行雲流水~季節の花とともに

自然や草花を通して感動を伝えたい~リーフのブログです。

2017年のきのこ達

2017年12月26日 | 植物(きのこ)観察

             (切り株に生えるコキララタケ)

 

 

 

今年もいろいろなきのことの出会いがありました。

その中で特に印象深かったきのこをご紹介します。

まずはツブカラカサタケ

ウッドチップが堆く積まれているような場所や、

木の洞からも生えるきれいなきのこです。

傷をつけると赤変します。

 

 

 

 

ベニヒダタケ~これは幼菌です。

黄色なのにどうしてベニ~なのか?成菌になれば、傘の裏のひだが紅色になるのです。

 

 

 

 

スッポンタケ~これまでも時々見かけていたのですが、今年のスッポンタケは

その数の多さに驚かされました。ウッドチップを敷き詰めた場所に

100個~いや200個?臭いもハエも半端じゃない(笑い)

 

 

 

 

バレーボールが転がっているみたいな~オニフスベ

とにかく大きなきのこです。

 

 

 

 

初めての冬虫夏草~このきのこの下にたぶん蛾の死体が眠っています。

 

 

 

 

シロフクロタケ~きのこがほとんど見れなくなった11月末~12月にかけて

生えていました。なかなかお目にかかれないきのこだそうです。

 

 

 

 

これも珍しいきのこ~コウボウフデ

胞子を放出する頭の部分が筆のような形をしていて、全体に薄青色の不思議な

形のきのこです。

 

 

 

 

 

ホオベニシロアシイグチ~白い足の網目模様が特徴です。(食)

 

 

 

 

チチアワタケ~マツの木の根元に生える菌根菌です。(食)

新鮮な時は写真のように乳を出します。

 

 

 

 

ハタケチャダイゴケ~畑に生えていた小さなきのこです。(一㎝もないくらい)

茶碗の中に黒い碁石のような胞子の塊りが見れます。

 

 

 

 

そして最後は、切り株から生えるコキララタケ~

取れやすい粒状の鱗片に覆われています。

形がなんとも可愛いきのこです

 

 

きのこの魅力はその不思議な姿形だけではないのです。

ある日突然生えてきて、いつの間にかいなくなる~そんな不思議な生態も

魅力の一つでしょう!

一期一会のきのこ達~来年もどんなきのこに出会えるのか楽しみです。

 

 

 

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