朝の玄関前の桜。
まさに扉を開けたらこういう景色だから、春はいいなあ。
しかし春は体が変調をきたすことが多いように思う。
私の今年の変調は「歯」であった。
どうしたかというと、歯の詰物が取れてしまったのだ。
私の唯一治療した歯だ。
その事件を連れ合いに話したところ、
「ええっ?おかしいなあ。あの先生はそんないい加減な詰め方
はされないはずだけど…」と言う。
しかし、確かに取れたんだから…。
早速、次の日に取れた詰物を持参して歯科医院へ。
で、思い出したのだが私はこのブログを始めて間もないころ
歯医者の記事を書いている。
もう3年以上前になるが、あのときは30年ぶりに歯科医院へ
行ったので先生がひどく仰天されたが、今回は先生も別に
驚かれないだろうと安心して行った。
さて、私の歯をご覧になった先生、
「これは取れたんじゃなくて、噛み砕いたんですね。」
(えええ~?なにそれ…)
治療を終えて待合室に戻ると、先生の奥様がにっこりと
笑いながら詳しく説明してくださった。
(この奥様、ものすごく丁寧なのだ)
「Y様(←私)の歯は、とてもお丈夫で、しかもアゴが
またとても頑丈でいらっしゃるので、ご自分の歯を
噛み砕かれておしまいになったのですねえ。ホホホ…」
唖然とする私を尻目に、丁寧に奥様はなおもお続けになる。
「おうらやましいような頑丈な歯とアゴでいらっしゃるのですが、
あまり力を入れて咀嚼されないように、お気をつけいただか
ないと、詰め物をしている歯はちょっと耐え切れないと
思うので…」
待合室には当然、歯の弱い方たちが待っているわけだ。
静かな待合室に奥様の声が響き渡っている。
なんか野蛮な男のように見られているんじゃないのか、
と居心地の悪いことといったら…。
「まあ、お大事になさってくださいませ。Y様の年齢でこんなに
丈夫な歯の方は、もうほんとうにお珍しいです。」
「はあ、そうですか…」
「はい、そうでございますよ。本当にお珍しいですよ、ホホホ…」
帰宅した途端にどうだったかと聞かれ、ことの次第をシブシブ
話すと、連れ合いは呆れて笑うばかり。
「昔から、よく噛め!て言われたからなあ。」
と弁解がましく言うと、
「よく噛めって、回数のことでしょ、フツーに考えれば、ハハハ…、
歯を砕くほど強く噛めって教えられたのお?ク~ッククク…」
「……、」
なぜか歯医者にかかると、笑われるハメになる私。
以来、咀嚼するときには気をつけるようにしているのだが、
やんわりと噛む、というのがなんとも気持ちが悪いし、どの程度
やら悩ましい。
いやほんと、悩ましい
春だわい。
毎年のことなのに、何故か心が浮き立つ桜です。
チャーマンさんは一本しか治療の歯はないのですか?
それは、すごいことです。
それに、Y様の歯はとても頑丈なんですね。
私などは子供の頃の栄養状態が悪かったせいか、
(胡瓜の浅漬けでお茶漬けサラサラ)あられを噛み砕いただけで、歯が欠けます。
そして、先日はとっても美味しいねっちりした飴を噛んでいたら、ポロッと詰め物が飴に
くっ付いて取れてしまいました。
飴の箱には「噛まないで、舐めてお召し上がりください」と
親切に書いてあるではありませんか!
ところで、
この詰め物、金製なので飲み込んだり、噛み砕いたりするわけには参りません。
施工主の
歯医者のところへすっ飛んでいきました。
瞬間接着剤でペタッ!でした。
飴は
選んで食べるよう、注意されましたが、口に入った食べ物を、
とことんかみ締めたい欲求というのはかなり強いものがありますよね。
はい、我が家にも春が訪れていますよ。
松尾大社のような厳かさはないですが、桜が明るく咲いています。
家の前の桜並木は通常は人通りも少なく、車もあまり通らない静かな場所ですが、この時期だけ平日でも賑やかです。
私は歯を大切にした覚えはぜんぜんないのですが、治療した歯は1本のみ!です。歯肉炎とか歯周病にも縁がありません。
草加せんべいでもバリバリ噛んで大丈夫…なのですが、まさか自分の歯まで噛み砕くとは、正直驚きました。
まったく限度をしらない歯とアゴめ!
ねっちりした飴は、詰め物には要注意ですよね。
うっかり飲み込まなくてよかったですね。
しかし、加減をして噛むというのは難しいものですよ。
気をつけていても、ついガンガン噛んでしまっています。
お珍しいほど頑丈な歯もよしあしです。
当地もやっと桜が咲きました。が、僕は花粉症で花をグズグズ、目をショボショボさせています。
チャーマンさんは歯が丈夫なのですね。8020といって、80歳になっても20本の自分の歯を・・・と歯科医は啓発運動を進めているようですね。
チャーマンさん自身はあまり意識していないのでしょうが結構力強く咀嚼しているのでしょうね。
力を入れて噛みすぎると歯槽膿漏になりやすいと聞きましたがそちらは大丈夫ですか?
歯といえば、僕も小学校の1~3年生まで、虫歯が1本もなく、学校で3年連続で「よい子の歯の表彰」という表彰状をもらいました。=^エ^=懐かしい思い出です。当時は瓶のコーラの蓋を歯で空ける事も出来ましたよ。
今となっては到底出来ない芸当です。
こちらの桜はずいぶん散ってしまいましたが、葉桜もまた楽しみです。
花粉症ですか。私もたまに目が痒い日がありますが、ウットオシイですね。
症状のひどい方など、ほんとうにつらそうで気の毒です。
8020は聞いたことがあります。
私の場合、自分で歯を砕かないかぎり8030くらいいけそうですが、80歳まで生きる保障などまったくないわけですから、あまり20本にこだわることもないと思いますが…。
強く噛むと歯槽膿漏になりやすいんですか!?
私はいまのところ問題ないとのことですが、気をつけたほうがいいですね。
歯の丈夫さは遺伝的なものでしょう。
私なんてまったくぞんざいに扱っているのに、こんなに長持ちしてくれて気が引けるほどです。
Torahikoさんの「良い子の歯の表彰」というのは、ほほえましい思い出ですね。
私の子供時代にはなかたったように思いますよ。