通訳教育・指導プロジェクトの発表は終わりました

2012-04-03 23:27:00 | 日記
 外は嵐になっている。咲きかけた桜が気になる。明日は家の周りは落ち葉など、掃除が大変かもしれない。

 先週の土曜日に日本通訳翻訳学会の通訳教育・指導プロジェクトの会合があった。

 「対人コミュニケーションから通訳および通訳教育を考える」という題で発表した。前半は新崎先生と石黒先生が合同で日英通訳の新たな指導法研究についての発表だった。35人ぐらいの参加だったと思う。13:30から17:00まで、発表の後の質疑もとても活発で熱気があった。

 私の発表のきっかけは、昨年3月にライフサポート社から出版した『対人コミュニケーション入門 看護のパワーアップにつながる理論と技術』だ。日本通訳翻訳学会の先生方で何人もの方々が読んでくださり、それがきっかけで、題名のような内容で発表することになった。

 通訳教育の中で、対人コミュニケーションの理論は教えられてはいない。ただ、文脈に照らし合わせて推論して意味付けし、その意味が次の文脈を形成していくという対人間のやり取りのはざまに通訳は位置する。基本的なコミュニケーションの理論は一通りの指導はして、絶えず、訳出するときにその意味付けのプロセスをリマインドする必要はある。

 
 目下、4月10日に締切になる『産業看護』誌の対人コミュニケーションから見た保健指導の原稿とINRの原稿の作成に追われている。4月9日から大東文化大と青学の授業が同時に始まるので、それまでに仕上げたい。

 治らない風邪はまだ引きずっている。咳がまだ残る。咳はあれからまたひどく、一時、強めの鎮咳薬を飲んでいたのだが、頭はぼーっとするし、どうしようかと思っていた。実は、学会の発表の日がひどく、乗り切れるか心配だった。何とか終わってよかった。 
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