いちゃりばちょーでー

多摩湖・狭山湖周辺の自転車サイクリングの日記。関東近辺の山歩き、奥秩父某山小屋でのお手伝いなど。

奥多摩 峠越え2

2009-07-21 21:14:17 | 漕ぐ
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前回の続き。

山頂直下の避難小屋から自転車を担ぎ上げること約15分、ようやく私たちは尾根上にある標高1400メートルほどのピークに到達した。平地に較べると風がかなり涼しいものの、この季節だからなのか生い茂った草木で思いのほか展望はなかった。そして木の合間から見える石尾根方面をパチリ。鷹ノ巣山かな~?

山サイ 奥多摩


昼食兼大休止を済ませ下りに備えサドルを下げればいよいよここからは標高差1000メートルを一気に下るダウンヒル。期待も高まる。最初こそ木の根や階段などで乗れない場所が続くが少し行くとつづら折れのテクニカルなシングルトラックが始まった。

山サイ 奥多摩


・・・と、快適なはずの下りも束の間、トラバース気味の斜面で棘のある背丈ほどの蔓が山側一面にあり、右側は棘、左側は谷というある意味究極の選択という状態になってしまった。谷底へ滑落というのは避けたいので棘に耐えながらのトレイルライド、汗でふやけた右腕は見る見るうちにキズだらけとなってしまった。

山サイ 奥多摩


それでも滑落することなく無事に危険地帯を抜け再び快適な道に。しかし人里はなれた登山道なので慎重に下って行く。

徐々に高度を下げようやくようやく民家が見えてきた。ブレーキを掛け続けた右手の指が少々痛くなってきていた。

舗装路に出て歩行者専用の橋で一休みしようとすると何処からか「プシュ~。」の音。音の主は我が愛車の前輪だった。

山サイ 奥多摩


長い下りだったので空気圧を下げて下った為にタイヤとチューブがずれてバルブに負担が掛かりすぎていたようだ。休憩がてらにチューブ交換を済ませ五日市方面へと向かう。

山サイ 奥多摩


やまねこ亭で休憩&反省会をして帰路へと向かった。さすがにこの時季は草木が多く奥多摩の山でも走りにくい場所が結構あった。やはりもう少し高い山に行かねば…。

コメント (6)
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