記日きつい思れぐま気 from バンクーバー

2012年4月から妻の海外赴任に伴い主夫業と育児に励む30代男性の日常。バンクーバー関係ないことも多々あります。

バンクーバーの病院のお話

2012-06-25 19:46:58 | バンクーバー・雑感
カナダでは健康保険加入者は医療費が無料です(診療費のみ。薬代は別途だそうです)。全て国が負担しています。国の財政がどうかというのはさておき、無料なのでみんな少し体調が悪くなるとすぐに病院にかかります。日本では、医療費負担がない上に時間を持て余しているお年寄りが病院を集会所代わりにしているとよく言われますが、それがカナダでは全世代で行われているのでその混雑具合たるや想像できようというものです。(なので病院は予約制が主です)

さて、そうなるといざ急病でかかりたいときに困ってしまうのもまた想像通りなのですが、それが酷いときはレントゲンを撮るのに2、3日待つとか。なので、子供が転んで骨折の疑いがある場合、「骨折の疑いがあるからレントゲンを撮りましょう、3日後に来てください」と帰されてしまうのだとか。「えっ!?」となりますよねw まあこれは極端な場合かもしれませんが、複数ソースからの情報なので信憑性は高そうです。
そんなわけで、お金がある人はUSまで車を飛ばして診察してもらいに行くそうです。あちらはあちらで医療費がバカ高いことで有名ですよね。うーん、どっちに転んでも嫌だなあ。。。そう考えると、日本の3割負担ってのは結構いい線いってるんだなと思う次第です。

我が愛娘はおっちょこちょいでしょっちゅう怪我をするのでお父さんは心配でなりません。どうか大怪我だけはしませんように。。。


。。。などと祈っていたところ、なんだかここのところ娘が変な咳をしていたのでちょっと心配になり、海外旅行保険(健康保険に加入できるまでの間のために日本で入ってきた)が使えて日本人の通訳がいる病院を予約して行ってきました。
予約したのに20分くらい待たされましたが、まあほら、カナダだし。通された個室でさらに10分くらい待たされましたが、まあほら(ry)。入って来たお医者様は従軍経験あるんですかとききたくなるくらいゴツいイケメン。腕が僕のふくらはぎより太い。太ももくらいあるかもしれない。殴られたら首がもげるくらい。とにかく太かったです。でもすごく優しい先生で、娘もおとなしく受診。「軽い風邪ですね」という診断結果と咳止めシロップ(味がすこぶる心配。飲んでくれるといいのですが。)を貰ってきました。参考までにこの受診で保険に入ってないといくらなのかきいたら、125ドルだって!!!!!さらに通訳をつけるとプラス100ドル!!!なにそのぼったくりプライス!健康はプライスレスとは言え、ねえ。でもこちらの医者はあまり儲からないとも聞いたし、じゃあお金はどこに行っちゃうのかしら。

まだまだ謎が多いです、バンクーバー。また何かわかりましたら追記いたします。


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シアトルに行ってきた(5)市内観光

2012-06-20 06:58:15 | 旅行
といってもほとんど市内観光はしてないので書くこともたいしてありませんが、少しだけ。なんかの参考になれば幸いです。

水族館

値段の割に展示数が少ないです。1時間もあれば見終わってしまうかも。あまりお勧めしません。バンクーバーの水族館の方がずっといいです(ここについてはまた別途エントリーを書く予定です)。お土産屋さんのタコグッズ推しは楽しかったですけど。(実際、買ってる人も多かった。)

余談ですが、僕の中での水族館トップ3は美ら海水族館、葛西臨海公園、うみたまごです。どれも展示点数が多く、しかも学術的なアプローチもされているので大人も楽しめます。

公式ページ:Seattle Aquarium



スターバックスコーヒー1号店

看板が今と違うのと、店内に記念プレートがある以外は普通のスタバです。でも混んでます。パブリックマーケットの向かいにあるのでついでに寄る人が多いんでしょうね。まあ、話のタネに。

シアトル市の紹介ページ: Starbucks





パブリックマーケット
どうってことない、しょっぱいアメ横みたいなものです。ホントにどうってことないところなのですが、駐車場がなかなか見つからなかったりするのであまりお勧めしません。アメ横の方が100万倍くらい楽しいです。



CRABPOD
水族館近くにあるレストラン。意外にも美味しい。わざわざ行くものでもないのですが、食べるところに困ったらここにしておけば無難かと。キングクラブのリングイネは、麺が少々のびていましたがソースがとても美味しかったです。周囲の人はみんな、テーブルに蟹やら焼き野菜やらをひっくり返して食べる料理(メニューを見ると"OUR SPECIALITY"というやつっぽい)を頼んでいたのでそれがここの名物なのでしょう。豪快で楽しそうでした。次回来ることがあれば頼んでみたいと思います。

公式ページ: Crab Pot Seafood Restaurant & Bar(音が出ます)






FISHERMAN'S
CRABPODの奥にあります。看板に惹かれて入ったら、お昼時だというのにガラガラ。隣のCRABPODとのあまりの差にイヤな予感がしたら、予想通り大ハズレ。絶対にやめておきましょう。

公式ページ: Fishermans Seafood Restaurant(音が出ます)


以上!!!シアトル編はこれにておしまい!


おまけ
バンクーバーもそうですが、どこのレストランに行っても大体キッズメニューが用意されています。そしてなぜか必ずといっていいほど塗り絵とクレヨンをくれます。塗り絵はキッズメニューを兼ねてる場合もあります。おかげでとりあえず静かにしてくれるので助かります。日本ももっとこういうのを導入すればいいのに。この辺はアメリカやカナダは子連れに優しいなあとすごく思いますね。今回の旅行で4色クレヨンがやたら増えたのはご愛嬌。

シアトルに行ってきた(4)野球観戦

2012-06-20 06:39:30 | 旅行


僕にとってこの野球観戦こそが本旅行の主目的です。イチローがマリナーズに在籍しているのもそんなに長くはないでしょうから、バンクーバーにいるうちに見ておかないと!ということで行ってまいりました。連休や旅程の関係で観戦日を決定したのですが、とても運が良いことに、相手がテキサスレンジャーズでしかもちょうどダルビッシュの登板予定と重なりました。超ラッキー!!そのうちダルビッシュも、なんて思ってたのが初回から観られるとは思わず、大興奮でありました。



さてさて、そんなわけで行く前から興奮気味だったわけですが、色々と調べているとセーフコフィールドツアーというツアーがあるということを知りまして、せっかくだから参加しようということになりました。このツアー、ネットから予約できるはずなんですが、どういうわけかできず。電話してみてもつながらず。半ば諦めかけていたのですが、2日目に行ったショッピングモールにマリナーズ公式グッズショップがあり、そこで尋ねてみたところ予約できました。球場併設の駐車場(カナダからはネット予約できない)もこちらで予約できます。

早めに到着したので球場併設のグッズショップを物色。

セーフコフィールド外観


球場のグッズショップ


中は結構広いです


シアトルマリナーズのだけでもすごい種類のキャップ


ちゃっかりダルビッシュのユニTシャツも販売



ツアーは約1.5時間、料金は大人9ドル、子供7ドル。英語が苦手な人は日本語のツアーもあるようです(別料金かも)。普段は入れない場所も説明付きで入ったり見たりできるのでとってもお得です。写真も撮り放題。ガイドさんによるのかもしれませんが、ちょこちょこと出されるクイズに答えるとベースボールカードが貰えるので予習しておくといいかもしれません。クイズの内容は野球全般、大リーグ、シアトルマリナーズ関連などです。「セーフコフィールドの屋根は開閉式ですが、では全開まで何分くらいかかるでしょうか」などがありました。

個人的にはグラウンドやベンチ(イチローがいつも座ってる場所を教えてくれたりします)、インタビュールームが楽しかったです。VIPルームも入れます。
もちろん僕は大喜びで満喫したのですが、野球に興味がないうちの奥さんも喜んでいました。娘はかなりつまらなかったようですが。。。とにもかくにもオススメのツアーです。シアトルに行かれた際は是非参加してみてください。平日なら当日でも入れるかもしれません。

無人のスタンド






VIPルーム


オーナーの任天堂・山内 元社長の写真。山内さんは飛行機嫌いのため、オーナーなのにセーフコフィールドには来たことがないそうですw


記者席。イチローが入団したばかりの頃は半分くらいを日本人記者が占めたとか。


インタビュールーム。入団会見ができますw


グラウンド


ベンチ


中にも入れます


上にも書きましたが、グラウンドに入れたのはかなり嬉しかったです。

セーフコフィールドツアー関連リンク
公式ページ: Safeco Field Tours(英語。左上から日本語ページに行けますが、かなり微妙w)
紹介ページ: Go Mariners!


そして肝心の試合観戦、17:10の開場とともに入場。
選手達はまだ練習中です。この日は出番がありませんでしたが、川崎ムネリンもいましたよ。



まずは食べ物屋さんチェックのためぐるっと一周してみました。当たり前でしょうが全般的に高いです。今回は揚げマッシュルーム、イチロール(イチローの名を冠した巻き寿司)、カリフォルニアロールとビールを購入。ちなみに球場内への液体の持ち込みは禁止されています。手荷物検査もあるのでご注意を。そのくせ、子供用の飲み物(フルーツジュースとか)がないのはどうなんでしょうかね。イチロールは少しスパイシーですが、見た目に反して美味しかったです。また食べたい。カリフォルニアロールは、、、うん、まあまあ。

球場内には子供が遊ぶスペースや球団マスコットのムース君と記念撮影するブースもあり、家族連れに優しい仕様。これなら野球に興味がない子供や奥さんと来ても、少しはそこで時間をつぶしてもらうことができますね!



見学したりご飯食べたりビール飲んだりしてたらようやく試合開始。開始前には全員起立して国歌斉唱します。小さい頃にNYの現地校でも歌っていたので、なんか懐かしく、胸がジーンとしました。アメリカの国歌ってかっこいいですよね。君が代を歌うのが嫌だから歌わないし起立もしないという学校の先生も、アメリカの国歌なら起立して一緒に歌うのかしらとかどうでもいいことを思いました。



先発はマリナーズがキング・フェリックス、レンジャーズがダルビッシュというエース対決(ダルビッシュはまだ正エースではないですけど、成績から言ったらエースといっても過言ではないかと)。ところがダルビッシュの調子がいまいちピリッとせず、初回からイチローに三塁打を打たれて失点。そのあとも制球が定まらず、4回で降板してしまいました。5回から登場したのが前日にメジャーに昇格したばかり(と後日知った)の建山。日本人投手リレーを海外で観ることになるとは。結局、4-1でマリナーズが勝利。イチローは2安打でした。初回に三塁打だったのでサイクルヒットを期待したんですが、そう上手くはいきませんね。

ダルビッシュ。カッコイイ!!


イチロー登場。カッコイイ!!


ダルビッシュVSイチロー。どっちもカッコイイ!!


夜のスタジアムの雰囲気も素敵。試合に集中し過ぎて撮りに行き損ねましたが、球場外の夜景もきれいだそうです。


ということで初めてのメジャーリーグ観戦、すんごく楽しかったー!!!「また行こうね」と奥さんも言ってくれたのでまた行きますよ!


おまけ1
メジャーリーグでは応援に楽器などの鳴りものは使いません。メガホンを打ち鳴らしたりもしません。必要なときは手を叩いたり指笛や口笛を吹くなど肉体を駆使して音を出します。時々オーロラビジョンに"Loud"(うるさく)とか表示されるとみんな手を叩いたり奇声をあげたりと大騒ぎします。これがまた楽しい(笑)こういう一体感を楽しむのも球場での観戦の醍醐味でしょうね。

おまけ2
7回に「私を野球に連れてって」という歌をみんなで歌います。歌詞も表示されますが、ある程度歌えるようになっておくと楽しいと思います。
Youtubeで " Take me to the ball game" と検索するとたくさん出てきます。この歌をタイトルにした映画もあったそうで、なんとフランク・シナトラとジーン・ケリーがタップダンスしながらこの歌を歌っています。球場で歌うのと若干違いますけど、素晴らしい歌声とダンスを是非一度観てみてください。



おまけ3
Twitterで写真とハッシュタグをつけてツイートとすると球場のオーロラビジョンに表示してくれるサービスもあり、楽しそうな人たちの写真が出てました。気が向いたら事前にツイートしておくといいかも。

おまけ4
日本から試合を観に行く人のほとんどはイチローや川崎、岩隈目当てだと思いますが、事前に他の選手についてもWikipediaでサクッと調べておくとより楽しめますよ。実はすごい選手が出ている(もちろんみんなすごいんですが)のにそのときは気付かなかった、とか悔しいですからね。


【追記】
イチロー移籍:7月にイチローがヤンキースに移籍してしまいましたね。シアトルで観られるうちに行けて良かった。ヤンキースでも頑張ってほしいですね。
フェリックス、完全試合達成:8月にキング・フェリックスが完全試合を達成。すごい!そんなすごいピッチャーとダルビッシュの投げ合いを観れたのはすごくラッキーだったんだなあと改めて思いました。

シアトルに行って来た(3)ホテル

2012-06-12 13:13:27 | 旅行
3泊4日の旅程で、全て違うホテルに泊まりました。どれもとっても良かったのでご紹介。機会あれば是非利用してみてください。

初日)ホリデーイン
公式サイト:Holiday Inn Hotels & Resorts
全米に広がるチェーン系モーテルで、いわゆるホテルに比べ安いのが魅力です(モーテルの中では高い方ですが)。アウトレットから近いことと値段の割にクオリティが高そうなので選びました(奥さんが)。アウトレット三昧を楽しむときには拠点にすると良いかもしれません。
上述のとおり、値段の割にクオリティが高く快適に過ごせます。部屋もまあまあ広く、日本の普通のホテルくらいの広さです。ビジネスホテルをイメージしてたから嬉しかったです。部屋にはWi-Fiもあるのでネットでの情報収集も可能です。また、ビジネスセンター(PCやプリンタを利用できるところ)がありますのでクーポンや地図の印刷もできます。
予想外に嬉しかったのがホテル併設のレストランで、意外と言っちゃ失礼ですが割と美味しいです。そばにはあまり美味しそうなレストランがありませんが、ここで十分です。ホテルのレストランだと夫婦揃ってお酒が飲めるのも嬉しいですね(笑)

ホテルのレストランで食べたバッファローチキンウイング。ビールとの相性最高。



2日目)ウッドマークホテル
公式Facebookページ:Woodmark Hotel,Yacht Club & Spa
湖畔にある独立系ホテルで、値段は少し高いです。これは我々の趣味の一環として選びました。
ウエルカムシャンパンやバレーパーキング(係の人が車の鍵を預かり、使いたいときに持って来てくれるサービス)など、日本では高級ホテルでしかないような対応を受けられます。お部屋はセミスイートばりに広く、バルコニーは方向によっては湖が望めます。個人的なポイントとしては、バスタブが深いのでじっくり浸かれます。今のバンクーバーの家のは浅く、あまりお風呂に入った気がしないので地味に嬉しいところです。もちろんWi-Fi、ビジネスセンターともあります。
湖畔ということもあり非常に気持ちいい環境で、天気がいい日は近くを散歩したい雰囲気です。
看板犬のウッディがロビーにいます。娘はウッディにご執心で、ずっと追いかけ回してました。到着日は一緒に遊んでましたが、翌朝はウッディがあまりそういう気分ではなかったようで、ウッディは逃げまわってましたw


夕食はホテルの横にあるレストラン bin on the lake を利用しました。値段は少し高いのですが、とても美味しく満足。ここはワシントン州のワインが美味しいレストランアワードを2009年と2011年に受賞してるだけあって美味しいワインが豊富です。さらに試飲用に1oz.(30cc弱)から頼めるので色々なワインが飲みたい人は嬉しいところです。








3日目)ホテル1000
公式サイト:HOTEL 1000
シアトル市内にある独立系おしゃれホテルで、ウッドマークホテル同様少し高いです。ここを選んだ理由はセーフコフィールド(シアトルマリナーズのホームスタジアム)から1kmほどのところにあるので、野球を観てから帰るのがラクだから、というものです。あと後述しますがバスタブが大きいから(笑)。
ウェルカムシャンパン、バレーパーキング、Wi-Fi、ビジネスセンター、全てあります。部屋は少し広いくらいです。バスタブが大きくて気持ちいいのがとにかく素敵。お湯をためようとしたら、天井から降って来たのには驚きました。



割と新しいホテルのようでスタッフは若い人が多く、ざっくりした感じだけど気持ちいいサービスでした。家族向けというよりはカップル向けなのかなーという感じです。


特に2日目に泊まったウッドマークホテルは全てが本当に気持ちいいところで、また泊まりたいなと思っています。今度泊まる時はお天気が良いといいんですが。

シアトルに行って来た(2)お買い物天国

2012-06-11 19:47:55 | 旅行
カナダに比べるとやはりアメリカは買い物しがいのあるところです。アウトレットしかり、ショッピングモールしかり。安いし品揃えも豊富。今回はアウトレットモール、普通のショッピングモール、それとトイザらスに行ってきましたよ。

1)プレミアムアウトレット

公式ページ:シアトルプレミアムアウトレット(日本語)

日本でもおなじみのプレミアムアウトレット。バンクーバーからいちばん近い大手アウトレットだと思われます。そんなわけで大盛況でした。
行くときは必ずネットからVIPクーポンブック引換券を申し込み・ダウンロードし、インフォメーションセンターで交換してもらいます。家族や団体で行くときは何枚かずつあるといいかも。また、割引チケットによっては「1点のみ10%オフ」というものもあるため、何度か並ぶ根性があるなら数枚用意するといいかもしれません。
シアトルに泊まる予定があり、翌日も行くことになって足りなくなったらホテルのビジネスセンターを利用するといいでしょう。
お昼はフードコートのピザを食べましたがしょっぱいです。塩辛いだけで美味しくない。お勧めしません。アイスクリーム屋さんのアイスは激甘でした。さすがアメリカ、一筋縄ではいきません。通路にあるホットドッグは美味しそうだけど試してません。次回、トライしたいと思います。お弁当持参で行くのが賢いかもしれませんね。



2)オルダーウッドモール
公式ページ:ALDERWOOD MALL

Forever21やアバクロ、ホリスター、アメリカンイーグルなど、日本でも人気のカジュアルブランドも多数入っていて一日楽しめるモールです。値段は日本より少し安いので日本のアウトレットよりはお得。品揃えもいいです。特にディズニーストアは日本のものとは品揃えが異なるもののかなり安いので、ディズニー好きにはすごくオススメ。日本人の女の子が興奮して絶叫してました。ぬいぐるみとか激安です。
シアトルマリナーズの公式グッズショップがあって、こちらでチケットなどの予約もできます。(これについてはまた別途詳細を書きます。)
お昼はP.F.Chang's China Bistroという中華料理店で食べました。ダンダン麺は丁寧にじっくり煮込まれたコシを一切感じさせない麺でお勧めしません。蟹チャーハンはピリ辛だけど割といけます、無難にいきたい方はこちらをどうぞ。でも他に美味しい食べ物屋さんあるんじゃないかな。



3)トイザらス
アメリカならではのモノが多数、スケールの大きさを見てるだけでも楽しいです。バンクーバーにもありますが、規模が小さいです。シアトルのトイザらスはとにかく広く品揃えも豊富で、一周するだけでも結構時間がかかります。個人的にツボだったものをいくつかご紹介。

庭に置くプール。日本人の感覚からすると異常なサイズ。水道代が心配です。




プールに入れる塩素も売ってます。


少し小ぶりでこのサイズ。芝に敷いて水を流して上を滑るやつは楽しそう。


おもちゃの家もこのサイズ。これって公園に置いてあるやつじゃね?


家の中で遊ぶプラレール的なものだって負けてません。


こちらは自宅におくMY砂場。って公園のじゃダメなの?


当然、遊ぶ用の砂も売ってます。


車。足漕ぎタイプから電動まで。ずらりと並ぶとちょっとしたカーショップ。


また、子供の間でのトレンドもわかりやすいです。
レゴではこのNINJAGOというのが大流行している模様で、レゴストアでも1コーナーが設けられていて子供達がえらい興奮してました。


女の子向けのコーナーは日本でもおなじみのディズニープリンセスやバービーだけでなく、よくわからないものも売っています。中にはあんまりこれは買いたくないな、というものも。

ディズニープリンセス。日本では見ないプリンセスもいます。誰?


知らないけど、少し年上の娘向け?


さらに上の娘向け?親が買い与えるデザインとは思えませんが、欲しいと言われれば考えるのかしら。願わくば違うものにしていただきたい。



だーいぶ前のエントリーに書いたUGLY DOLL。もっと流行ると思ったんだが、日本では全然でした。
こちらではまだそこそこ人気があるのかしら。



ここにあげたのは極一部で、他にもとにかく色々あります。ものによってはとてもお得なので子供がいる家庭は一周してみてもいいかもしれません。個人的にはとても楽しかったです。

シアトルに行って来た(1)国境越え

2012-06-11 19:37:15 | 旅行
5月19日から3泊4日でシアトルに行ってきました。バンクーバーに引っ越して初めての旅行は海外旅行。といっても、移動手段は車ですが。バンクーバー-シアトル間は順調に行けば車で約2、3時間。東京から伊豆に行くのと大差ありません。ただし、国境を越える必要があるので、同じようにはいきません。
「車で国境を越える」という感覚は島国に住んでいると全くわからないものですが、国によってもだいぶ異なります。僕は以前、マレーシアとシンガポールを車で行き来しましたが、そのときは定期券を見せるくらいの感覚でした。そんな軽いノリなので、マレーシアに住んでいてオフィスがシンガポールにある人もたくさんいます。また、スイスに住んでいた方にお話を伺ったときは、犬の散歩でフランスに行くとかしてたそうです。ユーロ圏内だともうほとんど国境という感覚はないのでしょうね。

さてさて、それでは我らがカナダ君とアメリカ様との国境はというと、高い塀で区切られていて、関所には屈強な国境防衛隊の方々が配備されてかなり物々しいです。高速の料金所みたいなところに車で並び、順番が来たらパスポートを提示します。空港での検問に近い感じと言えばわかりやすいですかね。僕たちが通った日は連休初日ということもあり、朝7時の時点で1時間待ちの行列。そして、ようやくパスポートを見せると、その後は別の建物に行くように指示されます。カナダ人とかだとそのままスルーできるのか、その辺のシステムはよくわかりませんが、とりあえず僕らは駐車場に車を停めて、やはり物々しい雰囲気漂う建物に入りました。そこでまた30分ほど並び、改めて入国審査があります。審査官はみんなごついです。しかも眉間にしわを寄せていて、優しさとかそういう類いのものは微塵も感じられません。勧進帳が毎日繰り広げられる感じ。みんな富樫左衛門(しかも情がない)。ハワイに行くときみたいな軽いノリで行くとぶっ飛ばされそうな、そんな空気。怯える僕。ようやく順番が来ると、色々聞かれます。「何しに行くの?どこに泊まるの?」などなど。準備の良いうちの奥さんはさくさくとホテルのサイトのコピー等を見せます。それでも結構な時間待たされてようやく通関。結局、国境を越えるために合計2時間くらいかかりました。

ついでにお手洗いも済ませて行こうということになり、僕だけ車に戻って待ってたら怖そうな係官が寄って来て「建物の中に入れ」と言ってきました。ああ、こりゃあれだ、僕だけパスポート見せてないと思われてんだなと察して
「もう手続きは済んで、家族がトイレ、、、」
「俺が中に入れと言ったらとっとと入れ」(めっちゃ怒ってる)
「はい、すみません」
慌てて建物の中に飛び込む僕。
ところが、子犬のように震える僕に「車の荷物をチェックするために鍵は開けておかないといけないという噂がある、開けた方がいいか確認してきて」と奥さんが言ってくるわけです。いや、あのおっさんマジで怒ってたから。中に入れってすごい剣幕だったから。建物出たら怒られるから。聞くの無理だから。そう言っても「いいから確認してきて」と言われ、半泣きで聞きに行くと、
「中に入れっつってんだろ!!!!!!!!!他のことはいいから中に入れ!!!!!」
とまた怒鳴られました。僕、涙目。マジで怖かった。
そして中に入ってしばらくしたら今度は
「お前ら全員、とっととここを出て行け!」と。
「いや、でも娘がトイレで、、、」
「いいから出て行け、便所なら次の出口にあるからすぐ出て行け、さもなくば撃つぞ!」
撃つぞまでは言われませんでしたが、そんな剣幕でお手洗いに並んでる人は全員強制退去を命ぜられて逃げ出すようにそこを出て行きました。ああ怖かった。
何か事件でもあったんですかね。結局、なんでそんなことになったのかさっぱりわかりませんでした。


おまけ1
バンクーバー空港の中にはアメリカの入国管理局があります。バンクーバーにいながらにしてアメリカに入国するという不思議な感覚。
奥さんの同僚は仕事で渡米するとき、そこで「1万ドル以上持っているか?(持っていると入国できない)」と訊かれ「持ってればいいんですけどねー」と軽いノリで返したら別室で小一時間たっぷりしぼられたとか。入国審査はガチの場なので冗談は一切禁物です、気をつけましょう。

おまけ2
帰りのアメリカからカナダに戻るときは拍子抜けするくらい簡単でした。車の中からパスポート見せて、簡単な質問(何しに行ったの?→野球観戦→どことどこの試合?など)に答えておしまい。面白いというかなんというか。


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