私が大切に育てているタンポポに不思議なことが起こった。
このタンポポ、ちょっと弱っていたせいか花がパ~ッと
咲かずに、半分開いたかな、と思うやしっかりと閉じてしまった。
しかし枯れたわけではなく固く閉じたまま、茎はグッタリと地に
横たわってしまったのだ。
それから1週間以上経った先日、庭に下りてみると、
すっくとタンポポが立っているではないか。
おおお!元気になってまた咲いてくれたか!
と驚いて見ると…なんと花ではなく綿毛を高々と掲げているのだ。
には体力の限界を感じたのかも
しれない。
そこで咲きかけた花を閉じ、残った体力を綿毛を作ることに
使ったんじゃないだろうか。
一週間ほどの間、地に横たわって一生懸命綿毛になり、よく
晴れた日に茎を立ち上げ綿毛を開いたのだろう。
あまりに綿毛が綺麗なので、写真を撮りつつ眺めていたら、
さ~~っと風が…。
綿毛が飛び立つ瞬間を初めて見たが、ドラマチックだった!
それほど遠くへは飛ばすに、庭のそこここへ舞い落ちていた
からきっと芽を出してくれるだろう。
風に乗りゆく綿毛の様を呆然と見送る私の耳に、
パンジーの葉裏あたりから
虫の羽音が聞こえてきた。
じ~っと探しているうちに、
だんだん昆虫の視点になって
きた私。
こういう葉陰にもぐりこんだら
楽しいだろうなあ。
とかなんとか想像するのは
なんとも楽しい。
小さい虫の気分になると、なんというか視野は大きくなる
不思議。
人間の視野は、虫たちに比べたら案外せま~~いの
かもしれない。
朝日の中で満足そうに
立つタンポポ。
飛んでいった綿毛の場所を
数箇所チェックしてあるので、観察してみようと思っている。
芽が出てきたら、虫的視野で眺めよう。
タンポポは綿毛を遠くに飛ばすことができたようですね。
「虫的視野で眺めよう」
三年前、道山くんのコンサートで横浜に行きました。(また、それかよー!って言わないでぇ♪)
その帰りに横浜で 熊田千佳慕画伯の絵を拝見しました。
「愛するからこそ 美しい」
千佳慕画伯の花の絵にはいつも虫達が描かれていて、そしてその目線には「愛」がいっぱいつまってる。いや、「愛」がいっぱい溢れてる。
チャーマンさまのお話に、ふと、千佳慕画伯の事を思い出したしだいです。
その時購入した「花の画集」には
「ただいま94歳 心に春の風が吹いています」って書かれてます。
三年前のお話だけど、今もお元気なのかな?きっと、お元気ですよね。
熊田千佳慕さんのことを、私は残念ながら知らなかっので、検索してみました。
その情報では、現在もお元気でライフワークである「ファーブル昆虫記」の絵を描かれておられるそうです。
何点かの作品も見ることができましたが、構成がいいなあ、と思っていましたら、なんと出発はデザイナーだったとありました。
おお!大先輩だったのです。
実は私も昆虫が大好きなんです。
以前から昆虫写真に憧れているのですが、なかなか撮れたものではありません。
デザインならできそうですから、機会がありましらやってみたいな、と思いましたよ。
「心に春の風」とは、なんと素晴らしい。
平坦であるわけがない人生、90歳を超えて春風が吹く境地…いいなあ。
ところでみかんさんは、道山くんのおかげで、あちらこちらで素敵な出会いがあるわけですね。
(と、これが今回の大切なポイントですね!)
一枚目の写真、ずいぶん鮮明に撮れましたね。
いつもの、カメラで撮られたのでしょうか?
~~?腕がいいのかな~?
花も咲かないのに種が出来るとは、このタンポポ、マリア様のようではないですか(ーー;)
と、屁理屈を言ってみましたが、花びら1枚1枚が花なんですよね。
そして、
葉っぱはサラダ、おひたし,テンプラなど食用になるらしいですね。
一度、てんぷらにしてみようかな。
ところで、
うちの庭のタンポポは西洋種で表の草叢のタンポポは日本種です。
引越しのとき植木に混じって来たようですよ。
私は虫とはあまり合性が良くないので、親指姫にでもなって
チューリップの花の中にもぐりこんで見ましょうか。
このチューリップは薄紫色の花なので、薄紫色の部屋にいるようです。
とても綺麗!
あーぁ、手も顔も服も花粉で黄色く染まってしまいました。
ギェー!この鼓膜の破れそうな爆音はなにっ!
ク、クマン蜂がのぞいてる~!
と、いう風にとても危険かも知れませんよ。
チャーマンさん、蛙の餌にならないよう気をつけてくださいね。
そうなんですねえ、私の腕がいいのでしょう。
なんてことは残念ながらアリマセン。
種明かしは、以前ねこぼーしさんに教わったルーペ!です。
レンズにぴったりとルーペをくっつけて撮るだけ。
こんなにくっきり写るとは驚きでしょう。
発案者のねこぼーしさんに拍手です。
バオバオさんもお試しあれ。
マリアたんぽぽですね、このたんぽぽは。
(かなり子だくさんだけど…)
そう言われればなんだか慈愛に満ちた眼差しを私に向けてくれていました!
たんぽぽは根っこも「たんぽぽコーヒー」として販売されていますね。
なかなか美味しいです。
おお、親指姫ですか。
虫がやってくる度にギャーギャー騒ぎそうな姫ですね。
私は蛙の餌なんかになるのはまっぴらですからね、スズメバチにでもなればいいのかな。
(巣ごと焼き殺されそう…やめよう。)
ふくろうさんの密度の高いふわふわも素晴らしいですが
これはチャーマンさんの写真の腕の良さですね。
軽いふわふわ感がたまりません。肌がくすくすします。
バオバオさんへのコメントのお返事によれば、ナント!
虫眼鏡接写法を使っていただけたとは。
ひじょ~~~に嬉しゅうございます、チャーマンさん。
年寄りの言うことは聞いといてよかでしょ?
チャーマンさんは観察力だけでなく、感性も高いのですね。
だって一般ではきっと、倒れていたタンポポの茎について
こんなに考察しないと思いますよ。特に男性は…。
でも私はこういうのが好きです。
いつも小さな、瑣末な部分にばかり面白味を求めています。
チャーマンさんは子供の頃、瞳に虫眼鏡を持っていた少年で、
今もきっとそのままなんですね。
その観察力はきっと、デザインの仕事に活かされていると思います。
視点を変える、って面白い。高い位置から低い位置へ。
大きな視野から極小の視野へ。
それがいちばんヘタなのは「政治家」って人たちではないかな。
あ…、世相のことに口をはさむなんて、私らしくもない。
そうそう、チャーマンさん、記事の中で
“小さい虫の気分になると、なんというか視野は大きくなる”
とありますがここ、重要なトコですよ。はい、アンダーライン。
車など速度があがると視野は狭くなりますが
ゆったりゆったり歩くと視野はぐんと広がります。
人間ももちっとゆっくり歩めばもっといろんなことが見えてくるのに、
とは、どんぐり蜂叔父の弁でした。
「ふわマニア」とは初耳ですが、なんとなくわかりますねえ。
この「ふわマニア」はたいていぬいぐるみなんかが大好きでね、どういうわけか兄弟姉妹の場合、弟、妹のほうに多い傾向があると思いますよ。
確かねこぼーしさんも妹でしたよね。
そんなことより!この「虫眼鏡接写法」はスゴイですね。
前回のグミの花、サイフリボクの花もこの方法で撮ったのですよ。
撮るたびにねこぼーしさんのアイデアに感心しています。
「紙」の使い方といい、さすがお姉さま!(?)いつも頼りにしとっとです。(←これは広島コトバじゃないかな?)
このタンポポ、不思議でしょう。
ぐったりしてしまって心配していたのです。ですから、立ち上がっているのを見つけた朝はほんとうに驚きました。
神々しくて大げさじゃなく、拝みたいほどでした。
(やっぱりマリアさま…)
視点を変える、というのは私の好きな遊びです、実は。
どんなところへ旅行しようが、たとえ宇宙へ行こうが視点が固定されているとつまらないと思います。
どこへ行こうと写真で見た風景の単なる確認です。
でも毎日眺めている庭でも、町でも視点を変えれば、驚くほど鮮やかになりますからね。
こんな楽しいことはない。
(しかし、これは職業病かも。)
そうか、ねこぼーしさんもこの楽しみを密かに…。
おお、どんぐり蜂さんのおっしゃるとおりです。ここ、大切ですね。はい、アンダーラインを引いておきます!
何となく忙しく、いつも疲労感が強くなかなかブログへ関わる時間が作れずにいます。(仕事柄PCには向かう時間は多いのですが・・・)
先日仕事先の庭先を眺めていたら、僕の好きな木瓜の花が咲いていました。漱石に思いを馳せながら満開の花に見とれていると、小さな蟻達が何ともすばしっこく歩いていました。
そんな蟻達を見ていると、チャーマンさんと同じく自分が蟻の視点になっていく様で、不思議な感覚に落ちていきました。一瞬の出来事でしたが・・・
それにしても、蟻はどのような能力で食べ物のありかを見つけているのでしょうね・・・寺田寅彦がこのような事について研究していた様な気がするのですが・・・
当地もつつじの季節になりました。
新緑も目にまぶしい季節ですね。
今抱えているHPの仕事もやっと出口が見えてきました。もう一がんばりして、楽しいGWを満喫したいです。=^エ^=
お仕事が忙しそうですね。
私は直接PCに向かって作業をすることはあまりないのですが、
PCに向かう時間が長いと、てきめんに疲れます。
HP制作は細かい作業が多いのでお疲れになることでしょう。
忙しい仕事の合間にも木瓜の花に見とれ、小さな蟻たちを眺める。Torahikoさんらしいですね。
子供のころ、蟻の行動が不思議でじ~っと観察したことを
思い出しました。
巣を掘り返したりしてね。
思えば蟻には申し訳ないことをしました。
寺田寅彦に観察されるならまだしも、私にただつぶされた蟻は気の毒です。
昨日、今日は初夏のような日射しで散歩によい季節ですが、ここのところ時間がとれません。
お互いに、GWをゆったりと過ごすためにも、もうひとがんばり!ですね。
ただし、体調にはくれぐれもご注意を。