すばるに恋して∞に堕ちて

新たに。また1から始めてみようかと。

聖なる夜の8の魔法 1つめ

2008-12-15 19:12:58 | 妄想のカケラ・ショートストーリー 
今日発売のTVガイドさん。

表紙に、これまた、にっこやかな∞くんたち。

すばちゃんのお顔に、!!!

迷探偵・明智のおっさんのような、ヒゲ、ひげ、髭。

いや、あの、あごひげは、見慣れた、よ。
口ひげも、まあ、そりゃ、あってもいいと、思うよ。

でも、その、スタイルは。

可愛いっ! 可愛すぎるっ!!

どこを目指してるのかは、疑問だけど、ね。






クリスマスイブ。

「たっだいまぁ~。ぁ~疲れた、しんどォ~」

「お帰り

「うわっ、おまッ、なんて格好してんねん!」

「え、この格好、気に入らんかった?」

「ミニスカサンタって((笑
 どないしたん、よう、そんな衣装、あったな」


「こんなん、どこにだって売ってるもん。
 ・・・・・・


「うわ、待て! 泣くな!! なんやねん」

「だって・・・・だって、あいつやったら、この格好してやれば喜ぶでって、言われたもん」

「誰に?」

「・・・ナス色の人」

「あの、ゴリラ、余計なこと・・・」

「だから、だから、ちょっとでも似合うようにって、頑張ってダイエットもしたのにィ

「あ~、悪かったって。泣くなって。似合ってるから、ほら。おいで」

手招きされて、私は彼の腕の中。

「くすん、くすん ホントに?」

ぎゅッって、抱きしめられて、耳元に彼の声。

「ほんまやって。ちょい、びっくりしただけやって。
 けど、すぐに、それ、必要あらへんくなんで?」


「?」

「すぐに、脱がされるんやから、何着てても一緒やん」

「んもう

「これからは、ナスのいうこと、まともに聞いたらあかんぞ?」

「わかった」

「よっしゃ、ええ子やな。さ、メシにしよ。どっか、行く?
 ・・・って、そのナリじゃ、あかんか」


「じゃあ、着替える」

「手伝ったろか?」

「フフフ、着替えにならんくなるもん。いい」

「なんやねん、それ。ほしたら、外で待ってるから、早よしてや」


サンタさん。
一つ目の魔法、効かへんかったよ?







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