えー、久々の更新です。長いです。
下の下の下ぐらいで言っていた友人の結婚式、無事行ってきました。
さんざん人に聞いたあげく、髪は結局プロに頼むことにしたのですが、タウンページで見つけたよさそうな駅前の美容室がいくら電話してもつながらない・・・しかたないので直接行ってみたら「研修中につき一週間休みます」という札がぶらさがってましたorz
しかたないのでそのまま駅前で探したら、近所にもう一軒発見!ドアあけたらかなり昭和っぽい雰囲気の店内なんでちょっとためらったんですが、これまた昭和っぽいおばちゃん美容師がいろいろと相談乗ってくれたんで、もうほかに探してる暇ないしということで予約入れました。
のいにー「結婚式なんですけど、アップじゃない形にしてほしいんですけど・・・(※アップはかなり料金が高くなる)」
おばちゃん「じゃあこういうの?(いくつかヘアカタログを出してきて)似合いそうなの考えておくね」
の「お願いします。○時のJRに間に合うようにしたいんですけど・・・」
お「じゃあ○時に予約入れときますね」
と、そりゃちょっと早いんじゃないかい?という時刻に予約を入れたのですが、それが壮大なるサーガの始まりであるとはまだ誰も知らなかった・・・(嘘)
で、当日。某球団の晴れ姿の中継に後ろ髪をひかれつつ美容室に行ってみると、
客がばあさんと子どもしかいねえ。しかも満員。
あー、子どものとき近所にこういう美容室あったなあ、子ども料金がちゃんとあって、近所のおばあちゃんが髪を切るというより話し込みにきてて、パーマはどの人もみんな同じおばちゃんパーマ・・・っておい。
ものすごいイヤな予感にガクブルしていると、おばちゃんが笑顔で「そこに座って待っててね」ともうすでに2,3人が座っているソファを指差しました。
ワタシ予約してましたよね?
ココロの叫びもむなしくそれから30分待たされました。
予約の意味ねえー!!!
このままだとJRに間に合わないんじゃないか?!とイライラしだした頃、ようやく呼ばれました。でも打ち合わせしたおばちゃんと違うよ?!不審に思いつつ席につくと、おばはん美容師は「で、どうします?」
もう本当に今までのあれこれが全部ムダ。
こんなこともあろうかと、事前にネットで集めた画像を渡して「こういう感じにしてください」と頼みました。そんなに難しい形とも思わなかったのですが、そこから45分くらいでできあがった髪型は・・・
李香蘭?
・・・昭和かよ!つか、戦前かよ!!!!つか、平成の世結婚式にこの髪型ってどう考えてもおかしいと思わんのかおばはん!!!!!
ずっと雑誌を読んでいた私が顔を上げたとたん真っ青になったのがわかったのか、おばはんは髪をぐりんぐりん巻きながら「なにか要望あったら言って下さいね~」。
いますぐそのカールをやめろ。
そこからは前髪を横に流してもらったり、耳を出してサイドをストレートにしてからタイトにしたり、作ってしまったカールはワックスでボリューム抑えて後ろにまわしたりと必死の補修作業を。これで少しはマシになったけど、あー、こんなおばはん子どもの頃近所にいたよなあ・・・っておい!
なんだかんだやってるうちに時間がなくなり、しょうがなく店を出ました。こんなに払いたくない金も久しぶりだったよちくしょーめ!!!!
外に出たとたん首にマフラー全巻きしてカール部分を隠しました。しかたないから会場まではこれで隠していこうorz
なんとかJRに乗ったのですが、こういうときってみんな自分のこと見てるような気がするんですよね・・・醜形恐怖症の人の気持ちがなんとなくわかった気がするよ・・・
そしてようやく目的地に着いたら駅と街はありえない人出!これは某球団晴れ姿の余波!ただでさえ人込みが苦手なのに、普段より8割増しの人にもまれつつドラッグストアに行ってワックス買って式場のホテルへ。JRの中から出席する友人たちに「変な髪型にされて死にたいorz」とメールしてたら、後輩が「ホテルについたらまっすぐトイレにきてください。直すの手伝います」と返事くれてたので着いたとたんにトイレへ直行。そこでようやくマフラーをはずしたら後輩が「え?もう直したんですか?」とびっくり顔。「まだだよ?」というと「えー、全然大丈夫ですよー、もっとすごいのかと思ってましたー」鏡見てみると、ぎゅむぎゅむと巻きつけてたマフラーが功を奏したのか、なんかちょっと落ち着いて最初よりはずいぶんマシな感じになってました。のでやっと会場へ。
会場は落ち着いた色調のかなりお洒落な感じで、BGMがやけに目立つなあと思っていたら生演奏の人が二人もいました。式もシンプルであたたかく、料理は上質で、なんつーかーこー「上質な二人」って感じがすごいしましたよ。馬鹿騒ぎする人もいず、終始なごやかな感じでとてもいいお式でした。
しかし新郎新婦のあまりの順風満帆っぷりに「いいよなあ・・・」とorzとなってしまう気持ちもどこかにあり。同じ学校出て一度は同じ会社に勤めたのに、片方は出世して幸せな結婚、私は学生以下の収入で半分無職・・・自分で選んだ人生ですが、ふと0コンマ何秒くらい後悔してしまったりもして。
かといって前の会社に無条件で戻してやるといわれても絶対に戻らないし、もう一度人生やり直すとしてもまったく同じ選択をしますがね。
これでしばらくは結婚式に呼ばれることもないだろうなあ・・・Yさーん、次はYさんの番ですよー!!(私信)