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自宅の液状化リスクを調べる方法・・・「液状化しやすさマップ」

2024年01月25日 07時17分37秒 | 災害(輪島漆器義援金プロジェクト・ボランティア・サバイバル)
女友達から家の液状化現象の危険があるか調べる方法を聞かれたので、興味ある人は調べてみるといい。
 
てっとり早く調べるには、北陸地方整備局が公開している「液状化しやすさマップ」を検索すると、危険度が6段階に色分けされて表記されている。URLは下記。
https://www.hrr.mlit.go.jp/ekijoka/niigata/niigata.html
「液状化しやすさマップ」で自宅周辺は下から二番目の危険度1(緑色)なので比較的に安全だが、拙宅を建てる時に調べた「柱状図」を解読すると深度6m以上が砂礫層で地下水もあり、N値も一桁台だったから、液状化現象の危険度は低くても、不動沈下はあり得るということ。黄色のエリアは海岸の砂地盤地帯で危険度は上がるが、それでも6段階の危険度3。
 
「柱状図」ってなに?「N値」ってなに? 以下の通り。
家を建てる前に市町村に提出する「確認申請書」の添付書類「地盤調査結果速報」の中にある地盤の概念図が柱状図だ。
N値とは地盤の締め固まり具合の指標。
「地盤調査結果速報」の表紙に書かれた考察と、どんな対策をしたのかが記載されているのかが解る。建売住宅や中古住宅なら、売った業者に相談。ただし義務化は2,000年以降だから、築24年より古い家だと無いかも。
 
表紙に地盤調査結果の概要と考察が書かれていて、スエーデン式サウンディング試験の項目の「柱状図」には、地表から10m地下までの地質や地下水の有無、N値が表記されている。
柱状図によると地表から1・5mまで盛土と砂地盤で、地中1・25mに地下水がありN値も3の軟弱地盤。10mくらい離れたところで古墳時代の井戸が見つかってるからねぇ。
 
液状化は深度10m以内に均質な中粒の砂礫層と地下水があり、かつN値が20未満の地盤で発生する可能性が高く、また不動沈下の危険もあるので、法改正後は要件を満たしてない宅地は地盤改良をしないと建築許可が下りないのだ。
30年以上も昔に設計コンサルタントしてた時の記憶ですけどw
 
「不動沈下」ってな~に?家が「ピサの斜塔」みたいに傾くってこと。建築に詳しくない女友達に説明するのは骨が折れるw
 
 
 


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