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(新緑が美しい、脊振山頂からの下り)
森の案内人活動で、脊振中学校の生徒さんを引率しながら脊振山の植生や
きのこについて説明をすることになりました。
この日はどこで何の話をするか、確認のための下見です。(4月22日)
田中集落のバス停から山頂までの車道沿いにある、この登山口から登ります。
このコースは初めて歩きます。
すべてが自然林で沢などもあり、なかなかいい感じです。
咲いていたフデリンドウ~脊振山では今頃咲くんですね。
蕾だったオトコヨウゾメの木
脊振山は昔から山岳信仰の山で、その頃植えられたと伝えられる杉の大木が
登山道に何本も見られます。
ここで杉の大木の大きさを測ってみることにしましょう!
脊振山に多いブナのお話はここですることにします。
上を見上げると咲いていたのは~
ブナ帯に見られるムシカリの木でした。
ちょうど盛りのようで、花が咲いたムシカリの木を何本も見れました。
虫が好んで来るからムシカリ、葉が亀の甲羅に似ているからオオカメノキの別名も
あります。
一旦、車道を横切り、また登山道に入ります。
『たにし仏』の前に出て、階段を登ると山頂駐車場に着きます。
引率は駐車場まで終わるのですが、山頂まで行ってみることにしました。
脊振山上宮とレーダードーム
山頂から見た天山方面~いい天気でした。
下りは車道歩きで~
ミズキの新緑が眩い時期です。
ウリハダカエデは花を付けていました。
その昔、フランスから飛行中に脊振山中で遭難し脊振の人々に助けられたという
ジャピーさんの記念碑を見たり~
脊振山中に初めてお茶の種を蒔いたと伝えられる栄西禅師の像を見たり~
ゆっくりの車道歩きもいいですね~
この日見つけたきのこ、アミガサタケ
ここにもあった、ラショウモンカズラ
こんな下見の一日でした。
ところで本番は~前々日の雨で沢の水が増水していて、コース変更になり
ほとんど車道歩きで終わりました。(5月18日)
でも脊振山の植生ときのこのお話はできてよかったです。
脊振山はいいところですね。
アジサイの仲間なのか、あるいはミズキの仲間か?
いや、いまちょうど、ヤマボウシが満開なので、その仲間かな?(葉もちょっと似てるでしょ?…)
ムスカリだったのですね!
カメにはちょっと見えませんでした(トホホ)
先日郷に上がった時に、この花だけが目立ってて、なんていう花か調べていたところですが、名前がわかって助かりました(苦笑)
キノコまでは見つけられませんでしたが、鳥の鳴き声「チョッと 来い ちょっと来い」と鳴く鳥もわかりました!(コジュケイでした!)
まだまだ分からないことが多いのですが、またいろいろな山行記録楽しみにしています。
ムシカリに似た花~アジサイのような花は、今の時期には多いんですよ。
ヤブデマリやツルアジサイ、イワガラミなど~(広島には他にもあるかもです)
葉っぱの形と、花で確認してみてくださいね。
畑仕事やいろいろで、山行がなかなかできないのですが、
自然観察と野山歩きは大好きですので、ちょっとの時間を見つけて出かけてみようと思っています。
また見てくださいね。
それにしても、良く似た花があるもので、それだからこそ、良く見ないとだめなんですね!(汗)
つい、綺麗だから、珍しいからと、ただ写真に撮ってただけではダメ・・・聞いてはいるのですが、なかなか・・・。
ムスカリではなくて、「ムシカリ」でしたね、ムスカリは春先の花でした(苦笑)
イワガラミは他のアジサイに似た花とは装飾花の
形が違っていますよね。
近くで見たら一目瞭然ですが、遠目にはツルアジサイと間違えてしまいます。
ちょっと来い、ちょっと来いのコジュケイの声、森の中で聞いてみたいです。
小鳥の声は、なかなか聴き分けが難しいです。