱいです。塩辛いだけで美味しくない。お勧めしません。アイスクリーム屋さんのアイスは激甘でした。さすがアメリカ、一筋縄ではいきません。通路にあるホットドッグは美味しそうだけど試してません。次回、トライしたいと思います。お弁当持参で行くのが賢いかもしれませんね。



2)オルダーウッドモール
公式ページ:ALDERWOOD MALL

Forever21やアバクロ、ホリスター、アメリカンイーグルなど、日本でも人気のカジュアルブランドも多数入っていて一日楽しめるモールです。値段は日本より少し安いので日本のアウトレットよりはお得。品揃えもいいです。特にディズニーストアは日本のものとは品揃えが異なるもののかなり安いので、ディズニー好きにはすごくオススメ。日本人の女の子が興奮して絶叫してました。ぬいぐるみとか激安です。
シアトルマリナーズの公式グッズショップがあって、こちらでチケットなどの予約もできます。(これについてはまた別途詳細を書きます。)
お昼はP.F.Chang's China Bistroという中華料理店で食べました。ダンダン麺は丁寧にじっくり煮込まれたコシを一切感じさせない麺でお勧めしません。蟹チャーハンはピリ辛だけど割といけます、無難にいきたい方はこちらをどうぞ。でも他に美味しい食べ物屋さんあるんじゃないかな。



3)トイザらス
アメリカならではのモノが多数、スケールの大きさを見てるだけでも楽しいです。バンクーバーにもありますが、規模が小さいです。シアトルのトイザらスはとにかく広く品揃えも豊富で、一周するだけでも結構時間がかかります。個人的にツボだったものをいくつかご紹介。

庭に置くプール。日本人の感覚からすると異常なサイズ。水道代が心配です。




プールに入れる塩素も売ってます。


少し小ぶりでこのサイズ。芝に敷いて水を流して上を滑るやつは楽しそう。


おもちゃの家もこのサイズ。これって公園に置いてあるやつじゃね?


家の中で遊ぶプラレール的なものだって負けてません。


こちらは自宅におくMY砂場。って公園のじゃダメなの?


当然、遊ぶ用の砂も売ってます。


車。足漕ぎタイプから電動まで。ずらりと並ぶとちょっとしたカーショップ。


また、子供の間でのトレンドもわかりやすいです。
レゴではこのNINJAGOというのが大流行している模様で、レゴストアでも1コーナーが設けられていて子供達がえらい興奮してました。


女の子向けのコーナーは日本でもおなじみのディズニープリンセスやバービーだけでなく、よくわからないものも売っています。中にはあんまりこれは買いたくないな、というものも。

ディズニープリンセス。日本では見ないプリンセスもいます。誰?


知らないけど、少し年上の娘向け?


さらに上の娘向け?親が買い与えるデザインとは思えませんが、欲しいと言われれば考えるのかしら。願わくば違うものにしていただきたい。



だーいぶ前のエントリーに書いたUGLY DOLL。もっと流行ると思ったんだが、日本では全然でした。
こちらではまだそこそこ人気があるのかしら。



ここにあげたのは極一部で、他にもとにかく色々あります。ものによってはとてもお得なので子供がいる家庭は一周してみてもいいかもしれません。個人的にはとても楽しかったです。

シアトルに行って来た(1)国境越え

2012-06-11 19:37:15 | 旅行
5月19日から3泊4日でシアトルに行ってきました。バンクーバーに引っ越して初めての旅行は海外旅行。といっても、移動手段は車ですが。バンクーバー-シアトル間は順調に行けば車で約2、3時間。東京から伊豆に行くのと大差ありません。ただし、国境を越える必要があるので、同じようにはいきません。
「車で国境を越える」という感覚は島国に住んでいると全くわからないものですが、国によってもだいぶ異なります。僕は以前、マレーシアとシンガポールを車で行き来しましたが、そのときは定期券を見せるくらいの感覚でした。そんな軽いノリなので、マレーシアに住んでいてオフィスがシンガポールにある人もたくさんいます。また、スイスに住んでいた方にお話を伺ったときは、犬の散歩でフランスに行くとかしてたそうです。ユーロ圏内だともうほとんど国境という感覚はないのでしょうね。

さてさて、それでは我らがカナダ君とアメリカ様との国境はというと、高い塀で区切られていて、関所には屈強な国境防衛隊の方々が配備されてかなり物々しいです。高速の料金所みたいなところに車で並び、順番が来たらパスポートを提示します。空港での検問に近い感じと言えばわかりやすいですかね。僕たちが通った日は連休初日ということもあり、朝7時の時点で1時間待ちの行列。そして、ようやくパスポートを見せると、その後は別の建物に行くように指示されます。カナダ人とかだとそのままスルーできるのか、その辺のシステムはよくわかりませんが、とりあえず僕らは駐車場に車を停めて、やはり物々しい雰囲気漂う建物に入りました。そこでまた30分ほど並び、改めて入国審査があります。審査官はみんなごついです。しかも眉間にしわを寄せていて、優しさとかそういう類いのものは微塵も感じられません。勧進帳が毎日繰り広げられる感じ。みんな富樫左衛門(しかも情がない)。ハワイに行くときみたいな軽いノリで行くとぶっ飛ばされそうな、そんな空気。怯える僕。ようやく順番が来ると、色々聞かれます。「何しに行くの?どこに泊まるの?」などなど。準備の良いうちの奥さんはさくさくとホテルのサイトのコピー等を見せます。それでも結構な時間待たされてようやく通関。結局、国境を越えるために合計2時間くらいかかりました。

ついでにお手洗いも済ませて行こうということになり、僕だけ車に戻って待ってたら怖そうな係官が寄って来て「建物の中に入れ」と言ってきました。ああ、こりゃあれだ、僕だけパスポート見せてないと思われてんだなと察して
「もう手続きは済んで、家族がトイレ、、、」
「俺が中に入れと言ったらとっとと入れ」(めっちゃ怒ってる)
「はい、すみません」
慌てて建物の中に飛び込む僕。
ところが、子犬のように震える僕に「車の荷物をチェックするために鍵は開けておかないといけないという噂がある、開けた方がいいか確認してきて」と奥さんが言ってくるわけです。いや、あのおっさんマジで怒ってたから。中に入れってすごい剣幕だったから。建物出たら怒られるから。聞くの無理だから。そう言っても「いいから確認してきて」と言われ、半泣きで聞きに行くと、
「中に入れっつってんだろ!!!!!!!!!他のことはいいから中に入れ!!!!!」
とまた怒鳴られました。僕、涙目。マジで怖かった。
そして中に入ってしばらくしたら今度は
「お前ら全員、とっととここを出て行け!」と。
「いや、でも娘がトイレで、、、」
「いいから出て行け、便所なら次の出口にあるからすぐ出て行け、さもなくば撃つぞ!」
撃つぞまでは言われませんでしたが、そんな剣幕でお手洗いに並んでる人は全員強制退去を命ぜられて逃げ出すようにそこを出て行きました。ああ怖かった。
何か事件でもあったんですかね。結局、なんでそんなことになったのかさっぱりわかりませんでした。


おまけ1
バンクーバー空港の中にはアメリカの入国管理局があります。バンクーバーにいながらにしてアメリカに入国するという不思議な感覚。
奥さんの同僚は仕事で渡米するとき、そこで「1万ドル以上持っているか?(持っていると入国できない)」と訊かれ「持ってればいいんですけどねー」と軽いノリで返したら別室で小一時間たっぷりしぼられたとか。入国審査はガチの場なので冗談は一切禁物です、気をつけましょう。

おまけ2
帰りのアメリカからカナダに戻るときは拍子抜けするくらい簡単でした。車の中からパスポート見せて、簡単な質問(何しに行ったの?→野球観戦→どことどこの試合?など)に答えておしまい。面白いというかなんというか。


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長野旅行(その2)

2010-08-17 22:59:35 | 旅行
その1の続き)


翌朝。
朝風呂を浴びに、懲りずに露天風呂へ。朝早いせいか、まだアブさんは来てません。安心してのんびり浸かってたら、お目覚めになったアブさん到着。入れ替わるように上がりました。

朝ごはんを食べてチェックアウトして向かうは安曇野のNo.1観光名所、大王わさび農場に。クリアボートってのがなんか楽しそうだったので、それに乗るためだけに行きました。多い日は800人以上が楽しむこのボートアトラクション、15人程度が乗れるゴムボートに乗って湧き水の川を往復します。オールで一度川上に行き、山葵も育つきれいな湧き水に足をつけながらのんびりと流れにまかせて下ります。猛暑の中、冷たーい水につかるとすんごく気持ちいいです。このアトラクションはオススメ!
あとここではハグロトンボという少し珍しいトンボを見ることもできます。普通のトンボと違い、イトトンボのように羽を閉じてとまるのが特徴です。昆虫大好きオジサンはちょっと興奮してました。






遊んでたらお昼近くなったので、また蕎麦屋へ。今度は富士尾山荘という蕎麦屋さんへ。ここは民宿も兼ねていて、なんか落ち着ける雰囲気のお店でした。おそばは感動するほどではなかったのでどんなだったか詳しくは忘れちゃいましたが、でもとても美味しかったです。たまにはこういう民宿にも泊まりたいな、というお店でした。






そして本日のメインイベント、鷹山ファミリー牧場へ。ここは個人経営の牧場で小規模ですが、乳搾りや乗馬体験など牧場体験のポイントはおさえているし、小規模だからこそ移動もラクチンで、なかなかステキな牧場です。なんといっても入場無料なのがいいですね。娘はここでも乗馬体験。最初はママと一緒に乗りましたが、そのあとポニーに乗っているおねえちゃんを見て「私も一人で乗る!」と言い出しました。少し心配なれど、牧場の人もいるし、まあ死ぬことはないだろうからと送り出し、無事一周。「一人で乗ったね!」って前日以上に興奮していました。喜んでくれてよかったよかった。





このあと牛を眺めたりヤギに餌をあげたり。いかにもなことをして楽しみました。
さてこの牧場、アトラクションを1つやるごとにチケットをくれて、そのチケットの枚数に応じて牛乳やソフトクリームをもらうことができます。牛乳はチケット2枚なので、今回はそちらをもらいました。牧場の牛乳ってどうしてこんなに美味しいんだろう!ってくらい美味しいです。個人的にはここに来たら必ず飲みたいです。

牧場をたっぷり楽しんだあとは本日のお宿、テラス蓼科へ。ここは何度か来ていますが、真夏に来るのは初めて。偶然残りわずかな空き部屋がとれました。ラッキー。いつもはコテージの方を選ぶのですが、今回はウイングという本館と一体の方に宿泊。これが実はすごく良くて、移動がラクチンなのです!コテージの方が気兼ねなく騒げるのですが、別に騒がないし、子供がいるので移動がラクなのはとてもありがたかったです。次回来るときもウイングにしようと思います。しかも今回のお部屋は本当は車イスの方用で、少しだけ他の部屋より広かったのです。ラッキー!



荷物を置いてから、散歩してハート型の木の実を拾ったり、絶景の露天風呂に入ったり、美味しいお酒を飲んだりで楽しい時間を過ごせました。やっぱりここ、いいわ。娘はアイスクリームを食べて、異常にテンションが上がっていました。君が幸せならパパもとっても幸せだよ。また来ようね。



朝も早朝散歩。高原の朝の澄み切った空気はホントに美味しい!







そして朝風呂を浴びて、美味しい朝ごはんを食べて気持ち良く出発。すぐそばにある蓼科湖レジャーランドでスワンボートに乗りました。キコキコ。間近にカモを眺めたり魚を眺めたり。キコキコするのは少し疲れましたが楽しかったです。娘はどちらかというとデパートの屋上にあるような遊具にご執心でした。







帰り道、直売所で安くて美味しい野菜を色々仕入れて、お蕎麦を食べて帰京しました。楽しかったなー。また行こう、蓼科。

長野旅行(その1)

2010-08-15 22:48:43 | 旅行
夏休みに長野に行ってきたので記録。

出発前日から浦安の実家へ。なぜなら実家の車を借りるから。久しぶりに実家に泊まりました。日帰りでは時々行くんですけどね。かつて自分が暮らしてた家なのに、なんかへんなカンジ。

さて翌朝5時に起床、5時半に出発です。お盆の帰省ラッシュに巻き込まれないための早朝出発。娘は寝たまま連れて行くつもりが、ばっちり起きてくれました。やっぱり枕が変わると熟睡できないのかな。
8時頃、諏訪SA着。この日は諏訪湖花火大会があり、このSAからもよく見えるのでしょう、こんな朝早くからみんな場所取りしてます。一日中ずっといるんですかね。ご苦労様です。



諏訪のスタバで買ったアイスラテを飲みながらまた走り出し、豊科ICを下りて向かう先は甘味処いろは。うちの奥さんがはるか昔に食べて美味しかったというお団子屋さんです。地元で知らない人はいないというほどの有名店で、開店前に到着したのですがすでに数人並んでました。揚げ団子(みたらし)がイチオシらしいので、それとアンコと購入。おもちがすっごくやわらかくて、甘さは控えめで、これは確かに美味しい!こっちの方面に来る機会があったらまた行きたいです。ああ、思い出してヨダレが出てきた。

お腹も満たされたところで、今度はホースランド安曇野へ。娘に乗馬体験をさせてあげたいというだけで来ました。でも怖がって泣き叫びながら途中で降りるとか言われたら厄介だなーと心配しましたが、まったくの杞憂。緊張した面持ちではありましたが、機嫌良く一周回って来ました。そのあとはお馬さんに餌やり体験。ばくばくと食べてくれるのが相当楽しかったらしく、3回も餌を追加オーダー。こういうことに怖がらずにトライしてくれることがパパは嬉しいです。調子に乗ってヤギさんにも給餌しちゃいました。終わってからも興奮して「お馬さん乗ったね!」と言ってたので、相当楽しかったんでしょう。良かった良かった。





お昼。長野といえば蕎麦ですよ。長野に詳しい後輩が「青崎山荘が本当に美味しいから是非行ってみてください!」というので行ってきましたよ。結構山奥で、何もないところにポツンとある蕎麦屋なのですが、すでに行列が。日によっては相当待つみたいです。2、30分ほど待って入店、もりそばと馬刺しをオーダー。しかも奥さんが運転してくれるとおっしゃるのでビールまで!そういえば今回の旅行中、ほとんど奥さんが運転してくれました。ちょっと心が病み気味だった僕に気を使ってくれたのかな。ありがとう!
馬刺しは臭みがなく、ねっちりした味わいで、ああ、うん、馬刺し、ってカンジ。そして蕎麦。しっかりとコシがあり、香りもよく、味も濃厚。蕎麦湯もしっかりしています。これは確かにオススメですわ。今回ここも含めて3軒まわりましたが、ここが一番美味しかったです。





再びお腹も膨れ、宿に向かうことにしました。今回初日のお宿は穂高ビューホテル。ちゃんと泊まるとまあまあいいお値段のホテルなんですが、奥さんの健保かなんかでまあまあ安くとれました。んで、こっちとしてはそれなりのレベルを期待していたのですが、そんなでもなかったですね。これならもっといいところあるな、ってカンジ。車寄せに車を停めて荷物を下ろしてても誰か出てくるわけでもないし。求め過ぎ?お部屋は普通の10畳の和室。



お風呂は大浴場と露天風呂があります。この露天風呂が曲者で、眺望抜群なのですが、虫が多い。しかもアブをトップに据えた攻撃的な布陣。あまり虫に抵抗がない自分ですが、さすがにゆっくり浸かる心境にはなれず。蚊取り線香でも焚いてくれればいいのに。


夕飯はホテルで食べるととても高くつくので、貧乏一家は外に食べに行きました。近所に餃子が美味しいお店があるというのでそこにアタック。安曇野餃子館というお店。





古民家を改造した雰囲気のいいお店で、焼き餃子と水餃子を食べられます。値段もそんなに高くなくまあまあ美味しいのですが、なんだろう、店主の態度がえらいちゃらんぽらんなカンジが気になりました。隣のテーブルの人なんか、頼んだのと違うのが出てきた(焼き餃子と水餃子だったと思う)のでそれを伝えたら、「うーん、でもこれでお願いしますよ!」みたいなこと言われて明らかにムッとしてた。なんか後でフォローしてたけど、それ見て「エー」ってなってしまいました。あまり居心地がいいカンジがしなかったし、娘が疲れて寝てしまったので、早々に撤収。近所でお酒を仕入れて部屋で奥さんと飲みましたとさ。

そんなこんなで長野初日の夜は更けていきました。(その2に続く!)

モルディブ旅行記5日目-ジンベエトリップ!-

2009-11-25 23:49:27 | 旅行
この日は先日申し込んだジンベエザメに会えるかもしれないオーシャンアドベンチャーに参加。この日のために強力な酔い止め(※)を持ってきたので飲みました。自分はものすごーく船酔いしやすいのですが、この酔い止めのおかげで到着まではギリギリ酔わずにすみました。
アネロンニスキャップエアスロートニスキャップ(名前が違うだけで同じ製品・船釣りする人もオススメの一品、普通の薬局では後者が多いみたい)
この日は波が高かったらしく、娘のために同乗してくれたベビーシッターさんも酔ってました。娘は途中から寝てたから関係なかったみたい。
ジンベエザメがよく見られるスポットに行くと、周りには他にも同じ目的の船がちらほら。そしてスタッフが目を皿のようにして海面を見つめています。突然、スタッフが叫びます。
「ダイブ、ダイブ!ハリー!」
え?なに?え?え?と混乱しながら慌ててマスクをしてシュノーケリングを咥えて海に飛び込みます。指差していた方向に泳ぐと、優雅に泳ぐジンベエザメの姿が!!!もう感動ですよ。カメラのシャッターを押しながら夢中で追いかけます。波が高いので泳ぐのもけっこう疲れます。ふとみんなはどうしたかと後ろを振り返ると、すさまじい数の人間が追いかけてきてます。トライアスロンで先頭を泳ぐ人が後ろを振り向いたときってこんななんだろうなーってくらい。あんまり一生懸命潜りながら写真撮ってると、上を泳ぐ人達に頭をけられまくり。こんな状態なので海水を飲みまくってしまい、船に上がった時にはすっかりグロッキーになってしまいました。疲れが酔いを呼び、もうゲロゲロ寸前。後ろの席の外人はサワー沢口よろしくゲロゲロと餌を撒いてました。


命がけで撮ったジンベエさん。


頑張って潜行して撮りました。
ジンベエさん、優雅だが意外に泳ぐの速い。

さらに2回くらいジンベエさんに会うチャンスはあったのですが、1回見れて満足したし、そもそも海に入る気力も体力もなかったので船で休んでました。

このあと、一度リゾートに戻って死にかけた人たちを下し、元気な人たちを乗せて船はマンタスポットへ。僕は娘と下船しましたが、奥さんは義妹夫婦とマンタ探しに。残された娘が「ママー!」と泣くのを見かねて、ベビーシッターさんが魚の餌をくれました。桟橋の上から餌を撒くと池の鯉のように魚たちがバシャバシャと跳ねます。娘大喜びでした。
でもカメラは奥さんに預けちゃったので写真はなし。残念。
ちなみにマンタには会えなかったそうな。こちらも残念。

午後はもうぐったりで、お昼を食べる元気もなく寝込んでました。夕方少し元気になったので、バーに行ってクラブサンドをオーダー。ここのスタッフって、いつものレストランもそうなんだけどオーダーしてから持ってくるまでえらく遅い。この日もクラブサンド持ってくるまで30分以上待ちました。途中で「まだー?」と聞きに行くと、「わかってるから大人しく待ってろ」と言われ、すごすごと戻ったら割とすぐに運ばれてきました。しかもパンが少し冷めてる。絶対届けるの忘れてたろ!全般的にとてもステキなリゾートなんだけど、ホールスタッフの対応が一貫していけてませんでした。がんばれ!


丁寧に時間をかけて作られた、冷たいクラブサンド。
味はまあまあです。

クラブサンドをムシャムシャしながらボーッとしてたら、カラスが来てMYポテトを狙ってました。


虎視眈眈というのはこういうときに使うのです。

隣のベンチには別のカラスが押し掛けてます。


このあとこのコップを倒しちゃってました。

夕食は滞在中1回だけ無料で利用できるアラカルトレストランのタマリンドで。バターチキンカレーは美味しかったですが、デザートは正直微妙でした。











余計なお世話ですが、いらっしゃったアジア人のゲストでランニングシャツの男性がいました。こういうときはやっぱり襟付きのシャツで来るべきだよなーと思います。まぁ僕も言動等があまり褒められた人間ではないので偉そうに言う立場でもないのですが。でもこのへん、東洋人が欧米人からバカにされる原因の一つだと思います。これ読んだ人はリゾート行くときは襟付きシャツ持って行ってね!

部屋に戻ると明日のチェックアウト情報が。帰りの飛行機は前日までわからないのです。情報によると、14:30発の飛行機とのこと。通常はチェックアウト12時、もちろん部屋も12時までしか使えないし、ランチもついてこないのですが、ここはランチがついてくる上に部屋も直前まで使えるという良心的な対応。到着日も無料でアーリーチェックインできたし、地味にすごく助かります。

あっという間に最後の夜を迎えて、寂しさいっぱいのままベッドに入るのでした。

モルディブ旅行記4日目-自然と戯れる-

2009-11-24 23:03:40 | 旅行
この日の午前中は家族サービス。
娘と波打ち際で遊びました。カニも義妹がとってくれたので、娘にカニさんだよーって見せてあげたら興味しんしんでした。その後も波打ち際でバシャバシャしたり、追いかけっこしたり。平和だなー。ツバメウオの幼魚っぽいのが波打ち際にいたのを捕まえてペットボトルに入れました。娘にいろいろな生き物を見せることができてなにより。

ヤドカリちゃん


カニさん(大)


カニさん(小)


ツバメウオかなんかの幼魚
後でちゃんと放してあげました。

僕が娘と遊んでるあいだに奥さんと義妹夫婦はシュノーケリングへ。VIBES(バー)の方を遊泳してきたとのことで、きれいだったらしい。ウツボもいたそうです。行きたかったけどまぁ親子のふれあいができたからよしとしよう。

お昼を食べようとバーに行ったら、軽食は2時からとのこと。ハンバーガーとかあるから食べられると思ったのに。仕方なくいつものリリーマーへ。美味しいし自由に選べるから飽きるわけじゃないんだけど、ハンバーガー食べたい気分だったなー。
お昼のあとはお酒を飲みながらビリヤードを少し楽しみました。久しぶりにやったよ、ビリヤード。全然狙った通りに行かないのはきっとお酒のせいということにしておきましょう。

バーの前には卓球台とビリヤード台が置かれています


右上、ダーツもあったのね。今気がついた。

そのあと、娘を昼寝させて、義弟に見てもらってるあいだに奥さんと義妹とシュノーケリングへ。ひたすらシュノーケリング三昧の日々。水上コテージのまわりのリーフエッジをぐるっとまわるコースをとったのですが、けっこう遠くて疲れました。全行程1時間強。最初は流れに逆らう形で泳ぐので正直疲れました。でも海はとてもきれいです。体力さえあればオススメです。

インディアンバナーフィッシュ


モルディブアネモネフィッシュ
ニモ=カクレクマノミと似てるけど、縞の数が違います


ニシキヤッコ


サヨリの仲間


ムレハタタテダイ


きれいなサンゴ


なんかの幼魚の群れ


ハナタカサゴ


ブダイの仲間


カスミアジ


ホワイトチップシャーク


マダラエイ

(※魚の同定には主としてこちらこちらを参考にさせていただきました)

夕方からはバーでカクテルパーティーです。前日に招待状が届いていたので軽くドレスアップして行ってみたのですが、もっとくだけたカンジ。おつまみ程度の軽食とカクテルを楽しもう、という趣旨なのか、あまりパーティー感はなかったです。ちょっとかまえすぎたかな。ここでは日本人スタッフの方が様子を聞きに来てくれました。彼女の話から得られた情報は下記の通り。
・オーナーはスリランカ人とモルディブ人の共同出資
・スタッフはルームボーイ等はモルディブ人、バーやレストランのスタッフはお酒を扱うためにモルディブ人ではできないので(モルディブは100%ムスリム)、スリランカ人やインド人が担当
・スタッフは全員で約240人
・そのうち女性は20人程度。レセプション、スパ、キッズクラブの担当
・ゲストはドイツ人とイギリス人が多い(10月末からは韓国人ハネムーナーが多い)
・日本人は1割くらい
・早朝、ダイブセンター付近で亀が見られることがある(結局見られず)
・運がいいとイルカも見られる(結局見られず)
いろいろと情報いただき、ありがとうございました。

カクテルパーティーは軽食だけだったので、夕食はいつもどおりでした。

子供が寝てからは一人で星の撮影にチャレンジ。だってすごくキレイなんだもん。Ai AF NIKKOR 50mm F1.8Dを開放値まで開いて撮影。シャッタースピード短めでも結構キレイにとれました。



写真はISO感度も思いっきりあげて撮影したものをフォトショで補正したもの。ホント、こんな星空が満天に広がるんですよ!残念なのは、50mmだと写せる範囲が狭くて、オリオン座が精いっぱい。かといって持って行った広角レンズだと開放f値が4.5でシャッタースピードが稼げないため、あまりキレイに撮れない。せめて2.8くらいないと辛いのかなー。でもそんなレンズ、高くて買えませんのであきらめるしかないわけで。自分が大金持ちだったらなーと思いながらベッドに入るのでした。

モルディブ旅行記3日目-シュノーケリングトリップ&ナイトフィッシング-

2009-11-23 22:59:07 | 旅行
娘は例によって5時起床。場所に惑わされず、自分のペースを貫きます。奥さんが起きて相手してくれました。浜辺に連れて行ったらなかなか帰ろうとしなくて苦労したらしい。そんな二人をしり目に自分は6時起床、当初予定通りですw
昨日は曇り時々晴れ、というカンジでしたがこの日からはピーカン、どこまでも青空が続きます。燃えてきたぜ!
7時過ぎに朝食。もちろんビュッフェ。オムレツは材料を選ぶとそれをいれて作ってくれます。義弟が全部入りを頼んだら青唐辛子がたっぷり入ってとても辛かったと言うので、自分は少しだけ入れてもらったがそれでも少し辛かった。このピリ辛感がクセになって、毎朝同じのを食べてました。

朝食後は寂しいと泣きわめく娘を無情にキッズクラブに預けて、大人たちはシュノーケリングトリップへ。まず始めに4,50分かけて漁民の島へ行きます。そんなとこ行くの知らなかったのでお土産を買うことも出来ずただ観光。地元の病院とか連れていかれて人口の推移とかレクチャーされてもねぇ。なんか選挙があったらしく、ポスターが貼られてました。行く島にもよると思いますが、お土産のTシャツとか安く買えるらしいです。


漁民の島


漁民の島その2


漁民の島その3(寺院)


漁民の島その4(漁船?)


漁民の島その5(選挙ポスター)
アンディ・ウォホールを彷彿させますが、そんな意図は多分ありません。

ローカルな雰囲気にふれたあと、リゾート方向へ30分ほど戻ってシュノーケリングポイントへ。でもリゾートの周囲の方が全然キレイで魚影も濃いです。どうやらこのツアーは漁民の島訪問がメインのようです。正直参加して失敗でした。娘、ごめん。

どうでもいいですが、同じツアーの数組の韓国人カップルは船の中でもみんなずっとベタベタしてました。韓流ドラマ(ほとんど見てないからイメージだけど)の必要以上にベタベタしてるのは、演出ではなくみんなそうなんだなーと感心しました。後で聞いたところによると、韓国では10月下旬に結婚すると縁起がいいらしく、みんな10月下旬に結婚するそうです。で、ハネムーンの予約をとりそこねた人が11月下旬に来るらしい。10月下旬には韓国人ハネムーナーに占拠される勢いらしいです。へー。ベタベタしてるのは新婚さんだからってのもあるのかな。ちなみに彼らのペアルック率の高さはハンパじゃないです。昔の日本もそうだったんだろうなー。


お昼はグリーンカレー。これ、超美味しい!そしてアンチョビ!これがまためちゃくちゃ美味しい!生臭さがなくて、お酒が進む進む。全速前進!てカンジですよ。酒好きな方はぜひチャレンジしてみてください。

さて、他の方のサイトをみると、マンタやジンベエザメが見られるツアー@110$があるらしいので、確認して申し込みました。結構な遭遇率らしいので期待です。

娘を昼寝させてから、起きたときのことは奥さんにまかせて義妹夫婦とメインジェッティの方を軽くシュノーケリング。でも曇ってきたので早めに撤収。撤収途中、亀の養殖所で子亀を触らせてもらいました。甲羅のお腹側が少しブニュブニュしてて頼りない。これが固くてでっかいやつになるのね。君達のお父さん・お母さんに会いたかったぜ。


部屋に戻って着替えた後、17:30からナイトフィッシングへ。時間守れない困ったちゃんな外人のせいで出発が15分くらい遅れました。出足からつまづいちまったぜ!
10分ほど沖に出たところにポイントがあります。直径20cmくらいのでっかいリールに糸が巻きつけてあって、そこについてるでっかい針に魚のでっかい切り身(3×6cmくらい)をつけてドボンと放り込む豪快な釣りです。釣り竿は使いません。これ、引き上げるとき、僕の常識で考えると、リールに巻きつけながら引き上げるのですが、一部の方々は糸を引っ張るだけなのでそこらじゅうに糸が散乱、当然ながら糸はグリングリンになってこんがらがってしまい、周りには迷惑だしスタッフの手を煩わせるしでありえない状況になってました。おまけに釣り上げたあとははしゃいで大声出してじゃれてるし、とにかく迷惑!(これは釣れてない人のひがみかもしれないけどw)

餌の準備


このでっかいリールで釣りますよ。


釣果。カラフルな魚が多いですね。

結局、釣果は奥さん1匹、僕ボウズでした。全体的にも少なめ。これも釣れなかった人間の言い訳かもしれませんが、15分出発が遅れたのも痛かったのでは。日没前後という状況が変わりやすい時間帯だからこそ、10分のロスというのは大きい気がします。つまり、釣れなかった言い訳にされないよう、時間は守りましょうということですね。
豆知識。釣った魚はエイの餌付けの材料になるそうです。

この日はツアー二つで結構忙しい日でした。のんびりしに来たのに忙しいってどうよとも思いますが、まぁ楽しかったのでよしとしましょう。