ハチクロ読んじゃいました

　一昨年辺りから話題になってて今年は映画化もされたハチクロこと「ハチミツとクローバー」、ひょんなことから全巻読破しました。もともと少女マンガってほとんど読まないし、映画のキャッチコピー「人が恋に落ちる瞬間を初めて見てしまった」もけっ、って感じだったので、そうそう期待しないで読んだら・・・


切ねえ！。・゜・(ノД`)・゜・。


　なんかこう、好きなんだけどどうにもならない時の切なさがもう細密画のようにみっしりと書き込まれていて、なけなしの乙女心を左脇えぐりこむように連打されます。大学生の恋愛を描いてるのにキス止まり（しかも出てくるの１回くらい）なのがまたいい。（ＮＹ行くときに飛行機の中で「ＮＡＮＡ」が流れっぱなしだったんですが、中島美嘉と松田龍平が一緒に風呂つかってるシーンが何回も出てくるのでそこでお腹いっぱいでした。同じ少女マンガ原作でもえっれー違いですな。なんであんなに風呂シーンが出てくるのかよくわからなかった・・ベッドシーンはダメだけど風呂ならいいのか？そうなのか？）

　しかしこんな切ないマンガなのに、アニメ化したときのＢＧＭがスガシカオって・・・シカオちゃんの描く世界はここと対極にある気がするんですが・・・