岡崎シニア山岳会

岡崎シニア山岳会活動報告 コメント歓迎します。

冬のアウター、防水・透湿素材の比較

2017年10月19日 | 登山の知識情報
先日冬のアウターについて記述しましたが、防水・透湿素材の透湿性について実証実験をした方の情報を見つけました。
大変貴重な情報です、私は以前東レのエントラントを使用した雨具を持っていましたが、透湿素材のコーティングが数年で加水分解し使えなくなりました。
その経験から良い物はゴアテックスしかないと考えていましたが、そうでは無いようです。
この実験では耐久性まで分かりませんが、透湿性と言う意味ではゴア以外にも同等の素材が有ることが分かりました。
多少乱暴な評価ですが、10,000g(10L)/平米/24時間以上あればどの素材でもOKでは無いかと推測しています。
追記
私は先日の仙人池山行で10年以上使ったゴア製雨具のシール部分がはがれて来たので買い替えをする予定。
その為防水・透湿素材の比較を行いました。

冬山対応の衣類について

2017年10月15日 | 登山の知識情報
最初に私が2014年に投稿した情報です。
これはクラブツーリズム社が冬のトレッキングを募集した時、参加者に案内した情報に対し私が追記した物です。
1.まずアウター(上着)ですが風を防ぎ雪が解けて表面が湿らない機能を期待し、冬でも汗をかくのでゴア等透湿性が良い素材が良いのです。
2.そして寒さ対策として長袖の下着(化繊)+長袖のシャツ(ファスナーかボタンで開放できる)+フリースか羽毛ジャケット+アウターをその上に着ます。
3.重要なことは運動中暑いことが多いのでファスナー等で前を開放できることです、暑い場合汗をかく前に対処が必要です。
  セーター等被って着る物は良くありません、つい面倒で対応が遅れます。
4.アウターですが、私は最近まで、ハードシエル、ソフトシエルいう分類を知りませんでした、私が10年位前から使っているパタゴニアの、材質 形状はハードシエルタイプでした。
  ただ最近主流のベンチレーション機能がないのが欠点です。
  そこで両者の分類、比較した情報を後で掲載します。
5.最近私の下半身はタイツ+裏フリースの登山パンツ+必要に応じ(強風や雪の時)雨具のズボンです。
  これで寒くありませんが個人差が有ります、またスキー用パンツで行く場合もあります。
  通常冬山に対応し、オバーパンツを装着することになっていますが、ゴアゴアし歩きにくいので私は使わないできました。
  これで済んだ理由は深雪のラッセルを殆どしないからです。