(前回の続き)
さて、専門医の先生のところの予約をとって、早速突撃をかけました。50歳前後くらいのおじさん。デニーロとMr.ビーンを足して2で割ったような顔立ちで、若干くたびれたベージュのワイシャツが素敵です。先の歯医者さんもそうだし以前かかったお医者さんもそうだったけど、白衣を着てるお医者さんに会ったことがありません。UBCの売店に売ってるよ?知らないの?って感じなくらい、みんな普通に私服。それもパリっとしたやつじゃないこともままあります。白衣と腕はもちろん関係ないし、白衣だから衛生的ってわけじゃないのもわかってるけど、それホントにキレイ?ってちょっと心配になります。大丈夫なんでしょうけど。というか大丈夫と信じたい!!
で、先の歯医者さんで撮ってもらったレントゲン(2cm×3cmくらい、免許証の写真かよ)を先生に渡します。先生、ふーんと少し眺めたあと、「これじゃわかんないからちゃんと撮り直すね!」って。そうですか。僕は何のためにこの写真を持ってきたのかな。まあいいや。
そして数枚レントゲンを撮り、「うーん」とかなんか嫌な予感のする表情を作ったあと、くるりと僕の方に向き直り、「残念だがこれはとても難しいことになっているよ。」と状況を丁寧に解説してくれました。正直、この件に関して"unfortunately"という言葉は聞き飽きましたよ。
状況をここにあんまり詳細にくどくど書いてもなんなのでざっくり説明しますと、通常は冠を取って穴を掘り直して悪いところを治すのですが、歯根がぐねぐね曲がってて無理だから、歯茎を切開して歯根の悪い部分を切除します、ということだそうです。それ、手術じゃん!ただこの方法のメリットは、冠を取る必要がないので、今あるものをそのまま使えるということ。なので費用負担は抑えられます。
とはいえ、手術は手術。ちょっとびびります。が、放置しておくわけにもいかないので、仕方なく手術を受けることに。日を改めて予約をし直しました。ちなみに先の先生に診てもらったあと、日本で処方してもらっていた抗生物質を飲んでいたのでとりあえず痛みはひいていて、手術まで痛い思いをすることはありませんでした。
で、いざ手術の日。先生はいつも通り私服。助手の人も私服。ときどき手伝いに来る受付のおばさんも私服。衛生、、、、。
2時間に及ぶ長い手術は、再び撮り直したレントゲン写真を眺める先生の満足そうな表情で幕を閉じました。患部はちゃんと麻酔をしたので全然痛くなかったのですが、なにぶん奥歯の治療なので術野を確保するために口の端っこをえらい引っ張ります。で、その引っ張る道具をぐりぐりしながら口に押し込むもので、口角が少し切れました。ここが痛かったです。そこももっと丁寧にやっていただきたかった。
こうして無事に手術を終え、抗生物質と痛み止めを処方してもらい、帰路につきました。で、麻酔が切れてきて患部が痛むわけですね。うがいをすれば血だらけ。ちょっとしたホラーです。娘がそれを見て「どうして!?」ってすごく心配そうに聞いてきたので、
「パパはちゃんと歯磨きしなかったから虫歯になっちゃって、お口の中を包丁で切らないといけなくなっちゃったんだよ。○○はちゃんと歯磨きしようね。」
と答えておきました。それからは歯磨きを嫌がるそぶりは一切見せなくなりました。今回の唯一よかったことですね。
翌朝には輪郭が変わるくらいには腫れました。下の親知らずを抜くとこんな感じなんでしょうね、多分。そしてもうすぐ1週間経ちますが未だに少し痛いです。腫れはほとんどひきましたが、まだ少しなにかある感じはします。
最後に問題の費用ですが、1400ドル、ご請求いただきました。1400ドル。日本円に換算すると11万円ちょっと。大手術だったから仕方ないですね。仕方ない。うん、仕方がないんです。
そしてこれについて保険会社から手紙が来て、
「請求は1400ドルだけどこの手術の適正費用は500ドルだから、その8割の400ドル負担するね!(だからあとは自腹で頑張って!)」
って書かれてました。適正費用って誰が決めるんですかね。その適正費用でやってくれるところを教えてもらえば良かったと思いましたが、後の祭りです。もう何でもいいから早く痛いのがなくなりますように。
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さて、専門医の先生のところの予約をとって、早速突撃をかけました。50歳前後くらいのおじさん。デニーロとMr.ビーンを足して2で割ったような顔立ちで、若干くたびれたベージュのワイシャツが素敵です。先の歯医者さんもそうだし以前かかったお医者さんもそうだったけど、白衣を着てるお医者さんに会ったことがありません。UBCの売店に売ってるよ?知らないの?って感じなくらい、みんな普通に私服。それもパリっとしたやつじゃないこともままあります。白衣と腕はもちろん関係ないし、白衣だから衛生的ってわけじゃないのもわかってるけど、それホントにキレイ?ってちょっと心配になります。大丈夫なんでしょうけど。というか大丈夫と信じたい!!
で、先の歯医者さんで撮ってもらったレントゲン(2cm×3cmくらい、免許証の写真かよ)を先生に渡します。先生、ふーんと少し眺めたあと、「これじゃわかんないからちゃんと撮り直すね!」って。そうですか。僕は何のためにこの写真を持ってきたのかな。まあいいや。
そして数枚レントゲンを撮り、「うーん」とかなんか嫌な予感のする表情を作ったあと、くるりと僕の方に向き直り、「残念だがこれはとても難しいことになっているよ。」と状況を丁寧に解説してくれました。正直、この件に関して"unfortunately"という言葉は聞き飽きましたよ。
状況をここにあんまり詳細にくどくど書いてもなんなのでざっくり説明しますと、通常は冠を取って穴を掘り直して悪いところを治すのですが、歯根がぐねぐね曲がってて無理だから、歯茎を切開して歯根の悪い部分を切除します、ということだそうです。それ、手術じゃん!ただこの方法のメリットは、冠を取る必要がないので、今あるものをそのまま使えるということ。なので費用負担は抑えられます。
とはいえ、手術は手術。ちょっとびびります。が、放置しておくわけにもいかないので、仕方なく手術を受けることに。日を改めて予約をし直しました。ちなみに先の先生に診てもらったあと、日本で処方してもらっていた抗生物質を飲んでいたのでとりあえず痛みはひいていて、手術まで痛い思いをすることはありませんでした。
で、いざ手術の日。先生はいつも通り私服。助手の人も私服。ときどき手伝いに来る受付のおばさんも私服。衛生、、、、。
2時間に及ぶ長い手術は、再び撮り直したレントゲン写真を眺める先生の満足そうな表情で幕を閉じました。患部はちゃんと麻酔をしたので全然痛くなかったのですが、なにぶん奥歯の治療なので術野を確保するために口の端っこをえらい引っ張ります。で、その引っ張る道具をぐりぐりしながら口に押し込むもので、口角が少し切れました。ここが痛かったです。そこももっと丁寧にやっていただきたかった。
こうして無事に手術を終え、抗生物質と痛み止めを処方してもらい、帰路につきました。で、麻酔が切れてきて患部が痛むわけですね。うがいをすれば血だらけ。ちょっとしたホラーです。娘がそれを見て「どうして!?」ってすごく心配そうに聞いてきたので、
「パパはちゃんと歯磨きしなかったから虫歯になっちゃって、お口の中を包丁で切らないといけなくなっちゃったんだよ。○○はちゃんと歯磨きしようね。」
と答えておきました。それからは歯磨きを嫌がるそぶりは一切見せなくなりました。今回の唯一よかったことですね。
翌朝には輪郭が変わるくらいには腫れました。下の親知らずを抜くとこんな感じなんでしょうね、多分。そしてもうすぐ1週間経ちますが未だに少し痛いです。腫れはほとんどひきましたが、まだ少しなにかある感じはします。
最後に問題の費用ですが、1400ドル、ご請求いただきました。1400ドル。日本円に換算すると11万円ちょっと。大手術だったから仕方ないですね。仕方ない。うん、仕方がないんです。
そしてこれについて保険会社から手紙が来て、
「請求は1400ドルだけどこの手術の適正費用は500ドルだから、その8割の400ドル負担するね!(だからあとは自腹で頑張って!)」
って書かれてました。適正費用って誰が決めるんですかね。その適正費用でやってくれるところを教えてもらえば良かったと思いましたが、後の祭りです。もう何でもいいから早く痛いのがなくなりますように。
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ちなみに、どちらの歯医者でしょう?