佐賀植物友の会～嬉野

　　　　　　　　　　　（嬉野の茶畑）

 

 

 

 

各地に被害をもたらした台風１１号は佐賀にはそれほどの影響は

なかったものの、植物友の会観察会のこの日は一日雨になりました。

嬉野から虚空蔵山に登る予定だったのですが、安全を考慮して

「大茶樹」周辺の植物観察となりました。

台風でも雨でも中止にならない植物友の会～皆さん熱心です。

参加者１４名

 

 

 

 

 

 

集合場所近くには、三つの記念碑がありました。

国鉄バス開通記念の碑～（昭和２９年６月）

大茶樹の碑

電燈記念の碑～（大正年代）

この地の人にとって、バス開通や電燈が点った日は

大茶樹と共に忘れてはいけない、嬉しい日だったのでしょう。

 

 

 

 

 

嬉野茶の祖とされる吉村新兵衛の記念碑まで行きました。

 

 

 

 

 

 

大茶樹の説明版にも吉村新兵衛の記述があります。

それによると藩主鍋島勝重の逝去したおりに殉死し、

その頃移植したお茶の木だと伝えられることから、

大茶樹は３６０年くらいは経っていることでしょう。

～と、まあ～こんな歴史の勉強もした観察会でした。

 

 

 

 

 

観察した植物

葉っぱの裏が白いエビズル～実が可愛いいそうです。

 

 

 

 

 

これも実が可愛いい、アオツヅラフジ～今は花の時期でした。

 

 

 

 

 

 

ハゼとヤマハゼ、ヤマウルシは間違いそうに似ています。

これはヤマハゼ～

 

 

 

 

 

春に黄色い花が咲くアオモジの葉っぱは、クロモジによく似ています。

 

 

 

 

 

地べたに這いつくばるように葉っぱを広げるコニシキソウに

似ていますが、これは茎が立ち上がっているオオニシキソウ

などなど～興味深い植物たちです。

 

 

 

 

夏のきのこも終盤ですが、ツルタケに出会えました。

 

 

 

 

 

 

雨の中の観察会～お疲れ様でした。

　　　　　　　　　　（嬉野の茶畑）