岡崎シニア山岳会

岡崎シニア山岳会活動報告 コメント歓迎します。

OSAC山岳写真展開催

2019年12月01日 | 山岳会連絡情報

11月30日16時30分から搬入し18時位までに展示しました。
12月2日ー28日まで長い間展示しますので是非ご来場ください。
また会の活動状況を報告しますので入会希望者は芳名帳に電話NO等個人情報をお書きください、後程代表から連絡致します。


登山の時持参すべき救急用品

2018年07月19日 | 山岳会連絡情報
OSACでは計画書の下に持参すべき救急用品の一部を記載していますが、私が持参している物を紹介致します。
20年を越える長い登山経験で得た知見です。
この持参した物が役にたった事例を下に記載します。
1.富士山下山中近くにいた登山者(他のパーティー)が転び顔が血だらけ消毒薬と包帯で対処しました。
2.自分の経験ですが、2人で登山中体調不良、レスキューシートで風を避け同伴者が下山するのを待ちました。
3.海外で登山中下痢止めのお世話になりました(何時も細心の注意で対処していますが1回経験しました)
4.靴の裏がはがれ、その時は拾った針金で対応。
5.ザックが劣化で破れ、糸と針で補修。
6.疲労による痙攣は自分も含め何回も経験、当初岩塩に頼りましたが最近は漢方薬を使います。
7.縦走など長期間の登山の場合、アリナミン等ビタミン薬で疲労回復を図ることが可能です。
8.ヘッドランプは非常に重要な装備ですが電池切れに対応し、同じ単三電池で使える懐中電灯を入れています。
9.靴擦れ、擦り傷に絆創膏はよく使います。


登山靴の防水性を登山前に確認

2018年06月03日 | 山岳会連絡情報
今回梅雨の屋久島に行くため購入した登山靴と保有している靴の防水性評価を行いました。
どれもウオータープルーフと記載が有りますが、防水性を確保しているブーティーと言われる部分のシートにひび割れが生じていると思います。
今まで使ってきた靴の底はまだ凸凹が有りますがやはり防水性はNG、雨を想定しなければならない宿泊を伴う登山には使えません。
今シーズン登山を考えている方、事前に靴の防水性を確認ください。


テント泊用食料紹介

2017年06月16日 | 山岳会連絡情報
OSACでは今後テント泊が計画されているので、私がテント泊に使う食料を紹介します。
以前は主食としてアルファ米が中心でしたが、最近はカップご飯を愛用しています。
これは非常食としてではなく販売しているので、美味しく、安いのが好きです、嵩張るのでカップから出し袋に入れ持参します。
また「きゅうり」はつぶれにくいので時々持参し、薄く切り、塩昆布と混ぜて食べると、ビタミン補給に良いと思います。
冬山用の食料は改めて紹介します。


ツエルトの張り方

2017年05月31日 | 山岳会連絡情報
私は今まで共同装備として使える2-3人用のツエルトを持参していましたが、今回軽い1人用を購入しました。
今までの物は550gポールを入れると760gでしたので1/5から1/7.5と小型軽量化できました。
ポールに代わりにストックが使えますが、風を防ぐ林の中で使うことが多いと思います、本体と一緒に細紐3-4m持参し、吊るす方が実戦的です。






山行報告書に当日の天気図を入れる方法

2017年04月05日 | 山岳会連絡情報
4月の例会でKさんから提案が有り試行することになった、天気図の貼り付けですが、マニアルを作成しました。
これを参考に試してください。
1.Googleなどで気象庁HPを探す
2.天気図にアクセス
3.山行が終わってからすぐ、過去の天気図を見つけ、当日午前中の天気図を保存
4.報告書に添付


山岳雪崩事故では最大の被害者を出した栃木県高校体育連盟事故

2017年03月30日 | 山岳会連絡情報
8人が死亡、40人がけがをした雪崩事故を受けて、今回の講習を主催した栃木県高校体育連盟の登山専門部が、29日午後5時から栃木県庁で会見を開きました。
その中で講習会の責任者の1人で、大田原高校の教員も務めている猪瀬修一委員長は、事故が起きた当時、みずからはラッセル訓練の現場ではなく、本部としていた近くの旅館にいたとしたうえで、「現地にいる教員に電話をして状況を確認していた。
教員からは雪が積もっているので茶臼岳への登山は無理だが、雪はさほど強くなく、風もほとんどないためラッセル訓練は可能だろうと提案を受けた」と述べました。
・Tグループ会社で言う、現地、現物、現認が重要、旅館に居て判断は甘い 後で記述するが、ラッセル訓練をどこで行うかこの時考えなければななない

そして「スキー場で雪崩が起きやすい地点は私たちの中で認知していて、そこには近づかないということで大丈夫だろうということで、現地にいた登山の経験が長いほかの2人の教員と私の3人で話し合ってラッセル訓練は可能だと判断した」と説明しました。
・どこでラッセル訓練を行うか相談することが重要、スキー場の見解ではこの付近は雪崩が心配なエリアと言っているがこの議論をしたのか!?
そのうえで「当時は安全だと判断して訓練をしたが、こういう事態になったことを反省しなければいけない。
訓練を中止すれば、こういうことにはならなかったと思う」と述べました。
・どんな情報を基に安全と判断したのか釈明してほしい

また、猪瀬委員長は、現場とのやり取りのために無線を持っていましたが、午前9時ごろの10分間ほどは無線を車に置いて旅館に戻っていたということで、「離れるべきではなかったと今は思う。
ラッセル訓練で危険な場所に行っていると認識していなかったので、無線を離してはいけないと思っていなかった」と述べました。
・何のための無線か?この場合無線で相談するより、先ほど指摘した通り、現地で現場を見てどうするか判断すべき

一方で、今回の講習の参加者が自分の位置情報を発信する「ビーコン」と呼ばれる機器を持っていなかったことについて、「きつい冬山登山には必須だが、講習会でビーコンを必ず持ちなさいとか、義務づけして持っていないところは参加させないという認識はなかった」と説明しました。
・どんな登山、訓練がきついのか!?雪崩が起きる可能性の有る所で行う訓練には必要なのではないか!? 
 この斜面が雪崩が起ても不思議でないという判断が出来なかったことが最大の問題点と思う。
 また、栃木県高校体育連盟の登山専門部の部長で、大田原高校の植木洋一校長は、「生徒7人と教員1人が命を落とすという痛ましい事故になってしまい、心からおわびします。ご冥福を祈るとともに調査に誠意を持って協力したい」と述べ、謝罪しました。
 
以上・の後の記述が私の意見です。
雪山に於ける三種の神器の解説を添付します、私が在籍したOACでは愛知県山岳連盟の講習会参加後、私的にも山岳会としても導入し、これを使う訓練を行いました。
追伸
私がが計画したOSACの山行で雪山に入りましたが、積雪量が少なくまた傾斜の緩い山域を選んでいました。
今後この状況を越える山行を計画する場合は三種の神器の導入を検討しましょう。
この事故後ビーコンなど安全装備のレンタルがあることを確認しました。
安全のためには対価を惜しんではいけないと感じます。

テント泊用、シュラフの種類

2017年02月04日 | 山岳会連絡情報
私はどのシーズンでもテント泊をし、最近は車中泊もするので、3タイプ持っています。
夏のテント泊の場合、一度濡れると乾きにくい羽毛を避けるべきと言うのが定石ですが、私は軽く嵩張らない羽毛製も愛用しています。
また冬用は温かく嵩張らない羽毛に限ります。
ここで添付しませんでしたが、シュラフカバーもお忘れなく持参ください。
シュラフを湿らさない大事なツールです。

テント山行に必要なシュラフマット

2017年02月04日 | 山岳会連絡情報
OSACではテント山行の機運が高まっているので、シュラフの下に敷くマットについて私の経験談をお知らせします。
私は若い頃は添付のキャラバン製、ゴム袋を膨らませるタイプを使っていましたが、山岳会に入り冬のテント泊には適さないと(空気の対流で断熱性が悪い)自然膨張式のスポンジタイプを購入しました。
このオリジナル製品は米国のサーモレストですが私は最初日本製のコピー品を購入しました。
しかしその耐久性は低くすぐに空気漏れが発生、修理部品が添付されていますが、中々上手く修理できません。
そこで180cmのオリジナル製品を購入、品質は高いように思いますが、添付画像の通り、軽量化とコンパクト化(ザックの中で嵩張る)には半身用が良いと思います。
このタイプは空気漏れが発生しても、スポンジなので、多少弾力が残り、安心な面があります。
また凸凹スポンジタイプは軽いのですが、嵩張るので、私はザックの外に付けて登山することを躊躇しています。
今度行く予定の欧州アルプスは殆どキャンプサイト泊ですので、昔使った嵩張らないキャラバン製(ゴム袋製)を持参予定です。

ロープによる滑落停止

2017年02月03日 | 山岳会連絡情報
この前にピッケルによる滑落停止技術を説明しましたが、今回はアンザイレン状態(ロープで繋がれた状態)の時の滑落停止です。
まずスタカットの場合、図に示した通り、ビレイヤー(アンカーで確保された人)は肩がらみの姿勢で、ロープを滑らしながら徐々に止めます。
滑らすことが重要で、一気に止めようとすると、その衝撃で自分の体制が崩れたり、アンカーが壊れることが有ります。
またコンテの場合、古い愛知県山岳連盟のテキストでは大阪方式が解説されていました。
実際に練習しましたが、体型を伏せた状態で、ロープを滑らすのはかなり練習が必要でした。
また東京方式も行いましたが、停止させる効果はともかく、行うことは比較的簡単でした。
私は過去に関東、黒稜山岳会の方とモンブランに登りましたが、歩き出す前にお互いに動作を確認後、コンテで登りました。

格安登山用テントの品質は・・・・

2017年02月03日 | 山岳会連絡情報
Amazonで販売している、格安テント(1人用)のユーザー評価を集めました。
私の消費パターンはブランドを気にせず、コストパホーマンス(品質×価格)重視でが、その場合、品質や構造をよく理解できる知識が必要です。
そういう意味ではAmazonは良い商品を集めていると私は評価しています。
そして今回添付したように購入者の生の評価を商品のページの後に添付しているのがAmazonの特徴で、私はこれを読んで、理解した上で購入します。
また私の4人用は格安ブランドのSouthFieldを近くのお店で購入、30年以上も使用しています。(一度OSACの山行、針ノ木岳の時使う)
ポールのゴム交換とやはりポールのグラスファイバー補修位でまだ十分使用できます。