法務局での登記相談業務

ときどきは仕事のことについて書こうかと思っています。もしかしたら退屈なつまらない記述になるかもしれないですけど、「日野事務所のブログ」っつうくらいだから、たまにはこういった記述も交えなきゃね。
宮城県土地家屋調査士会石巻支部では、被災後に被災各地で相談業務に当たったほか、仙台法務局石巻支局において、毎週月・水・金と登記・測量の相談業務を行っています。
私は夏に２ヶ所の避難所に派遣されたほか、法務局窓口では12月に数回担当しましたけど、相談件数はだいぶ少なくなってきたとは言え、窓口や電話での相談は一日に十数件。私が担当した土地家屋調査士に関するものだけでも一日に６～８件ありました。私等のこの活動は当然復興支援にもつながると思い協力していますけど、相談者が来る毎に法務局職員の方たちの仕事が中断されて窓口にはり付くと、登記行政にも支障が生じるのではないか？っていう思いもあり協力をしております。
窓口や被災地での相談者の方々も、当初は諦めきれない半分は怒りにも似た切実な思いを込めた相談も案外と多かったのですが、最近はとにかく自分達でも何とかしなきゃ！という、前向きに行動をするための相談も増えたような感じがします。振り返ったり後悔ばかりでなく、個々のやる気の一歩が復興につながります。