行雲流水~季節の花とともに

自然や草花を通して感動を伝えたい~リーフのブログです。

ミモザの話

2022年03月03日 | 植物(きのこ)観察

         (満開のミモザ)

 

 

ミモザはマメ科ネムノキ亜科アカシア属の総称でフランスではフサアカシアが

「ミモザの」名で呼ばれニースではミモザ祭りもされるほど広く親しまれています。

日本では葉っぱが銀白色の銀葉アカシアがミモザとして家庭や公園に

植えられています。

自宅のミモザ(ギンヨウアカシア)も丸いポンポンのような花を広げ

見ごろを迎えています。

 

 

 

この花の形状から見ただけで花粉症になりそう~と思われる方も多いと思います。

 

 

しかしながら大丈夫です。

花粉症を引き起こすのはスギやヒノキの風に飛ばされる風媒花の花粉

ミモザは虫によって受粉する虫媒花なのでそれほど気にする必要はなさそうです。

自宅のミモザもこんなに花が咲いていても花粉が飛ぶのは見たことがなく

部屋の切り花の下にも花粉は落ちていません。

ひどい花粉症の同居人もミモザによって症状が出ることはないです。

でも人によってはキクやイチゴの花粉で花粉症になる人もいるらしく

ミモザの花粉症もないとは言えませんが稀だと思います。

ということで安心してミモザを観賞しましょう。

 

 

ポンポンは雄しべ、雌しべはどこに~

花の外に突き出た針みたいなのが雌しべです。

近縁のネムノキの雌しべに似ていますね。

 

 

枝の剪定を兼ねて、玄関のスワッグを作ってみました。

リースやドライフラワーにもできそうです。

   

 

 

花が終わると豆状の実がぶらぶら生ります。

今後、ご紹介したいと思います。

お楽しみに!

 

 


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