さあ~てと 帯しめましょか。

人生、山あり谷あり
向かうはわが身の置き場所よ。
帯締め、気を染め、往きましょか・・・  ~part 2~   

笛吹(うすい・ふえふき) ≪古代珍姓≫

2010年04月02日 18時06分30秒 | 姓氏/珍姓・難姓・奇姓/地名

   
   
【笛吹 (うすい・ふえふき)】

 

古代の祭りや儀式に笛を吹く笛吹部の伴造。

火明命(ほあかりのみこと)の裔。

フエフキをウスイと訓(よ)むのは二つ説がある

 ① 笛の変わりに古代は竿(う)という三六または一九の
    竹管の笛を吹いた。それを竿吹(うすい)といったが、
    のち、一本の横笛になって笛吹の字に当てはめたが、
    呼称はそのままにした。

 ② 群馬県の碓氷峠では群馬・長野の両県から吹く風が
    渦を巻いて笛を吹いているように聞こえるので、
    「笛吹(ふえふき)の碓氷峠」から笛吹だけでウスイとよんだ。

 

 

≪主な所在地≫

 ① 京都府相楽郡精華町大字山田

 ② 奈良県北葛城郡新庄町

 ③ 長野県北佐久郡軽井沢町と
    群馬県碓氷郡松井田町境の碓氷峠

 ④ 東京都西多摩郡檜原村と
    山梨県北都留郡上野原境の笛吹(うずしき)峠

 など、その他川名もある。

 

≪関連姓≫

笛野・笛田・笛木(ふえき・うすい)・碓井・碓氷・臼井 

 

 

 

 

 
  『姓氏・家系・家紋の調べ方』 『難姓・難地名字典』 丹羽基二:著

 

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