★進め!!野外探検隊★

身近な自然を見つけるために、カメラを片手に走り回ってます。『むし倶楽部』の参加者募集中。

広見公園のドングリ

2009-11-08 | 自然観察(植物)
広見公園でドングリ拾いをしました。
100名近い参加者が集まって大盛況でした。


まず拾ったのは、クヌギのドングリ。
丸いドングリです。
ただ、ほとんどがシギゾウムシに卵を産み付けられていました。幼虫がはい出た穴があるドングリもちらほらと。


次はコナラのドングリ。
「ドングリ」と言われると連想するのが、このドングリなのではないでしょうか。
ここのコナラには筋がはっきりと入っていますが、あまり筋がないものもあります。


スダジイのドングリ。いわゆる「シイの実」です。
これは生でも食べられます。よくかんでみるとほのかに甘いです。
…が、ちょっと粉っぽいかも。
食べられると聞いて、皆さんさらに一生懸命拾っていました。


細長いマテバシイのドングリ。
街路樹としてよく植えられています。実家の前に植えられていたので、一番なじみのあるドングリかも。
これも食べられます。また殻が固いので、ドングリこまなどで遊ぶのにも適しています。


アラカシのドングリ。
丸いものから細長いもの、大きいものに小さいものとサイズもいろいろ。
タンニンが多く含まれているので、食べると一番美味しくないです。というか苦すぎて食べられません。


スダジイのドングリは、その場で炒って食べました。
熱を通すと、甘みも増しておいしくなります。小さい頃はよく炒ってもらって食べました。たくさん集めて、ドングリクッキーを作ってもおいしいですよ。

採ってきたドングリはザルや新聞紙をひいた箱に入れて乾燥させます。けっこう水分を含んでいるので、そのままビニール袋に入れておくと芽が出てしまったり、カビが生えてしまったりします。それと、シギゾウムシの幼虫が出てくるので戸外で干します。

乾かしたドングリは、コマやヤジロベエを作ったり、クラフトの材料にしたりできます。
12/5(日)に、ふじさんメッセで「第3回 富士市環境フェア」が開催されます。そこで自然クラフトのブースを富士自然観察の会で出します。無料でできますので、ぜひご来場ください。


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