日野土地家屋調査士・行政書士事務所のブログです。最近は更新滞りがちだけど、もう1年半以上も続いてます!これで良いのだ♪

宮城県石巻市で土地家屋調査士・行政書士事務所を開業してる好事家オヤジです。ただコメント不可に設定してますので悪しからず…

北上川源泉:弓弭の泉

2013年01月17日 | 小旅行&水汲み
北上川源泉:弓弭の泉
何日か前にシャレのつもりで北上川の源泉の写真を載せた。
実はその写真、ある機関紙の表紙に採用されたことのある写真なのだ♪自分のホームページに載せていたのだが、もう5年ほど前のことだけど、北上川の特集記事の表紙の写真をネットで探していたところ、たまたま私の撮ったその写真を見つけ、採用させて欲しい!と言われて快諾したのです。
自分は好事家とまではいかないけど、物事にいったん興味を持ったならば、即実行に移すなり、ある程度とことんやり詰める性質です。あるとき書店で三陸河北新報社から出版された「北上川物語」という本をパラパラと見て面白そうなので買った。そこに北上川源泉のことが書いてあった。目の前を流れている北上川…その本を見たら、そのルーツというか源泉に是非行ってみたいという衝動に駆られ、その年に田沢湖へ遊びに行った帰りに迷うことなくさっそく寄ってきた。まぁ田沢湖から鹿角インターまで北上して、そこから滝沢まで行って、インター降りてからも更に数十キロと、ずっと迂回経路だったから田沢湖からも約200KM近い結構な距離だったけど…


北上川源泉は「弓弭(ゆはず)の泉」という名称があります。行ってみたら、そこも水源の一つなのだと言ったほうが正しいかな?って感想だったけど、しかしここからの水が自分の住むところまで流れているんだ…と思うと、なんか不思議な感激したのを覚えています。
そのときに数枚の写真を撮ってきました。それが採用されたというわけ。


カッパの正体って?

2012年10月08日 | 小旅行&水汲み
うちの一家は岩手路が好きで、よく遊びに行きます。本当はこの三連休も一日だけは休みを取って心身を慰労するために岩手路へ行く予定であったけど、身体が空かずに諦めました。
岩手路でよく行くのが花巻・遠野・一関界隈。遠野と言えばカッパと座敷童子とオシラサマ。カッパの正体って一体何なのでしょうかね?カッパはカワウソを見間違えたものだと言うのが一般に言われていますよね。それと単純に犬とか猿を見間違えたものとも言われてるみたいです。
しかしそれが正しいのかな?落ち武者説というのがあるみたいです。ちょうど髪を下ろした月代部分が頭の皿のように見えるし、一理ある説かもしれないね。


いまのカッパ渕の守り人(「まぶりっと」と読むみたいです)の運萬さんと一度お会いしたことがあって、説明を聞いたことがあります。それによると遠野のカッパの正体は、奇形児として生まれた子供を川に遺棄した、その死骸ではないか?と聞いたように記憶している。
そういえば座敷童子は間引きされた子供の霊だという説も聞いたことがある。ダイダラボッチ伝説が溺死して膨張した死体が正体だという説もあるし、子供の死骸説も頷けるような気がする。

こうやって想いを募らせたら、また行きたくなってきたな~。


水の大移動

2012年08月20日 | 小旅行&水汲み
若い頃にふと思い立ったことがある。海とか川はつながってるからいつかは水は混じり合うかもしれない。
免許とって2~3年も経ったころには運転もすっかり慣れてきて、どこか日帰りの小旅行でもしてみようか…そうだ!1日の間に太平洋から日本海まで横断してみよう!


ってなことで、思い立つが吉日的性格の私、すぐ実行に移しましたよ。しかし何かその証を…ってなことで、「水の移動」を考えたわけなんです。難しく考えることはない、要するに朝に太平洋の海水を汲んできて、それをたどり着いた日本海へザザ~っと撒いてくるのである。朝6時に昨年の津波で流されてしまったけど、地元大川地区の長面海水浴場からペットボトルに海水を汲みに行きました。そして8時に出発~目指すはたぶん最短居路であろう、山形県の酒田市。時間忘れたけど昼過ぎに着いて海岸線を北上。適当な駐車する場所を見つけたので停めて、朝に太平洋で汲んだ海水を撒いてきました。

撒いた後に「なにをバカな事をやってんだ?」と思ったけど、あとは飯食って帰ってきましたよ、はい(^^;
まだ独り身の時代、遠い遠い27~28年前の9月のある日曜日の話でした。

自然水でコーヒー

2012年08月18日 | 小旅行&水汲み
私は自身のホームページでも紹介しているけど、水汲みが好きである。
しかし数年前の栗駒での地震で、遠い人里離れた地域での水汲みにやや不安感と言うか怖さみたいなのを覚え、それといつも行ってた石巻市雄勝町の水汲み場が昨年の震災・津波で道路が寸断されてその地区も壊滅状態。最近は全く行かなくなりました。でも先日、所用で近くまで行ったので寄ってきたら普通に水は湧き出ていて、久々に喉を潤してきた。やっぱうまいじゃないの!



その昨年の大震災の時は自衛隊および山形県の各市役所の水道関連の課の方々に大変お世話になりました。それと私の地区は水道が整備される前は沢水での簡易水道があり、雨が無いと枯渇する時期も多いけど、いまでもときどきチョロチョロ流れ出ています。震災時はこれで大助かりだった。主にいまは畑用として利用し、飲料用にはもう誰も利用してないけど、使えないわけでもない。田舎の各家々に残ってる誰も使わない井戸水よりは数段きれいだし、紛れもなく自然水である。

ときどき水道水がやや臭くて不味い!と感じることがあります。そんな時はコーヒー用に水道水をペットポトルに一晩汲み置きしたものを使用したけど、それでもイマイチ。だから水道水が不味い!と感じる時期は事務所用に沢水をペットボトルに汲み、コーヒー用にすることがあります。
やっぱ美味いんですよ♪事務所にもペットボトルに沢水を持ち込み、よくこれでコーヒーを入れてます。
コーヒーもお茶もご飯も料理も、やっぱ基本は美味しい水なんだなぁ。

久々に湧水を発見

2012年07月18日 | 小旅行&水汲み
見出したのは2ヶ月ほど前だけど、いつも通る道で、こことすぐ目と鼻の先には若い頃からお世話になってるご夫婦が住んでらっしゃる。しかしこの湧水のことはマニアの割には全く気付きませんでした。まるで昔の郵便ポストみたいな筒の中に溜まり、ちょろちょろと流れ落ちていました。
衛生面で不安があったのだけど、口に含んでみました。が、鉄分が多いようで、飲用とかお茶・コーヒー等には向きません。すぐに吐き出してしまった(^^;この鉄製の受け口のせいなんだろうかね。汲んで帰るような水ではなかったので、自分的には期待外れでした。地元の方たちはこれを何かに利用してるんだろうか?
もし汲むにしても、要煮沸だろうなぁ、多分。


写真じゃ分からないだろうけど、けっこうデカイんですよ、このポストみたいな筒。場所は宮城県登米市内の国道342号線沿いです。まぁ~お勧めできる湧水でもないし、このブログでは詳細は省略いたします。そのうちホームページの「清水湧水めぐり」のページで紹介でもしておきます。



郭公(カッコウ)団子

2011年12月22日 | 小旅行&水汲み
岩手県一関市の景勝地である厳美渓のこれ、有名ですよね。たぶん知ってる方もけっこう多いと思います。
娘達も小中学生のころまでは、よく厳美渓に遊びにいってました。
何度も行ったものだから当時、みやげ物屋でイワナ売ってた兄さんとか郭公団子屋の千葉社長さんや団子を引っ張っている従業員の方などとも顔見知りになり、娘達は社長さんと近くをドライブしてアイスクリームをご馳走になったり、片や私は籠を引っ張ったりでけっこう楽しませていただきました。


でも最近、久しく行ってないんですよね~。対岸で板を鳴らして籠で買ってそこで食べるのも良いけど、お店に入って風景や観光客の方々を眺めながら食べるのもなかなか良いですよ。しかし時期も時期だし、冬季休業に入る頃だろうなぁ…来年暖かくなった頃にまた行ってこよう~。


カッパおじさん

2011年11月24日 | 小旅行&水汲み
昨日の23日の勤労感謝の日、この日はたまたま全員の休みが重なり、久々に出かけようかということになり、私も日程がつまっていたけど休み無しでストレスも蓄積していたから、約1年半ぶりに家族全員で岩手路へと出かけてみた。目指すは花巻市のマルカンデパート。
この日は駅伝大会と重なり、4号線が渋滞していていつもより40~50分くらい時間が多くかかったけど、無事到着。ちょうど11:30分だったから、さっそく大食堂へ直行し、久しぶりに懐かしさを味わいました。

そこから我が家の定番コースの遠野へ~。
カッパ渕に寄ったとき、やっぱりカッパはいませんでした(当たり前か)けど、テレビや雑誌・観光案内で有名な二代目カッパおじさんの、運萬さんにお会いする事ができました♪普段は農業なさってる方だし、お会いできたのは本当に運が良かった。私らも何度も来てるけど、お目にかかったのはもちろん初めて。

「TVや雑誌などで楽しく拝見させていただいてますよ」と話しかけたら、「どこから来たの?よく来たね~」と、笑顔で答えていただき、いろんなお話というかそもそもの遠野物語の個々の話の成り立ちというか本質などを教えてもらい、大変ありがたかったです。
面白い方でしたが、知識が豊富でよく遠野物語や民俗学を研究なさってるなぁ~って印象でした。
母親が運萬さんにお会いできたのをすごく感激し、ご覧のとおりのカッパ釣りしながら記念撮影。家族全員一人一人に名刺をいただき、10~15分位でしたけど楽しかったです。
この運萬さん、素朴で何となくCMの「良いもんだ~なぁ~♪故郷は~♪のカールおじさん」の雰囲気そのものって感じがした。運萬さん、ありがとうございました。また来ます♪

遠野物語

2011年11月10日 | 小旅行&水汲み
我が家は日帰りの小旅行として、よく花巻~遠野へ行きます。前にグルメのカテゴリーの中でマルカンデパート大食堂の事を書いたけど、そこで食事して遠野でチョイと遊んできて…ってコースをよくとります。
遠野は言わずと知れた柳田國男の「遠野物語」で有名ですが、原日本の田舎の雰囲気が何となく良いんですよね。私の住んでいるところも十分な田舎だろうって?いや、遠野には田舎の人間がなおかつ魅せられる何かがあるんですよ。
遠野物語は20代の頃に初めて読んだ。読んだら行きたくなってきたので、即遊びに行った。
でもね、初めて行ったときは地理が不案内なためか車でウロウロするだけで、行きたいと思ってたところへは行けず、千葉家の南部曲がり家と遠野市立博物館・すぐ傍の遠野昔話村にしか行けなかった…。
昨年は漫画家の水木しげるさんが本を出したので、即アマゾンから買いました。
「水木しげるの遠野物語」、なかなか良かったです♪

遠野に行けば必ずカッパ渕には寄ってきます。
ずいぶんと行ったけど、残念ながらまだカッパにはお目にかかっていません。(当たり前か)

それと遠野に行くとき、「今度はあそこの場所を探して見てこよう♪」って計画を自分なりに練ります。今年の初秋に行った時は遠野物語の「ザシキワラシ」で有名な、山口の孫左衛門の屋敷跡を探してみました。
観光案内には載っていないけど、ネットを検索するとだいたいあの辺り…って見当がつきます。
このあたりがそうみたいです。畑の中央の茂みは孫左衛門屋敷の井戸の跡です。


これが近影。茂みが無ければ地面にポッカリと開いた穴で少し危険かもね。


一族の墓石もあるんだそうですが、農作物に隠れているのか見ることはできませんでした。まぁ他人様の耕作地だし勝手に入れないしね。何にも無いただの畑じゃないか~と言われれば」それまでですが、けっこう遠野物語を研究している方やマニアの方の、隠れ名所となっているみたいです。
なんかまた行きたくなってきたなぁ~そんな魅力があるんだな、この遠野って。

湧き水

2011年10月31日 | 小旅行&水汲み
私、湧き水汲みがけっこう趣味だったりするんですよ。自分の事務所のホームページにもコンテンツのひとつとして載せています。でも宮城県北部はあまり湧き水に恵まれていない。汲んで楽しむ箇所なんて、数えるくらい…あと数箇所行ってみたい場所はあるのだが、有料だったり震災で出るのが億劫だったりで、最近はあまり水汲みに出ていない。でもまたいつかは水汲みを楽しみたいと思う。県南や岩手まで探索エリアを広げれば、魅力の水はまだまだ多いし。



さてホームページ上で、清水・湧き水の場所は地図で表示しているのだけど、マニアだけの秘密ってことで、一ヶ所だけ示していない場所があります。その場所の問い合わせが時々あるんですよ。ブログでは紹介している方もいるけど、案外と湧き水のホームページって数は多くないみたいですね。同好の水マニアのお役に立っているのかと思うと、チョイと自己満足。