日野土地家屋調査士・行政書士事務所のブログです。最近は更新滞りがちだけど、もう1年半以上も続いてます!これで良いのだ♪

宮城県石巻市で土地家屋調査士・行政書士事務所を開業してる好事家オヤジです。ただコメント不可に設定してますので悪しからず…

湧き水

2011年10月31日 | 小旅行&水汲み
私、湧き水汲みがけっこう趣味だったりするんですよ。自分の事務所のホームページにもコンテンツのひとつとして載せています。でも宮城県北部はあまり湧き水に恵まれていない。汲んで楽しむ箇所なんて、数えるくらい…あと数箇所行ってみたい場所はあるのだが、有料だったり震災で出るのが億劫だったりで、最近はあまり水汲みに出ていない。でもまたいつかは水汲みを楽しみたいと思う。県南や岩手まで探索エリアを広げれば、魅力の水はまだまだ多いし。



さてホームページ上で、清水・湧き水の場所は地図で表示しているのだけど、マニアだけの秘密ってことで、一ヶ所だけ示していない場所があります。その場所の問い合わせが時々あるんですよ。ブログでは紹介している方もいるけど、案外と湧き水のホームページって数は多くないみたいですね。同好の水マニアのお役に立っているのかと思うと、チョイと自己満足。

めもあある美術館

2011年10月30日 | 書物・物語
『めもあある美術館』と言うのを知っているだろうか?これ、かつて小学時代の国語の教科書にも載っていた物語で、昭和30年代生まれの人は記憶がある人も多いんじゃないかなぁ?主人公の「僕」が体験する亜空間の不思議な物語で、その奇妙なストーリー性故か、ほぼ内容を網羅して自分の記憶に残っていました。
作者はミステリー作家の亡:仁木悦子さん(本名:大井三重子さん)。4歳のときに病気で以後、生涯寝たきりとなり、独学で勉強して活躍されたといいますから、驚きです。
物語のあらすじはこうです。(ちなみに「めもあある」はフランス語です)

僕は姉さんと喧嘩して気がくさくさしていた。お母さんに叱られ、家を飛び出してトボトボ歩いていると知らない通りに出た。そこの通りの古道具屋の片隅に僕のお祖母ちゃんの描かれた絵をみつけてびっくりしていると、のっぽな男が来てその絵を買っていきました。不思議に思った僕が男の後を付いていくと、のっぽな男は『めもあある美術館』と書いてある建物に入って行きました。

その美術館の中へ足を踏み入れると、たくさんの絵が展示されていた。それがすべて僕の事や僕が今までに体験した場面の絵ばかりではないか…。幼少の頃に飼ってた雑種犬のペスの絵、隣に住んでた幼なじみの死んだ女の子、担任の先生、転校していった友だち…中には目をつむって通り過ぎたくなるようなものもあったけど、小さい頃の思い出の絵が次々と…そして大好きだったお祖母ちゃん。


出口の近くには、さっき叱られて家を飛び出した、ふくれっつらの僕の絵があった。それを見て急に恥ずかしくなり、美術館を出てまたトボトボと歩いていると、いつのまにか家の近くの路地裏に来ていた。

絶版になっていたものが再版され、実はこの本を先般手に入れたんですよ。
いや~なつかしくて一気に読んでしまいました。
もういちど読みたい本、見たい動画、今の時代はそれがネットを通じて情報が得られ、断片的にでも資料が手に入るからありがたいモンです。

もう一度読みたかった本に梅崎春生の「猫の話」や「赤帯の話」もある。絶版されて久しいし、図書館にも古本屋にも無かった。しかし、ネットで古本を手に入れることが出来た。いつかこの話の概要も紹介しますね。きっと懐かしいと思う。

研修会で仙台へ

2011年10月29日 | 仕事・パソコン
これ、どのカテゴリーにしようかなぁ~?
仕事の事を書いているわけじゃないんだけど、一応は仕事に入れますか…。
昨日は私の所属する宮城県土地家屋調査士会の研修会に行ってきました。内容は今回の大震災での測量と登記の問題に関するもので、けっこう面白かったしためになった。ただ我々被災地の土地家屋調査士にとって凄く興味があり、内容も濃い割には時間が三時間しかなかったから超特急での講演となった。
もう少しじっくりと聞きたかったような…それが少しだけ残念だったかな。

仙台へは行き帰りとも久々に高速バスを利用していったのだけど、帰路で後ろに座った大学生と思われる男性、お腹が空いているのはわかるけど、車内での飲み食いは遠慮してよ~。むしゃむしゃとサンドイッチみたいなのを食べていた様子。チョコとかガムを口に入れるならまだしも、密室の食べ物の匂いとキツイ化粧の匂いって、けっこう不快に感じるものです。
それだけじゃなく食べ終わった後、イヤホンから漏れ出すほどのチャカチャカした金属音に近いような音楽を聞きだした。彼のやってることは別に悪いことじゃ無いんだけど、一時間少しの時間だもん、もう少しだけ我慢とか遠慮って心遣いを持ってほしいなぁ。

そういえば何年前だったかなぁ?こんな事があったのを思い出した。
仙台の土地家屋調査士会館で10時からの会合のため、今回のように石巻から高速バスに乗ったときのこと、外国人(フランス語を話していたからたぶんフランス人)の男性2人が私の前に座った。通路を挟んだ横には80歳近いようなご老人が座っていたんだけど、三陸自動車道に入るやコンビニのビニール袋を取り出し、ごそごそと中から何か取り出した。それは何といなり寿司。
それを舌鼓を打ちながら手で鷲掴みにムシャムシャ食べ始めた!当然車内にあの独特な匂いが漂ってきた。それまで陽気に軽やかに会話を交わしていた前の二人、目が点になってひそひそ話していたよ。いや~恥ずかしい、やめて欲しいもんですよ。朝早いバスだったから朝ごはんも食べずに出てきたんだろうか?お腹が空いているのはわかるんだけど1時間半だけの車内だもん、もう少し我慢してほしかった。

あれ?いつの間にか脱線して、仕事や研修会の話題じゃなくなっていますね(^^; まぁいいか♪

健康教訓

2011年10月28日 | 追憶・つぶやき・日記
さて半月もの間、毎日ブログを書いてきた。けっこう私は物事にすぐ凝るほうで、ブログを書くってのもなかなか面白いものである。どこのどなたか分らないが読んでくれてる方も思いのほか多いみたいで、少しびっくり。
いつまでも毎日は無理だから、この辺で少しペースを落とすかなぁ~やっぱ週に3回程度が無難なところか…?飽きないうちは少し続けてみましょう~。


さてこれはよく行く中華そば屋さんの壁に貼ってあった人生健康教訓の手ぬぐい。

私はとっくに人生の折り返し点の年齢は過ぎているけど、若い頃は野生児だったのが40歳を境に急に健康に自信が無くなり、更に若い頃に頭を打ったことの後遺症にも1~2年に一度くらいずつ悩まされている。
実はその後遺症で(前日の大晦日の朝から調子は悪かったんですが…)今年も元旦から後頭部から首・肩の想像を絶する激痛で横になって寝る事も、横になれたとしても今度は起き上がることも寝返りも、立ってはふり向くことも出来なくなり、左手足の痺れも加わり日常生活はもちろん当然現場もできずに痛みが引くまでの三週間が無為に過ぎてしまった。
血圧の関係で、厄年を境に酒タバコの類は一切やめ、夜も10時には寝てしまう。当然朝は早くて傍から見れば健全な生活をしているように見えるが、実際はボロボロなのである。
いまの中年は見かけはまだまだ若いけど、少し昔だったらもう余生を過ごしている年齢。もう無理がきかなくなってるし、身体がギブ・アップしないようにしなきゃね。


ある昼食時の光景

2011年10月27日 | その他あれこれ…
現場のある日はよく外で昼食を採りますが、時々注文したものを写真で撮ったりしている方がいますよね。
食べログとかクチコミで写真を載せている人たちだろうけど、まぁ自分も以前書いたマルカンデパートの写真を撮ってきた事があるし、珍しい光景ではありませんね。

これはネットから拾った食堂の写真


ただいつだったか、こんな人がいた。私の隣のテーブルに30歳代の作業服を着た男性が座っていたんだけど、注文したものが出てきたとたんにオ~と声を出し、フ~とかホ~とかいう周囲にも聞こえるようなやや荒い息遣いをし、まるで一人で悦に入ったような感じ(笑)。で、写真を角度を変え位置を変え、立ったり座ったり何枚も撮り、なかなか食べようとしない。回りの昼食をとっていた人たちも奇異な目つきでチラ見していたし、私も少し引いてしまった。確かにそこは「あるモノ」が美味しいと、県内でも評判のお店なんですが…
私は食べ終わっていたから、彼の行動も気になりながら勘定してすぐお店は出てきたけど、彼がどういった様子でその昼食を食べ、どんな食べログ・クチコミを書いているのか少し気になった。知る由も無いけど。
ちなみに私はクチコミを見ては食べに行くことはよくあるけど、投稿などはしていない。
残念なことにクチコミを信頼して行くものの、裏切られることも結構多いんですよねぇ~。
それってお店の関係者とかサクラが書いていることもあるんだろうなぁ

東日本大震災

2011年10月26日 | 事件・事故・震災
今日はこのことに少し触れてみましょう。
東日本大震災から7ヶ月半が過ぎた。親戚で犠牲になった方数名、お世話になったお客さんやら知人も多数お亡くなりになったし、まだ遺体が見つからない方も多い。
私の家族はバラバラに出かけていたけど、幸い4時半過ぎには全員無事に自宅に集合したが、当日はものすごく寒くて不安な夜を過ごしていた。
しかし徐々に入ってくる情報の中には殺人事件とか暴動とかのデマも入り混じり、何が正しい情報なのか全く分らない。津波が来たとは聞いていたけど、あんな大惨事になっていたとは2~3日間は全く知らなかった。


実は私ら夫婦ももしかして危機一髪だったかもしれなかったのだ。当日は午前中に計算やら内作業をして、午後から石巻市北上町の現場予定だった。しかし法務局から午前中に「先日出した申請書に補正がある」とかで呼ばれ、補正して戻ったのが11:30過ぎ。これから計算してだから遅くなるかもなぁ…折りしも小雪が舞ってきたので、今日はやめて明日の土曜日でもやろう~ってな事にしたらあの大震災と大津波。
現場は死者・行方不明者も百数十名って地域だったから、予定通りやっていたならどうなっていたことやら…。だってこんな状況(最初の写真)の現場付近だったんですよ、集落はほとんど壊滅状態。私らは運が良かっただけなのかもしれない。甥っ子は津波から数秒の差で逃れる事ができて助かったし、亡父の従弟の長男は電柱によじ登って助かったし、あと中には建物ごと流されてそれが浮き舟みたいな役割を果たして助かったって方もいます。人の運命や幸・不幸は紙一重なんだって実感しましたよ。


2枚目のこの写真は地元旧河北町の大川小学校。
付近は見知った街並みだけど、それも今では全く無い。犠牲者の児童や教師の中には知ってる方もけっこう多かったんですよ。私らが手を合わせているとお子様を亡くされたご夫婦だろうか?焼香して水を替えていた。なんか思わず目頭も熱くなり心が痛みました。こんな不幸、もう絶対おきてほしくないですよ。

それにしても20数年間仕事で出歩いたせいか、旧河北町と北上町はけっこう隅々の裏道まで知ってるけど、壊滅して何にも無くなっていたこの状況は当初、にわかには信じられなかった。目印となる建物や工作物が流されて無いから、その場所がピ~ンと来ないんですよ…。
自宅・事務所近くを流れてる大河の北上川、このすぐ下流がこの状況なんです。
それと地盤沈下も物凄いです。
堤防や海岸線を走っていると水辺が近くて道路まで波しぶきが押し寄せて、水面が以前に比して1~2mくらい高く(つまり地盤沈下してる)なってる事がわかるんです。はっきり言って水が近すぎて怖い。先月の台風のときも大水害だったし、今後は台風や大雨にも以前にも増して気をつけなければ…

写真では分らないでしょうけど、当初の被災地は絶句しちゃうほど想像以上の酷さの地獄図だったんですよ。でもね、一人ひとりは微力でも絶対石巻の復興はなると思いたい!

超新星

2011年10月25日 | 歴史・宇宙
超新星爆発として名高いM1、つまり「かに星雲」は1054年に超新星爆発を起しました。
その記録が藤原定家の名月記にあるのは知ってました?

「後冷泉院・天喜二年四月中旬以後の丑の時、客星觜・参(オリオン座)の度に出づ。東方に見(あら)わる。天関星(おうし座ζ星)に孛(はい)す。大きさ歳星(木星)の如し」

私も詳しくは調べていませんけど、明月記の寛喜2年(1230)11月8日の項に記載されていて、180年以上後の記載ですから、当時の日本にもなんらかの記録があったか中国の記録の輸入版でしょう。

さてオリオン座のベテルギウスが超新星大爆発を起しそうだ…とテレビや誌上・ネット上で随分と囁かれていますね。地球から見えるベテルギウスは600~640年前の姿なので、実際はベテルギウスはもう爆発している可能性もあるともいわれています。爆発を目にするのは明日かもしれないし、数万年後かもしれないし…。
幸いベテルギウスの自転軸は地球から20度ほどずれているので、地球への影響はあまり無いとか言われてますが、2週間ほどはかなり明るく見えるとか?計算では半月より明るいらしいです。
銀河系では100~200年に1個の割合で超新星が発生しているらしいですが、地球から観測できるのは限られています。有史上では、地球から見えた銀河系内での超新星は1572年のカシオペア座のティコ・ブラーエの超新星、1604年にへびつかい座に現れたケプラーの星と言われる超新星爆発を最後に、もう400年以上ありません。
怖さ半分あるけど、天文ファンの私にとって自分が存命中にそれが見られるか否か…興味津々です。信じる信じないは自由として、一説によると某暦が終わる2011年10月28日とか?もうすぐだ!そして2012年人類滅亡?まぁ物事100%ありえないとは言えないけど、ほんまかいな?って感じ。

コシヒカリ

2011年10月24日 | グルメ・料理
10月9日に新潟県から学生時代の友人「K君」が予告無しに突如私のとことに来てビックリ&懐かしかったことを10月14日に書きましたが、実はそのときに新潟産のコシヒカリをお土産にいただいた。
そんで一昨日食してみたら…「やっぱ美味い!」の一言。
今は農業を他の農家に任せているけど、父が存命中は我が家も農業をしていました。だからお米の味の違いは少々分る。宮城のササニシキとヒトメボレも凄く美味しいんだけど、コシヒカリの人気が絶大なのが分るような気がした。
でも…よくコンビニで売ってるお弁当やオニギリも「コシヒカリ使用」って書いてあるけど、その割には「やっぱり美味い!」と感じたことは無いんだけど…あれって全てコシヒカリってわけじゃないよね?1割でも混ぜればコシヒカリ使用なんて書いても間違いじゃないだろうけど。

ラーメン屋さん

2011年10月23日 | チョイ面白話・画像
最初に…このノボリはネットで見つけたものですが、実際の私が見たものもこんな感じでした。
あるとき仕事でやや遠方に出てるときT字路交差点の信号機で停車中に2~30m先の奥にラーメン屋のノボリの旗があった。そうしたらチョット食欲を無くすような汚い話、「うんこうラーメン」って書いてあった。
「何って名前だよ~!食欲も無くすじゃないか!」って妙に記憶に残って、事務所に戻ってから女房にその話をしたら「そんなバカな!」って反応。よし、じゃあいつかあちら方面の現場があったらちょっとだけ寄り道して確かめよう!って2~3ヵ月後にその機会が来て確かめに交差点の奥に入ってみたんですよ、そうしたら…

旗ってひらひらとはためいているでしょう?一部を私が勘違いして逆さまに見ただけだったのです。
最初の「う」と見えたのは「と」の誤り、最後の「う」と見えたのは「つ」の誤りでした(^^;
つまり、ただの「とんこつラーメン」と書いていただけだったのです。「と」を左右逆さに透かした「う」と読んでしまったのが勘違いの始まりで、完全にそう思い込んでしまったからこういうことになった。
女房に「おかしいと思った!おっちょこちょい~!」と声を上げて笑われてしまった(^^;
でも、本当に「うんこう」に見えたんだよなぁ~。それが風でヒラヒラしていたものだから、一部勝手に逆さまの透かし字として読んでしまい、本当に「うんこう」ラーメンと見えたんだから!!

目標

2011年10月22日 | 追憶・つぶやき・日記
これ、ネットで見つけた画像です。
目標かぁ~…そういえばあるところに書いてあったことだけど今日はそれを引用してみましょう。
人間って目標を立てて行くのには四つのタイプがあるらしいです。

1、失敗・挫折する度に目標ランクを下げていく「潜水艦タイプ」
2、目標ばかりどんどんと立てて、結局何もできなくなる「ネズミ講タイプ」
3、あくまで一つの目標にだけ突き進む「金鉱掘りタイプ」
4、目標は一応たてるけど、結局は何もしない「果報は寝て待てタイプ」

上を見て心当たりありません?受験とか、仕事とか、その他競争社会に生きていて…さて自分はどれだろう?3のタイプに近いかなぁ~?でも1や2や4のような事もあると思うし、はっきり分らん。その時々の自分の現状とギャップの差にもよるんじゃないかなぁ~?だから一概には言えないよなぁ。
時計やカレンダーを気にしながらアタフタやってる事が多い自分を見ると、表記の画像に書いてあることに妙に頷く。やっぱりハッキリ分らん、結論出ず。
しかし「たとえ」とはいえ、面白いことを考える人がいるものですね (^o^)