球団マスコットの先駆者、島野修さん死去(読売新聞) - goo ニュース 2010年5月11日(火)10:57
巨人、阪急(現オリックス)の元投手で、引退後はオリックスのマスコット「ネッピー」役などで人気を集めた島野修(しまの・おさむ)さんが、脳出血のため、8日に兵庫県内の病院で死去していたことが分かった。
59歳。10日に親族による密葬を済ませた。
島野さんは1969年、神奈川・武相高からドラフト1位で巨人に入団。76年に阪急に移籍し、79年に退団した。通算成績は24試合で1勝4敗、防御率5・05。
現役引退後は、球団マスコットの先駆者として球界に貢献。阪急で「ブレービー」、オリックスでは「ネッピー」としてファンサービスに尽力し、96年には“通算1000試合”を達成。
98年に辞めるまで主催試合では1日も休まず、18年間、1175試合で選手とファンのパイプ役を演じてきた。
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島野さん、本にもなってます。
それゆけネッピー!―プロ野球マスコットにかけたゆめ
児童書ですが、読んでて涙が止まりませんでした。とくに仕事で落ち込んだときに読むとてきめんにヤラれます。上の動画でもちらっと出てますが、島野さんがマスコットという仕事に誇りをもてなくてやさぐれていたときに偶然耳にした「ぼく、ブレービーが一番おもしろかったよ!明日もブレービー見に連れてってねおとうさん!」「まかしとけ。明日もブレービー見に行こうな」という会話にハッとして、「一人でも自分を見に来てくれてるお客さんがいる!」という事実に気づくあたりはもう滂沱の涙ですよ(TT)きっとその親子は島野さんのために野球の神様が地上に遣わした天使だったんだよ!きっとそうだよ!
この本地元の図書館で借りたんですが、再販してくれないかなー。買うのに。
ドラフト1位 九人の光と影
そしてこちらもほぼ上と似たような内容ですが、もう少しマスコットの仕事について深く掘り下げられています。審判の判定があやしかったとき、球場内が一触即発の雰囲気になりそうになったらマスコットが飛び出していって抗議のジャスチャーをするといっぺんに空気が変わる、その見極めは選手だった自分にしかできない・・・というあたりにプロの魂を感じました。
今年はプロ野球関係者がたくさん亡くなるなあ・・・もうこれまでにしてほしいなあ・・・。・゜・(ノД`)・゜・。