国立民族学博物館、通称「みんぱく」の衣装マネキンに顔がない理由をご存じだろうか?

民族学は人種の違いではなく、文化比較で相互理解を深める学問であるといった初代館長の梅棹忠夫の想いが、顔なしマネキンにあらわれている訳。
ヒトラーは民族学を民族優位思想に悪用したし、戦前戦中の日本も「八紘一宇」を国是とした排外的な民族差別が酷かったので、そんな反省があったのかも知れない。
「みんぱく」で外国の文化を知って仲良くしましょうと言ってんだよぉ、あの顔なしマネキンはぁ!バンッ!(机をたたく音)
参政党や日本保守党など、民族優位思想の匂いのする政党が台頭してきたが、「みんぱく」で勉強してきてほしいネ。
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