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デザイナーの色メガネ

写真付きで日記や趣味を書く

風りん、りん…

2006-07-25 22:10:00 | 日常の中の物語

_183_1 梅雨明け

を待って

出そうと

思っていた

『風鈴』。

薄日が射し

た午後、

もう、待ち

きれずに

軒に吊した。

手描き江戸ふうりん。風鈴屋さんがその場

で絵や名前を描いてくれる。

手前が黒い金魚5匹、向こうが赤い金魚

3匹が描いてある。

黒い金魚5匹の風鈴は、なにやら縁起もの

だと言われて買った。

『風水』だったかな?(私はこういう方面に

詳しくないが…)

5匹の黒い金魚と水を部屋に置いておくと、

商売繁盛…だったかなあ、

とにかく現世利益には間違いない。

3年は吊るしているが、たいして効果はない

が、まあそんなものだろう、と思う。

「現世しかない、死んだら終わり」と考えると、

人は現世利益に血まなこになるだろう。

「なんだか別の世界もありそう…」または

「あの世はある!」と考えると、現世利益が

チャチに見えてくるから不思議なものだ。

どう考えてみるかは個人の立場や好みや

モロモロの因果があるだろうが、どちらが

人にとって本当の意味で幸せだろうか。

私は別の世界があってほしいと思っている。

そして、その世界は現世と表裏一体だと

おもしろいなあ、とも思っている。

いや別に、夏だからといって幽霊に会って

涼しくなりたいわけじゃないけれど、現世は

魂の鍛錬場だとしておいた方が私にとって

シアワセだ…ということかな。

別の世界(まあ、あの世ともいえる)にまで

目標があった方が優雅じゃないかなあ。

あ~あ、それにしても…

せっかく吊るした風鈴が、チリとも鳴らない!

極楽のあまり風が吹いてこないかなあ~。


10年の艶

2006-07-23 17:00:00 | 日常の中の物語

_177

以前、このブログで紹介した四季八寸

(経堂駅前の料理屋)が21日にめでたく

開店10周年を迎えた。

昨晩はご主人が祝いの膳を用意してくれた。

上の写真は店内のカウンター。

左が刺身を切ったり、盛り付けなどを行う

板場。その壁の後ろが調理場になっている。

土壁もカウンターも皮張りの椅子も、10年

の艶で輝いていた。

_175 記念に料理の写真を

撮らせていただいたので

一挙公開!致します。

_155 ・湯葉豆腐

毎日でも食べたい

奥ふか~い味わい。

_157 ・刺身盛り合わせ

昆布〆の鯛、青海苔

をまぶした鮪、甘海老、

そして目にも涼しい鬼灯の飾り。

_161 ・海の幸の葛寄せ

アワビ、雲丹、蟹が

冷たくとろける、絶品。

_164 ・マナガツオの揚げ物

西京味噌でいただく。

左は無花果の黒糖煮。

_167 ・スズキの椀物

柚子の香が立ち

のぼる。

ジュンサイのつるりとした食感がいい。

_168 ・じゃがいも饅頭

人気の定番料理。

中には鴨肉が…。

_170 ・賀茂茄子田楽。

香ばしい茄子は

皮まで美味い。

_172 ・鯛茶漬け

ファンがいっぱい

の名物茶漬け。

以上に黒胡麻の葛ようかんがコース。

_173 ・鯛の柚あん焼き

これはまかない料理

で、おまけ。

(スゴイおまけに感謝、感激!)

夜遅くまでご主人とさまざまなことを話した。

毎日の市場での仕入れはもちろんのこと、

休日も新しい料理の創作や、自然の中での

発見に時間を費やしているそうだ。

悩みながらの10年だったと思うが、その志は

揺るがない。たいした人だと思った。

学ばせていただいた記念日だった。

ありがとう、ご馳走さまでした!

※四季八寸は原則予約が必要です。(昼も)

もし、いらっしゃる方があるようでしたら、

よろしくお願い致します。


ボンボン色の記憶

2006-07-21 23:22:00 | 日常の中の物語

_147

午後、束の間の陽射し。

雲が切れ、うっすらと明るい空が見えた。

蕾を膨らませながら、雨ばかりで咲くことが

できなかった睡蓮が咲いていた。

直径5センチ程のミニ睡蓮。

5年前の夏、埼玉県の盆栽村で購入して

以来、毎年可憐な花を咲かて楽しませて

くれる。

こうも雨が続くと、少しの陽射しがなんとも

ありがたい。いやいや、アタリマエに感じて

いるもの全てが本当は「有難い」ものなのだ

と、ふとした時に思い至るのだが、すぐに

その思いを忘れる。

このミニ睡蓮、親指姫が乗っていそうな葉も

なかなかいい。どんな話だったか殆ど覚えて

いないが、親指姫が睡蓮の葉に乗っていて、

その葉を蝶が曳いている絵があった、と妙に

鮮明に思い出す。

子供のころの記憶はメリハリが実に不思議だが、

今のことだって何十年か経つと、「どうしてこん

な事をハッキリと覚えているんだ?」となるかも。

_153 左の写真は『ボンボン

北海道のおみやげに

いただいたのだが、

口に入れた途端!「おお~!懐かしい~!」

シャリシャリとした心地よい歯ざわり。

中から冷たいリキュールが溶け出して、

いい香りがす~っと鼻へ抜けていく。

「さ、爽やか~!」

モノトーンになりかけていた記憶がハッと

色づいた瞬間のような菓子だ。

そしてボンボンは梅雨にこそぴったりの

菓子だと判明したのだった。


ハーバルな生活

2006-07-18 17:20:00 | 日常の中の物語

_142

鬱陶しい日にはハーブを!

この新鮮なハーブは以前にも我がブログに

ご登場いただいた染色家七字良枝さんの

ハーブ園直送!

(彼女が直接持ってきてくださった。感謝!)

え~と、ルッコラ、イタリアンパセリ、シソ、

ヴァレリーナ、コリアンダー…と、もうダメだ、

あとはわからん、覚えていない。

食す前に少し眺めて、香りを楽しんで…と。

市販されていないイタリア野菜も積極的に

栽培しているとか…で、新しい味の発見!

の楽しみを分けていただいている。

_144 もうひとつのおみやげ。

赤紫蘇ジュース。

これも彼女の手作り。

昨夜、さっそくウォッカで

割っていただいた。

美味い!美しい!身体にいい!精神にいい!

と四拍子そろったカクテルだ。

おっともう一拍子、『安全』もあった。

釧路出身の七字さんは、今夏しばしば里帰りを

されているようで、北海道ならではの植物にも

食指をのばしていらっしゃる様子。

その成果を期待している一人であります。

(もちろん、本業の染色を期待!おまけとして

ちょっとだけ新しい味にも期待!)

今日も朝から雨模様だが、新鮮なハーブの

サラダと赤紫蘇カクテルで暑気払い、暑気

払い…と。

しかし赤紫蘇ジュースがなくなる前に梅雨よ、

明けておくれ~!

アトリエYARNハーブ園の情報はこちら、

http://blog.livedoor.jp/atelier_yarn/

北海道の花の情報も楽しい!


ラベンダーの風

2006-07-16 22:30:00 | 日常の中の物語

_119

にあるラベンダー畑は花盛り。

その隣はローズマリー畑。

風にのっていい香りが流れてくる。

「ラベンダーとローズマリーは男女の仲、

白薔薇と赤薔薇の仲」

とはヘイ ノート伯爵夫人の言葉。

(ん?わかるような、わからんような…)

だが、ともかく私はこの香りが好きだ。

ラベンダー、Lavandula,ラテン語で「洗う」

の意味の「La-vare」から生まれた名前。

古来、消毒や洗濯水の香りづけに使われた

のだそうだ。

_139 左の写真はカナダの

「花のゼリー」。左から

「スミレとラベンダー」・

「エメラカリスとリンゴ」・「バラ」・

「パンジーとレモン」

ラベンダーとバラは半分くらい楽しんだのが

おわかりいただけてしまう写真だね。

とても繊細で優雅な味。

正直、自分でもなんだか私の日常とズレが

あるように感じながら楽しんでいる。

(ちょっとだけね…)

クセのないチーズ(エメンタール等)や、

テーブルウォーター(クラッカー類)によく合う。

もっと、はりこんで楽しみたいなら紅茶に

ブランデーとこのぜりー…就寝前にいかが

かな?というところか。

花を食す、というのは日本では菊の花が

ポピュラーだ。

菊の花にも血流をよくする薬効があると

聞いたことがあるが、植物というのは

不思議な力を宿しているものなんだね。

素直な生命力が怖いくらいだ。

小さな庭から大自然まで、植物がない

世界を想像してみると、殆ど死の世界じゃ

ないだろうか。

『地球にやさしく』なんて、あたかも人間が

主導権を持っているような言い方をして

なんの疑問も持っていないようだが、人類

が滅亡したら、きっと植物たちはあっという

間に生い茂り、この星を酸素いっぱいの

楽園に立て直してくれる…と思うよ。