オフィス・ヤハのトホホな日々

エホバの証人の一プログラマが聖書研究と自転車の趣味等を徒然なるままに

CANNONDALE SUPERSIX EVO インプレ(4)

2013年04月08日 | 自転車
    今日は、朝から気持ちいい晴。先日、4月5日(金)と全く同じ60km定期巡回コース変則ルートをもう一度確認のため走りました。中間加速の伸びや速度維持性能の見極めです。

    出発一時間前に、チェ-ンとスプロケット・チェーンリングの清掃・注油を入念に行ない、タイヤ空気圧を、前=6.7、後=6.8に少し下げました。サドルの水平もきちんと出して、しっかり締め付け。

    前半の26kmは、やはりタイヤ圧を低めに設定した効果で、見違える程軽いフットワークになりました。大半が5m/sかそれ以上の向かい風でしたので、かなりの時間、下ハンでしたが走りも軽く快適でした。ここまでで、平均速度=18.2。

    ウーロン茶休憩後、宇都宮市東端から一気に直線コースを西行き。今度は、追い風基調の軽いアップダウン。が、宇都宮環状線宮の内アンダーも南警察署北側の塚山南古墳トンネルも風が渦巻いており、最高速は49.1km/h止まり。そろそろ疲れが出始め、踏んでる割にはスピードが伸びない嫌な状況になりました。まるで、チェーンとスプロケットがULTEGRA時代の、進まなかったビアンキ・C2C・インフィニートを思い出します。やっぱり、ホイール・タイヤをこのままにしておいてはアカン! 今日の結論は出ました。

    宮環状線に別れを告げて、聖山公園⇒国道121号のややきついアップダウン。しかし、穏やかな追い風に助けられて、予想以上のいいペースで目が回るような空腹に襲われる。やはりEVOは上りが一番の楽しみです。気温も予報以上に上昇しており、18℃設定ジャージでは暑苦しくなりました。たまらず、50km地点の鹿沼市上田(かみだ)交差点コンビニでC1000野菜ジュースブレイクです。サイクルコンピューターをチェックしたら、平均速度=20.0! 残り6kmを流して帰ろうと思っていたのに、記録挑戦に色気が出てきました。

    野菜ジュースでは空腹に何の足しにもなりませんが、ここでカロリー補給してしまうと、昼食が摂れなくなってしまいます。ここからが、何と急に凄まじい西風が始まりました。おかげで、最後の主要地方道71号・羽生田上蒲生線東行きの1500mは、まさにEXPRESSでした。それでも、“ブラボー”の叫び声は決して出ません。スペシャのTARMAC SL3だったら、46km/h巡行だったであろうに、このEVOは、最後の直線ムチに反応してくれません。平地が遅い! 逆に、鉄道との立体交差上りでは、SL3 では決して味わったことのない、25km/h超の韋駄天振りを発揮してくれました。

    仮住まいから1kmのスーパーに到着した時点で、安部麗辞=20.1km/h! ヤタ! 昼食購入して、あとは必至に走って、56.69kmを、安部 Just 20.0km/h達成!

    【結論】 前輪だけ、シマノ WH-7900-C24-TL + ミシュラン PRO3 + ブチルチューブ にして、中間加速と平地巡行がどれだけ改善できるかみてみよう。このままでは、日産GT-Rよりは俊足とはいえ、決して“FERRARI”ミッドシップの名を冠することはできないでしょう。

CANNONDALE SUPERSIX EVO インプレ(3) 

2013年04月05日 | 自転車
    明日は天気が大荒れとの予報も出ている上、久し振りに暖かな好天とあって、壬生町の仮住まいから60km定期巡回コース左回りに出掛けました。常に5~8m/sの風が渦巻いているコンディションでした。

    観音・超六エボはやはりスマートに速いですね。疲れも残りません。結局、56.44km走って、安部麗辞速度=18.2km/h、最高速度=47.1km/hでした。TARMAC SL3 だったら、ズバリ、安部=17.8、最高=49.8だったと予測します。ただし、達成感・満足度はTARMAC SL3 以上のものはないかもしれません。

    今日気付いた点は以下のようなことでしょうか。

    ●ヘッドチューブがTARMAC SL3よりも1cm長いため、ちょっとした向かい風でもすぐ下ハンになります。が、1cm高いので下ハンが楽になりました。

    ●走行中、終始ギヤがTARMAC SL3よりも1・2枚軽いので、今まではフロントインナーでほとんどの状況に対応してきたのに、エボになったらチェーンリングのアウトとインナーを行ったり来たりです。28-11Tのスプロケットではローギアードな訳ですが、28Tがないと、古賀志山のジャパンカップコースで不安です。

    ●TARMAC SL3では、ちょっと踏み過ぎると脚に来るのに対し、エボは脚と肺の両方に来ます。

    ●重量が軽くなったのに、下りの滑走スピードが伸びるのは、フロント部のエアロ効果でしょうか。

    ●今日もやはり中間加速が悪く感じました。リヤ三角の剛性感とペダリングのシャッキリ感は、TARMAC SL3よりもはるかに良いのですが、フロント三角がスポイルしているようなのです。上りでは美点となる心地良いしなりが、中間加速ではレスポンスの悪さとなり、到達速度もイマイチです。これは、ホイールとタイヤの重量が、フレームが軽くなっただけ相対的に重くなった結果なのでしょうか。クリンチャーの勝負タイヤに替えれば、結構効果がありそうです。とにかくチューブレスタイヤはむかつくミスマッチです。チェーンは4000km程走っていますので、ひょっとしたら交換で激変もあり得るでしょうか。

    ●良く言われる、「軽量フレームの重心の高さ」や「ヒラリヒラリ感」はほとんど感じません。ただし、TARMAC SL3 から乗り換えた直後だけは、発進加速時に左右に大きくふらついてしまい、後続の自動車が私を大きく取り巻くようにして追い越して行きました。そういえば、ハンドルをアルミからカーボンに替えた時も、ハンドルの挙動が軽過ぎて落ち着きがなく、慣れるのにもっと時間がかかりました。

    最後に、北区後、体重測定してみました。

    1回目 : フル装備のライダー体重=52.0kg、フル装備のバイクを抱えて測った重量=59.1kg。

    2回目 : フル装備のライダー体重=51.8kg、フル装備のバイクを抱えて測った重量=59.0kg。

    ヤタ! 夢の7㎏台前半です。
    

いきなり、CANNONDALE SUPERSIX EVO インプレ(2)

2013年04月01日 | 自転車
    と言う訳で、二年連続ベストバイク賞のスーパーシックス・エボのリクイガスカラー・サイズ48が、3月23日(土)午後に到着したのですが、やはり車に体当たりされて唯で済む訳もなく、その間、気丈に集会・割当・記念式キャンペーン・健康管理に励んできたものの、3月24日と3月31日の二つの日曜日の集会を連続で体調不良で欠席する羽目になってしまったのでした。

    その間、天候にも恵まれず、この傑作バイクのはずの名機を十分に味わうことができませんでした。



    本日、気温はやや寒(14℃)ながらも、やっと春らしい霞み晴れとなり、本来の走りに近い状況を再現することができました。

    上の写真は、届いたばかりのサドルを装着した最新のものです(試しに付けた、半額相場のカーボンコンポジット製は、結局いいところなしでした)。サドル選びは、本来迷いに迷うものなのですが、PCで色々調査して深く吟味していると本当に右目が失明してしまうので、インプレライター安井行生氏と同じものなら間違いなかろうと、セライタリアSLRに決めつけてサーチし、そのOEM商品らしきTRIGON(トライゴン)VCS-03、95g!にたどり着いたのでした。

    サドルは、アナトミック以外は門前払いでしたが、そもそもサドル座面に長いスリットを入れることはヘタリが速いことに気付き、この際割り切って門戸を広げ、お尻は痛くても忍んでしまおうと決意しました。

    実際に、今日、いつもの40kmコースをいつものペースで走ったら、見ただけででも恐ろしくなる馬の背形状の座面からは想像もできない程快適なものでした。これでポジションもキッチリ出た感じです。

    ●TARMAC SL3 よりも、上りでギヤ1.5枚軽い。

    ●全域アクセルレスポンスが頼りない。

    ●TARMAC SL3 よりも3倍広いトルクレンジ。

    ●リヤ三角は、ロスゼロの印象。

    ●アクセルレスポンスの悪さは、トップチューブ後半のしなりが原因?

    ●BB30の恩恵は受けていないはずだが、
     TARMAC SL3で悩まされたペダリング左右アンパランスがすっきり解消。

    ●速度感が全域希薄(速いようで遅く、大して出てないようで50km/h)。

    ●もはや、チューブレスタイヤとは決別すべきか(回転が重い)。

    ●速度維持性はあまり良い印象を受けない。

    以上が、171km走った現時点での、スーパーシックス・エボ 2013の感想です。

    今感じるのは、このバイクは、「ロードバイク版フェラーリ458イタリア」。