岡崎シニア山岳会

岡崎シニア山岳会活動報告 コメント歓迎します。

2013年月例山行は濁河温泉から御嶽山

2013年08月30日 | ・山岳会ー計画記事
OSACの9月月例山行はYさんの担当、CLで濁河温泉コースの御嶽山です。
私は町内会の行事があり参加できませんが、参加者を募集しています。
通常のコースは東からですが、このコースは西から、登山口の温泉は素晴らしい物です。

登山における脚の痙攣

2013年08月23日 | 登山の知識情報
先日OSACで空木岳と南駒ヶ岳に登山しましたが、7月の山伏の時同様、脚を痙攣する人がでました。
基本的には体力不足なのですが、対策も重要です。
特に夏山では大量の汗をかき、水分と同時に、体内からナトリュームやカリュームが出てしまい、内分泌系のバランスが崩れるのが大きな要因と思います。
そこでなってしまってからは岩塩などを舐めるとかなり効果がありますが、予防の方が重要です。
1)登山中、水ではなくスポーツ飲料を飲む
2)休憩時、味噌汁や梅干し入りおにぎりなど塩分を摂取
3)登山前後のストレッチ
私が実践しているのは以上ですが、今年からアミノ酸飲料をスポーツ飲料として使い効果を出しています。
明らかに登山後の筋肉痛が減少し、殆ど無い状態です、しかし今回、南駒往復では少し痛みが出ました、これは空木から下山する数時間は水だけを飲んだことが要因と思います。
ここで注意が必要なのはアミノ酸飲料にナトリュームとカリュームが入っていることの確認です、無いものも有ります。
最後に体力の強化です
1)まず現状把握、昭文社の地図にある、コースタイムに対しどのくらいの歩くことが出来るかです、OSACでは休憩時間を除き大凡コースタイムで歩いています。
 またエアロバイクによる体力測定を行い、定量的な体力把握が重要で、これを継続的に観測し、改善効果を実感できると、トレーニングを継続的に行う動機付けになります。
2)ハイキングでのトレーニング、エアロバイク、ジョギング何でも同じですが、心拍数を安静時の2倍くらいになる程度に負荷をかけないとトレーニングになりません。
これを1回につき最低1時間以上続けてください。また週1回軽登山(本宮山、猿投山など)など実践的なトレニングを行い、その間に、もう1回上記を入れると効果的です。
最後に私の場合、夏は痙攣しないのですが、寒くなると、目的地に着いて休憩している時、体が冷え、大腿四頭筋と言う太腿の筋肉の周辺の筋肉が痙攣することが有ります。
これは日頃、日常生活では使わない筋肉が疲労したと考えています。

中央アルプスにおける韓国人事故

2013年08月01日 | 登山の知識情報

皆さんご存知の通り、20名の韓国人パーティーが中央アルプスで遭難し4名の尊い命が失われました。
韓国系の報道機関と日本の記事を添付しましたが私の感想です、一部想像で記載します。
1.状況
1)釜山の旅行業者が手配したが、ガイドは同行しなかった
2)韓国から近いということもあり、天気が悪い場合の予備日が十分あったとは思えない(推測)
3)日本で使える携帯電話を持参していない
4)70歳以上の高齢者が含まれている
2.まずかった点
1)まず悪天候で突入したこと
2)ツエルトなどビバーグに対応した装備を持たない
3)歩行速度の遅い人を置き去り
4)全体を掌握するリーダーの不在または機能不全(これが一番深刻)

我々の会は上記のようなことが起こらないように1)-4)について、対応しているつもりです。
また状況として韓国には2000m以上の山は無く、日本の3000m級山は大変魅力的です。
しかし夏でも状況によれば低体温症になることを理解していなかったと推測します。
ガイドのいないことも有りますが、数年前のトムラウシ事故の再発と考えることが出来ます。