
(岩場に咲くハヤチネウスユキソウ)
ウスユキソウ~キク科の多年草で世界に30種類ほどあるそうです。
白い苞葉が雪を被ったみたいに見えることからウスユキソウと言われます。
ヤマハハコの種類とは兄弟みたいな関係です。
スイスアルプスに咲くエーデルワイスをテレビで見て以来、この夏はぜひどこかの山で
ウスユキソウを見てみたいと思うようになりました。
ヤマハハコもウスユキソウも派手さはないのですが、心惹かれる花です。
早池峰山(はやちねさん~1917m)に登れば、エーデルワイスに最も近いと言われる
ハヤチネウスユキソウが見れるはずです。
コースは、小田越登山口~山頂~小田越登山口の予定でした。
ここもマイカー規制で小田越まではバスで行きました。

しばらくは樹林帯を歩きます。
サンカヨウ、エンレイソウ、ミツバオーレンなどの種ができていましたので、
季節が早いと花を楽しめるでしょう。

樹林帯を抜けると対峙する山、薬師岳(やくしだけ~1644,9)がはっきり見えました。

見上げると蛇紋岩(天山と同じ)のごろごろの岩が見えます。山頂はこの後ろのようです。

早くもウスユキソウ発見!~これはミネウスユキソウ。白い苞葉がきれいです。
すれ違った登山者が、ハヤチネウスユキソウではないと教えてくれましたが、間違えそうです。

これがハヤチネウスユキソウ~一回り大きな花でした。
数多く見ていくうちにだんだん違いが分かるようになってきました。

苞葉がふわふわして、綿毛を付けたようです。見れて感激です。

岩場の急勾配を登っていくにしたがって、風がだんだん強くなってきて、5合目付近では
もう暴風に近い~バランスを崩さないように慎重に登ります。

早池峰山ではこんな風が普通だそうです。
健気に咲くハヤチネウスユキソウ。群生している所もありました。

そんな中でも、可憐な花たちは咲いていました。チシマフウロ~ゲンノショウコの仲間です。

ミヤマオダマキは、園芸種と間違えるほどに鮮やかです。岩場に隠れるように咲いていました。

ナンブトウウチソウ(南部唐打草)は早池峰山の固有種だそうです。

ハイマツ帯の下には、ミヤアズマギクなどの花が揺れていました。どの花も強風で撮り難い!

岩場の梯子をやっとのことで登りきり、木道を歩く辺りでは風も弱まっていました。

ここは、山上のお花畑~別世界。ヨツバシオガマやハクサンボウフウの花盛りでした。

山頂に着きました。

しばらく休憩の後、下りを検討。
あの暴風の中を同じコースで下るのはしんどい。河原坊コースの方が幾分風が弱いらしい。
すぐに決定!しかしながら小田越コース以上に急な岩場の連続で、こんな鎖場も慎重に下りました。

沢沿いの道に出るとオニシモツケのふんわりした花が多かった。

なんとここでクガイソウに出逢うとは~ラッキー!

こんな沢を4つ渡りました。

小田越コースとは明らかに違う植生でこちらを下ってよかった~
美しいセンジュガンピにも出逢うことができました。
足が棒になるほどに石の登山道は歩きにくかったけど、なんとか河原坊に着くことができました。

早池峰山~登山の山としてもお花の山としても楽しめる所が、全国から人を集める理由なのでしょう!
昨年の夏は大雨に、今年は暴風に悩まされた夏山でした。
それでも、たくさんのお花を見ることができ、念願のハヤチネウスユキソウにも出会えて、
素晴らしい夏の東北登山になりました。
案内してくれた兄に感謝!九州の山にも一緒に登りましょう。
そしていつかは、本物のエーデルワイスも見てみたい~
終わり。
ウスユキソウ~キク科の多年草で世界に30種類ほどあるそうです。
白い苞葉が雪を被ったみたいに見えることからウスユキソウと言われます。
ヤマハハコの種類とは兄弟みたいな関係です。
スイスアルプスに咲くエーデルワイスをテレビで見て以来、この夏はぜひどこかの山で
ウスユキソウを見てみたいと思うようになりました。
ヤマハハコもウスユキソウも派手さはないのですが、心惹かれる花です。
早池峰山(はやちねさん~1917m)に登れば、エーデルワイスに最も近いと言われる
ハヤチネウスユキソウが見れるはずです。
コースは、小田越登山口~山頂~小田越登山口の予定でした。
ここもマイカー規制で小田越まではバスで行きました。

しばらくは樹林帯を歩きます。
サンカヨウ、エンレイソウ、ミツバオーレンなどの種ができていましたので、
季節が早いと花を楽しめるでしょう。

樹林帯を抜けると対峙する山、薬師岳(やくしだけ~1644,9)がはっきり見えました。

見上げると蛇紋岩(天山と同じ)のごろごろの岩が見えます。山頂はこの後ろのようです。

早くもウスユキソウ発見!~これはミネウスユキソウ。白い苞葉がきれいです。
すれ違った登山者が、ハヤチネウスユキソウではないと教えてくれましたが、間違えそうです。

これがハヤチネウスユキソウ~一回り大きな花でした。
数多く見ていくうちにだんだん違いが分かるようになってきました。

苞葉がふわふわして、綿毛を付けたようです。見れて感激です。

岩場の急勾配を登っていくにしたがって、風がだんだん強くなってきて、5合目付近では
もう暴風に近い~バランスを崩さないように慎重に登ります。

早池峰山ではこんな風が普通だそうです。
健気に咲くハヤチネウスユキソウ。群生している所もありました。

そんな中でも、可憐な花たちは咲いていました。チシマフウロ~ゲンノショウコの仲間です。

ミヤマオダマキは、園芸種と間違えるほどに鮮やかです。岩場に隠れるように咲いていました。

ナンブトウウチソウ(南部唐打草)は早池峰山の固有種だそうです。

ハイマツ帯の下には、ミヤアズマギクなどの花が揺れていました。どの花も強風で撮り難い!

岩場の梯子をやっとのことで登りきり、木道を歩く辺りでは風も弱まっていました。

ここは、山上のお花畑~別世界。ヨツバシオガマやハクサンボウフウの花盛りでした。

山頂に着きました。

しばらく休憩の後、下りを検討。
あの暴風の中を同じコースで下るのはしんどい。河原坊コースの方が幾分風が弱いらしい。
すぐに決定!しかしながら小田越コース以上に急な岩場の連続で、こんな鎖場も慎重に下りました。

沢沿いの道に出るとオニシモツケのふんわりした花が多かった。

なんとここでクガイソウに出逢うとは~ラッキー!

こんな沢を4つ渡りました。

小田越コースとは明らかに違う植生でこちらを下ってよかった~
美しいセンジュガンピにも出逢うことができました。
足が棒になるほどに石の登山道は歩きにくかったけど、なんとか河原坊に着くことができました。

早池峰山~登山の山としてもお花の山としても楽しめる所が、全国から人を集める理由なのでしょう!
昨年の夏は大雨に、今年は暴風に悩まされた夏山でした。
それでも、たくさんのお花を見ることができ、念願のハヤチネウスユキソウにも出会えて、
素晴らしい夏の東北登山になりました。
案内してくれた兄に感謝!九州の山にも一緒に登りましょう。
そしていつかは、本物のエーデルワイスも見てみたい~
終わり。
秋田駒ヶ岳、早池峰登山:お疲れさまでした。いい山に登られましたね。
わたしも憧れている両座に登られたとのこと、羨ましいかぎりです。
高山植物の女王コマクサ:気が弱いようですね。頑張って縄張りは確保してもらいたものですね。
早池峰は小田越から登って川原坊に下山されたとのこと、地図を広げてリーフさん方が歩かれたコースをたどっています。
蛇紋岩の「天狗の滑り岩」はツルツルの状態で滑りやすかったのではないでしようか。
コースは登りも下りも岩場があり、北上山地の最高峰にふさわしい山のようですね。
憧れのハヤチネウスユキソウに出逢えてよかったですね。。
「コマクサ、シナノキンバイ、ツガザクラ、など華やかな色彩で人目をひくものが多い。そうしてなかでけっして派手な花ではなく、むしろ控えめでありながら、一歩も引けを取らぬほど、人気を集めている」とありました。(朝日新聞.日本百名山)
リーフさんの素晴らしいレポを拝見いたしますと、私もいつか登ってみたくなりました。
有難うございました。
頼りになるお兄様がご一緒で良かったですね~
憧れの花ばかりで、目が点です。
テレビの日本の名峰で見た、ハヤチネウスユキソウ~ですね
リーフさんのことですから、きっと、スイスのエーデルワイスも観れますよ~
なんとも画像から察するとベルベットのようですね
この花を見たさにみなさん早池峰山へはるばるこられるんですね
それにしても遠い遠い、東北の地まで
お疲れ様でした、厳しい暴風だったとのこと
無事御帰還なによりでした
岩場のハシゴも厳しそう
登った者へのごほうびがたくさんでしたね
佐賀のクラブからもハヤチネウスユキソウを求めて行かれているようですね
来年はアルプスあたり挑戦でも大丈夫のリーフさんですよ
趣の違う二つの山を登ることができて、よかったです。
やはり素晴らしい山々でした。
秋田駒ケ岳のコマクサ~女王の名にはふさわしくないくらい、控えめな花のようです。
だからこそ、他の植物の育ちにくい砂礫地に咲いているのでしょうね。
早池峰山の岩は、滑りそうなところは鎖や梯子がありますので、大丈夫でしたが、やはり足に負担がかかっているようです。
ハヤチネウスユキソウに出会えて感激でした。
この厳しい環境に咲く可憐な花たち~頑張って登った甲斐がありました。
yanにもお勧めの山々です。
本場のを見たらこれまた感動でしょうね。
いつかは行ってみたいものです。
案内役の兄には、コース設定や時間配分、車の運転までしてもらって、感謝感謝です。
これに懲りずにまた一緒に登ってくれたらいいんだけど~
本当に全国から来られているようでした。
ハヤチネウスユキソウは人を惹きつける花なんでしょうね!
登った甲斐がありました。
スイスアルプスはトレッキングでエーデルワイスが見れるようです。
早池峰山より楽かも~アハ!
東北の山々も同様に護られてあるんですね。
ミネウスユキソウとハヤチネウスユキソウー、前者と後者が混ざり合ったようなのが尾瀬のホソバナヒナウスユキソウでしょうか?
コマクサの花は残念ながら尾瀬では見れませんでした。
サンカヨウも見せて頂けて良かったわ!
頼りになるお兄様が人生も道案内して下さるのでしょう、きっと!
いろいろな山にウスユキソウは咲いているようですが、微妙に違っていて見わけが難しそうですね。
ハヤチネウスユキソウは、ばっちり覚えました
>頼りになるお兄様が人生も道案内して下さるのでしょう、きっと!
遠いところにいると、いざという時どうなんだろう?と思ったりしますが、やはり頼りにはしています。
これからもよろしくというところでしょうか!