風で桶屋が儲かる

世の中の話には強引な辻褄あわせというか、風が吹けば桶屋が儲かる式な話ってありますよね。
風が吹けば埃で目を病む人が多くなる⇒目を病んで失明すれば生計を立てるために三味線を習う人が増える⇒三味線に張る猫の皮の需要が増える⇒猫が減少して鼠の数が増える⇒鼠は桶をかじるから桶がよく売れ、桶屋が儲かる…った図式。んなバカな！？強引に因果関係を認めさせるんだからね。

しかし現実にこのような事は散見できるかも。例えばどこかのお国は「起源は我が国にあることが分かった」と、強引に辻褄あわせ・因果関係を作りあげては起源説を唱えて世界中から失笑を買ってるし、政治の世界も似たようなことはいくらでも拾えるんじゃないかな？
それとそれにデマが絡むととんでもないですよね。40年前のオイルショックで、何でトイレットペーパー騒動が起きたの？1910年のハレー彗星の時には自転車のチューブがよく売れたそうです。理由は彗星のチリにはシアンが含まれて有毒だからっていう理由で、チューブに溜め込んだ空気を吸って生き延びると考えられたからだとか（笑）
「ねずみの嫁入り」とか「この世で一番えらい者」なんて話もあるけど、根底は似たようなものですね。

まぁ大なり小なり人間って自分の都合の良いように解釈したり釈明したりするもの。ただこうまで極端だと、笑い話とか落語とか昔話の題材になるわな。
さて今日から11月だ、あと今年も２ヶ月しかない。いっそう頑張らねば！