釋守成の転居物語(旧タイトル・GONTAの東京散歩)

またまた転居を目論んでいます。
5年間で5回の転居。
6回目の転居の経緯を書いていきます。

「せたがや梅まつり」

2013年02月16日 22時19分37秒 | お散歩日記/東京地名の話
小田急線梅ヶ丘駅北側にある羽根木公園のせたがや梅まつりに行ってきました。

調べるまで羽根木公園が梅で有名だから、梅ヶ丘っていうのかと思っていましたが、違うんですね。

小田急線が開業してから少し遅れて昭和9年できた駅に「梅ヶ丘」と命名して、それにちなんで、昭和31年に開園した公園に梅を植えて、それが今名所になっているということらしいのです。

じゃその「梅ヶ丘」は何かというと、駅名をつける時に土地の旧家の庭の梅からという説や、その家の家紋が梅だったとか、埋めが丘という古墳があったとかいわれているようです。

そういえば今の時期に世田谷の住宅地を歩いているといたるところで庭木の梅を見ることができます。
それだけ梅にあった土地柄なのかな。

さて羽根木公園ですが、ここを「根津山」と呼ぶと聞いたことがあります。
もともと根津家の持ち物だったそうで、根津美術館とも関わりのある場所なのです。

現在の住所は代田で梅丘ではないのも、これで解決しました。
梅ヶ丘の駅名と羽根木公園の梅は直接関係ないんですからね。

でも、代田にあるのに羽根木公園なんだ。
羽根木の住所はもっと北、井の頭線の北側に広がっています。

この理由は、この公園と住所が羽根木の地域は、荏原郡世田谷村の飛び地で羽根木と言われていたようです。
「羽根木」自体に飛び地という意味があるとか。

さてさて、蘊蓄はこの辺にして。



今日は風はきつくてゆっくり梅見どころではありませんでした。
花は三分咲き、もう少しで見ごろを迎えます。

たくさん地元の方の模擬店も出て賑やかでした。

そこから下北方面に散歩開始。
続きはまた明日。
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