惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

大規模言語モデル

2023-08-25 20:50:39 | AI

晴天。最高気温 34.0℃(隣町アメダス)は、一時ほどではないにしても、やはり暑い。

午後、家の中で風通しの良い場所を探して寝ころび、本を読みました。
居間から洗面所へとつづくあたりのちょっと狭くなったところが、今日は良かった。南からの風が、北の御勝手口に向かって通り過ぎてゆきます。

読んだのは、届いたばかりの〈日経サイエンス〉10月号。
特集は「大規模言語モデル 科学を変えるAI」。

チャットGPTを始めとする大規模言語モデルによる生成AIの原理的なところを解説してくれています。どういうものか、かなりわかってきた(つもり)。
チャットGPTは文章をつむぎだすため、次の言葉は何が適切かを順次計算(検索?)してゆくのですが、その「言葉」は無数のパラメータによるベクトルによって内部表現されているらしい。それらのパラメータは、つまりは別の言葉であって、いってみれば辞書の他の項目すべてとどういう関係をもつかを、ひとつひとつの言葉について調べてあるということのようです。それを参照に適切な言葉のつらなりをつくりだしてゆく(などと書いても伝わるかどうか、私なりの理解です)。

ただしAIの問題点は、それらのパラメータがネット上のデータに限られていること。人間は言葉を獲得する際、他の言葉だけでなく、実際の事物や自分の五感、抱いた感情、過去の経験なども紐づける。だから言葉に意味が生じるのだと思います。
つまり、AIがあやつる言葉には「意味がない」といってもいいのではないでしょうか(ここでの「意味」とは、現実世界で生きてゆくための指針といったものです)。


プール仕舞い

2023-08-24 20:59:19 | プール

昨夜は「ZOOM一の日会」。古手のSFファン6人が好みのあれこれについて、よもやま話を楽しみました。
おもな話題は、立川(たつかわ)文庫と立川(たちかわ)文庫、複素数がからんだ連立方程式の話(だったと思う)、宝塚歌劇にお勤め、老人の体力と旅行、阪神タイガース、綾瀬はるかと玉鷲関、リリー・ジェームズ、ダコタ・ファニング、オードリー・ヘプバーンとキャサリン・ヘプバーン、吉永小百合、浅丘ルリ子、二木てるみなど。

今日は、午前中、ここ数日と同じく不安定な空模様でしたが、午後はよく晴れ、強い日差しが照りつけました。最高気温 32.4℃(隣町アメダス)。

夕方は市民プール。

今年の市民プールは明後日(26日)まで。私がここで泳ぐのは今日が最後になりそうです。

泳いだ後、ロッカールームで着替えていたら、横から声をかけられました。
見ると、コロナ前まで毎年ご一緒していた男性。やはり4年振りの市民プールなんだそうで、なつかしくてうれしくなりました。

ただ、以前、見かけていた人たちの大半とは会えていません。
やはり、コロナ禍が生活習慣を変えてしまったのでしょうか。
そう思うと、大変なことだったのだとあらためて感じたことでした。


農文協書店

2023-08-22 20:24:08 | まち歩き

今日は電車で都心へ。
昼前に家を出て、夕方、帰宅しました。

出かける前に、にわか雨。雨があがった道路を駅まで歩きました。
そして帰り。最寄りの駅を出ると、道路は降ったばかりの雨で濡れていました。ほぼあがっていたので、濡れることもなく帰宅。
にわか雨をうまく避けての外出でした。ラッキー。

出かけた先は神保町。用を終えたあと、ひさびさに農文協の書店へ寄りました。
一昨年秋に、以前の神保町交差点南側から、今の専修大前交差点近くに移転して以来、初めて。

ピカピカに新しくなっているかと思ったら、なんだかずっと昔からここまんまですという感じの落ち着いた店内。人影まばらなこともあり、ほっとします。
このところ、気になっている「不耕起・自然栽培」についての本を1冊購入しました。
なぜ不耕起でも野菜は育つのか。原理が知りたいのです。といっても、まだまだ不明なことが多いようですが。


市民プール

2023-08-21 20:58:38 | プール

晴れて暑い日がもどってきました。最高気温 34.8℃(隣町アメダス)。

午後3時ごろ、雨雲レーダーを見ると、すぐ北の大地の上を東から西へ雷雲が通り過ぎ、三鷹市あたりは短時間とはいえ、かなりの雨が降ったようです。でも、当地は雨量ゼロ。空振りでした。

その後、市民プールへ。

痛めた右上腕部は、強く水を掻いたりすると少し違和感がありますが、もう痛みというほどではありません。
どうやらリハビリ運動として水泳がよかったようです。

あと何回、市民プールに行けるかなあ。
今年は期間を短縮しての開催で、今週土曜日(26日)までしかやってません。できるだけ多く行けるといいのですが。


朝顔

2023-08-20 20:43:45 | 草花

二階の防音室へ上る螺旋階段にからませている朝顔。今朝はたくさん花が咲きました。

4日にも書きましたが、たぶん今年はこれがクライマックス。よくがんばってくれました。

ところで、朝顔が中国から渡来したのは奈良時代末期もしくは平安時代とされているそうです。

中国名は「牽牛子(けんごし)」。漢方では種子を下剤に使います。
日本名の「朝顔」は、朝に花を咲かせることから来ていることは自明ですが、「朝は美人の顔(の花)」というのが通説だとか。昼過ぎるとくしゃくしゃの不美人ということでしょうか。

この花より以前にも、日本で「朝顔」と呼ばれていた花はあり、キキョウあるいはムクゲのことだそうです。
万葉集に詠まれている「朝顔」は桔梗だといわれています。
山上憶良の歌に――

萩の花尾花葛花なでしこの花をみなへしまた藤袴朝顔の花

最後の「朝顔」が桔梗でしょうか。秋の七草のひとつですね。