ジュネーブ出張から戻り、いつもの生活に戻った。時差のある海外出張の後は、体調も含め調子をもとに戻すのに少し要する。6月に入り、大学の前期授業も半ばを過ぎた。これまでは学生らも一生懸命に取り組み、順調に進んでいると思う。
先週、6月4日に医療教育財団の三河さんから連絡があり、厚生労働省の下記のホームページから、『医療通訳に関する資料一覧』が公開されたことが分かった。「医療通訳育成カリキュラム基準」とテキスト『医療通訳』の改訂版である。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000056944.html
カリキュラムの最後には、専門研修75時間を一括で行う場合と、37.5時間ずつ医療通訳研修ⅠとⅡに分けて行う講義事例が掲載されている。分割版を載せたのは、地方で研修を行う場合に、通訳指導者と医師などの医療専門職者の講師を確保することが難しい場合など、まずは医療通訳研修Ⅰを実施してみるといった形を可能にするためである。
カリキュラムもテキストも旧版よりも内容はぐっと良くなっている。
表紙の絵は旧版と変わりない。
ちなみに、私は、医療通訳育成カリキュラム改定方針委員会委員、執筆委員である。対話通訳と相互作用、質の高い通訳とは(サービスとしての医療通訳)、患者・医療従事者間の関係とコミュニケーション、非言語的コミュニケーションの効果的活用などについて執筆した。
先週、6月4日に医療教育財団の三河さんから連絡があり、厚生労働省の下記のホームページから、『医療通訳に関する資料一覧』が公開されたことが分かった。「医療通訳育成カリキュラム基準」とテキスト『医療通訳』の改訂版である。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000056944.html
カリキュラムの最後には、専門研修75時間を一括で行う場合と、37.5時間ずつ医療通訳研修ⅠとⅡに分けて行う講義事例が掲載されている。分割版を載せたのは、地方で研修を行う場合に、通訳指導者と医師などの医療専門職者の講師を確保することが難しい場合など、まずは医療通訳研修Ⅰを実施してみるといった形を可能にするためである。
カリキュラムもテキストも旧版よりも内容はぐっと良くなっている。
表紙の絵は旧版と変わりない。
ちなみに、私は、医療通訳育成カリキュラム改定方針委員会委員、執筆委員である。対話通訳と相互作用、質の高い通訳とは(サービスとしての医療通訳)、患者・医療従事者間の関係とコミュニケーション、非言語的コミュニケーションの効果的活用などについて執筆した。