地域の神社の祭礼の当家に当たり、注連縄作りをする事になりました。
注連縄作りは、初めての経験で地域の長老(83歳)から聞く事に
なりました。
藁の作業準備から注連縄作りの段取りと方法を学び、早速藁を頂いて
帰り、我が家で作る事に取り組みました。
この様な作業は、以前に於いてはどこの家も行っていた作業ですが
稲作農業の作業が無くなりつつある現状では、忘れ去られている作業と
なってしまいました。
藁の根元部分をそり落とし、藁を木槌で叩き軟らかくした後に、
藁縄を作る要領で、途中に「垂らし藁」を三本、五本、七本と垂らし、
全体を仕上げて行く作業です。
地域の神社本殿を廻るように取り付けるために、寸法を測りにに行き、
建物周囲が10m(3×2+2×2)で結び目を含め11mとしました。
祭礼当日にかけての準備も着々と進めて行く事になります。
この注連縄作りの継承者も数少なくなりつつあります。
何れは、忘れ去られてしまうかも解かりません。
その様な中、大変ですが大変貴重な経験をしています。
(文責:鳳来)
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