大分、気の抜けた話だけれど、ICN学術集会は5月7日に無事、閉会式が終わり、私の怒涛の6日間は終了した。合計6日間の通訳の仕事だったが、5日目の最後から、鼻水が出始め(体調の微妙な変化で、鼻炎アレルギーが出る)、最終日は何とか、影響を出さないように注意した。気が抜けたのだろうか。終わった後から寒気がして、手持ちの薬は、解熱性鎮痛薬のロキソニン、抗生物質のグラビットからタミフルまで、一式、海外出張には持っているので、ひとまず、ロキソニンとクラビット、それと抗ヒスタミン剤を飲んで最終日は休んだ。こんな薬は、仕事の最中は飲めない。眠くなるのは必至で、鼻炎よりも薬で集中力が低下することがひどいからだ。とにかく、それで休んで、何とか、飛行機の中でも鼓膜が痛くならないで済んで帰国できた。(鼻かぜを引いて飛行機に乗ると鼓膜が破裂しそうになり、ひどいときは、航空性中耳炎を起こしてしまう)
安心したのか、その後発熱した。結局、今日やっと起きて、クライアントに電話を入れたり残務の事務処理をしたりと、ゆっくりとやった。
だから、ブログは、リアルタイムどころか、とんでもない遅れが出てしまった。ツイッターなどで、いくらか写真は出ているので、もう見た人もいるだろう。また、ICNの情報や、マルタ学術集会については、事後にはなるが、日本看護協会のHPを見てほしい。(http://www.nurse.or.jp/nursing/international/icn/katudo/index.html)
手持ちの写真の中から、いくつか、載せる。
まずは、5月5日午後7時から9時までの学術集会の開会式(会場はMFCC、Malta Fairs and Convention Centre)
写真は、開会式の準備の段階。
開会式の場の通訳ブース(据付のものではなく、会場のフロアに設置したもの。会場での言語は英語なの
で、舞台に向かって左側に、日本語、スペイン語、フランス語と3つのブースが並ぶ。ICNの公用語は英語で、会議の使用言語は、英語、フランス語、スペイン語である。それ以外の言語の通訳が必要となる場合は、当該国の会員協会が個別にお金を払って整備をする。日本語通訳は、日本人参加者用のものなので日本看護協会が整備している)
今回は、開会式および学術集会の通訳ブースには、写真のようにディスプレーが付いていた。ディスプレーが付いていたのはこれまでの経験では、ジュネーブ国際会議場と、世界気象機関という国連機関の会議場だけだった。日本の会議場で新しいところには整備されているらしいが、仮設の通訳ブースには置かれないことがほとんどだ。だから、今回このディスプレーには助かった。なければ壇上で行われていることがブースから見えなくて、双眼鏡で見ながら訳さなくてはいけないからだ。
MFCCは開会式のみ。大きな展示場をかねた会議場のようだ。
学術集会は、打って変わって、クラッシクな会議場であるMCC(Mediterranean Conference Centre)
つづく。