仙台へバスで行くとき、カバンには必ず本を1冊入れて持っていく。アマゾンや書店で興味が湧いて買ったものの、まだ読んでいない本は常に数冊はある。その中の1冊を入れていくのだ。そうそう…100円ショップで買った老眼鏡も一緒に入れてね(^^; まったく私は近視であり乱視であり、かつ48歳頃からは老眼、困ったもんだ。でも普段は裸眼で過ごしていますけどね。
さて先週土地家屋調査士会の研修で仙台に行ったときには、本棚に陳列したままでいた水島宏明氏の「ネットカフェ難民と貧困ニッポン」という新書版の280ページくらいの本を忍ばせていき、バスの中と次の日の土曜日の夜にかけてほぼ読んだ。以前にネット上の動画で知っていた、シュウジさん、ヒトミさん、カズオさん等のことが詳しく書かれていた。
漫画喫茶・ネットカフェというのは、かなり以前だけど漫画が読める喫茶店?って感じで、女房と一度だけ行ったことがある。まぁ私はあまり漫画とかは一部の漫画(昔の漫画とこち亀ファン)を除いてほとんど見ないから、コーヒーを飲んで1時間足らずででてきたけど。
この本の内容はどこまで真実なのかは分らないけど、真実だとしたら自分の娘達や甥・姪とあまり年齢の違わないシュウジさん、ヒトミさん、ちょっと可哀想過ぎるなぁ…布団で足を伸ばしてゆっくり寝たい、それがいまの希望なんだそうだ。
私も学生時代に一ヶ月仕送り4~5万、アルバイトで2~3万の月に平均7万円くらいで生活していた。
その頃を思い出すと、家賃光熱費で25000円、交通費で5000~6000円、銭湯は週に4~5回通って5000~6000円、残った35000円程度で生活していた。当時とは物価は違うだろうが、たぶん彼等の生活レベルとはさほど違いは無かったと思う。けど寝るところがあったから、精神的・身体的ストレスを感じた事はあまり無かった。友人も地方から出てきたのが多く、類は友を呼ぶと言うか生活レベルは自分と大差無く、当時は一部の人を除いて皆、安いアパート・間借り住まいがほとんどでした。でも金は無かったけど、楽しかったよ。
ネットカフェで暮らした彼等は一定の住むところが無い、それだけで当時の私などに比して精神的不安定感が比べられないくらいあるんだろうね。特に18歳の若い女性のネットカフェ生活なんて、にわかには信じられない感じ。4~5年前の報道・著作物だから、彼等はどん底から抜け出していることを希望したい。動画では顔出しで出ていたカズオさん、少なくとも彼のことはノンフィクションにかなり近いように感じた。野宿生活から生活保護を受けられるようになり、安住のアパートに入って求職活動をしているというけど、落ち着いたのだろうか?
同様な報道番組の中には役者を使った「ヤラセ」と分った動画もネット上に流れた事もあり、以前には実は創作だった『一杯のかけそば』で日本中がお涙頂戴ってこともあった。だから報道や記事は真実か否か、どこまで真実なのかは冷静に判断しなきゃならないとは思っている。私は今は地方在住だから現在の都市圏のことは分からないけど、本当の事だとすれば今の世の中、どうなってんの?って言いたくなるね。
けっこうショッキングな内容の本だったけど、一読の価値はあったように思っています。
さて先週土地家屋調査士会の研修で仙台に行ったときには、本棚に陳列したままでいた水島宏明氏の「ネットカフェ難民と貧困ニッポン」という新書版の280ページくらいの本を忍ばせていき、バスの中と次の日の土曜日の夜にかけてほぼ読んだ。以前にネット上の動画で知っていた、シュウジさん、ヒトミさん、カズオさん等のことが詳しく書かれていた。
漫画喫茶・ネットカフェというのは、かなり以前だけど漫画が読める喫茶店?って感じで、女房と一度だけ行ったことがある。まぁ私はあまり漫画とかは一部の漫画(昔の漫画とこち亀ファン)を除いてほとんど見ないから、コーヒーを飲んで1時間足らずででてきたけど。
この本の内容はどこまで真実なのかは分らないけど、真実だとしたら自分の娘達や甥・姪とあまり年齢の違わないシュウジさん、ヒトミさん、ちょっと可哀想過ぎるなぁ…布団で足を伸ばしてゆっくり寝たい、それがいまの希望なんだそうだ。
私も学生時代に一ヶ月仕送り4~5万、アルバイトで2~3万の月に平均7万円くらいで生活していた。
その頃を思い出すと、家賃光熱費で25000円、交通費で5000~6000円、銭湯は週に4~5回通って5000~6000円、残った35000円程度で生活していた。当時とは物価は違うだろうが、たぶん彼等の生活レベルとはさほど違いは無かったと思う。けど寝るところがあったから、精神的・身体的ストレスを感じた事はあまり無かった。友人も地方から出てきたのが多く、類は友を呼ぶと言うか生活レベルは自分と大差無く、当時は一部の人を除いて皆、安いアパート・間借り住まいがほとんどでした。でも金は無かったけど、楽しかったよ。
ネットカフェで暮らした彼等は一定の住むところが無い、それだけで当時の私などに比して精神的不安定感が比べられないくらいあるんだろうね。特に18歳の若い女性のネットカフェ生活なんて、にわかには信じられない感じ。4~5年前の報道・著作物だから、彼等はどん底から抜け出していることを希望したい。動画では顔出しで出ていたカズオさん、少なくとも彼のことはノンフィクションにかなり近いように感じた。野宿生活から生活保護を受けられるようになり、安住のアパートに入って求職活動をしているというけど、落ち着いたのだろうか?
同様な報道番組の中には役者を使った「ヤラセ」と分った動画もネット上に流れた事もあり、以前には実は創作だった『一杯のかけそば』で日本中がお涙頂戴ってこともあった。だから報道や記事は真実か否か、どこまで真実なのかは冷静に判断しなきゃならないとは思っている。私は今は地方在住だから現在の都市圏のことは分からないけど、本当の事だとすれば今の世の中、どうなってんの?って言いたくなるね。
けっこうショッキングな内容の本だったけど、一読の価値はあったように思っています。