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ジゼル

K-バレエの「ジゼル」
20日夜?の公演を観た・・・。

今まで、スケジュールが合わないな、とか、この役はこのダンサーで見たいな、とかであまり日高さんの回を直に拝見したことがなく、(あ、シネマ眠りは見ましたよ。)久々に選んだのだが、お怪我で降板(あらら・・・)。
まあ、それは仕方のないことで。代役の岩井さんもたいそう良い出来で、とりあえず文句はございません。
日高さんの完全復帰を楽しみにします。

全体的にもクオリティの高い舞台で、やっぱりジゼルも良いなあ・・・(けっしてハッピーエンドではないのだけどね)と堪能。
(大雑把すぎな感想?)

警戒心が強いので率先してはマッケイさんも観てこなかったけど、初めて自分で見て、かなり良いではないの、という判定。
アルブレヒトは全くにヒドイ奴だけど、ジゼルのみならず村人たちもつい受け入れてしまうような魅力があるわけで。
その点でもまさしく絵に描いたようなアルブレヒト(だってたまに居るのよ、ウィリー達がいくら踊らせても一向に死にそうにないアルブレヒトとか・・・)。ご本人が思い入れのある役だから、というのもあるかもしれない。
・・・細かいことを言えば、「花占いの花びら、2枚ちぎったら結果は変わらん」・・・私の席からは2枚取れたように見えたので。

ダンサーで「やるな」と思ったのはぱ・ど・しすの吉田さん。
とにかく音ハメが素晴らしく、のびのびとしていて。あの踊りはそこまで清々しいのかーと新しい気付きがあって嬉しくもあった。
ほかの5人も、あの大変な踊りを軽々と踊っているなーと感心したけど。女性も相当ジャンプ力がないとね・・・溜息。

全体にテンポが速いのはいつものこと?だけど、ジゼルの2幕はもっとゆっくりでもいいような気がした。
(あれが普通ですと言われると、そう感じただけなのかも。)
ウィリーってふわふわして、空気中を漂う感じで、速く動けない印象。
飛んでも下りてくるのに時間がかかるような。それを速くやってしまうとふわふわ感が減ると思う。
コールドでもあまり速いと「反復上態反らし!いっちにーいっちにー!」って感じだし(あくまでも個人の感想です)。

一応テンポ確認のために他の団のを見返してみたけど、それで気が付いたのは、反対に音楽が止まりそうなほど遅くすると・・・オケが死にかけるのか、曲があまりきれいに聞こえないみたい。(昼下がりだと寝ちゃうかもしれないしね)
どちらを取るかという問題なのか?

演出で好感が持てたのは、使う植物種を減らして、すっきりさせた点。
ミルタのカラー(今回オペラグラスを忘れたので確信なし)と、折れる枝(なんだったかなー)。
アルブレヒトとジゼルの白いユリ・・・これが良かった。アルブレヒトが一杯持ってくるんだけど、同じくらいジゼルも持ってきて。思いは同じくらいなのね・・・とか、自分が持ってきたのがいきなり倍増したら、現実とうつつのはざまにいるアルブレヒトはそりゃ混乱するだろうなーとか、植物の種名検索より、別のことを考えつつ眺められた。

やっぱり舞台はなまもので、いろいろ変わるんですね・・・

あ、最後にまた1つ惜しかったことを思い出した。
今回前が通路席だったから視界は安全かと思ったのに、なんと通路を挟んだ前の列の方の頭が1つ飛び出していて、よりにもよって真ん中の足元が見えなかった!
どうしてこう、席運が悪いんでしょーか・・・(こんなことボヤいてUPするから?)
オーチャードは結局2階の最前列が一番視界が良いのかな。
観客が全員着席したら、座高を測って綺麗に並ぶよう、自動的に個々の座面の高さを調節してくれるシートとかできないものかなー
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