金魚の眼鏡は百色眼鏡

死して屍拾う者なし。三十路の生き様とくと見やがれ。

ハイスピードジェシー(※タイトルと本文はあんま関係ありません)

2006年02月02日 22時49分09秒 | Weblog
 えー、我が友人(♂)のKくんの話。
 彼は顔もいいし頭もいいし性格も悪くないし学歴もまあまあで大企業にお勤めなのですが、ただちょっとばかし女性の扱いがヘタ(空気が読めない)でいま一つモテませんでした。だけれども転勤した先で職場の花だった超美人を射止め、一年くらい仲良く付き合った後、皆に祝福されて結婚・・・のはずが、招待状を出す直前に破談。職場結婚だったため、支社全員が彼らの結婚話を知っていたわけで、事後処理はそりゃもー大変だったそうです。その当時の落ち込みっぷりはそれそれはもう(以下略)
 それから数年は女性とおつきあいすることもなかったようですが、
去年の秋(11月くらい)に「彼女ができそう」という嬉しげなメールがきました。そりゃよかった、と返信したままずっとメールしてなかったわけですが。

 今日、ちょっと用事があって電話したら。
「今週末、両家の顔合わせなんだよね」
結婚すんのか!!!
「ちょちょちょちょっと待って、知り合ったのって確か」
去年の11月くらい
「って出会って正味3か月かよ!!!大丈夫か?!」
「うーん、
俺も正直戸惑ってるんだけど、なにしろ向こうのプッシュがすごくてさあ。」
「そんなに結婚焦ってるの?相手、年上なの?」
「いや、
24
「えーーーーーーーー!!!!!」

イマドキの24歳ってそんなもんなんでしょうか。「結婚したら家庭に入りたいって言ってるんだよね。俺もそのほうがありがたいし。正直、俺ももう条件的にはキツいから、この子逃したらなかなか結婚できそうにないし」と淡々と語るKくん。うーんこれくらいのスタンスのほうが結婚ってうまくいくのかもしれんなー。長く付き合っててラブラブで盛り上がって結婚まで突っ走ったら悲惨な結末だった、っていうのを経験してるわけだし。(俺モナー_| ̄|○)
なんとなく不安を抱きつつも、Kくんには幸せになっていただきたいと思う冬の夜。

 でも知り合って3か月の人と結婚かあ・・・すげえなあ・・・俺にはできねえよ・・・


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2 コメント

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イマドキの (ゆかねこ)
2006-02-03 03:27:45
イマドキの若者のほうが、保守的みたいね。私らの年代が結婚しないもんだから、ああいうふう(負け犬)にはなりたくない、って思うらしい。世間が負け犬って言葉で未婚女性の不安感をあおっているような気がして、非常に不愉快だが。



 しかし、幻想を抱いたままママゴト結婚してもなー。。。いや、そう決めつけちゃあいけないね。

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ひどい話だ (のいにー)
2006-02-05 09:45:22
「負け犬」って響きが悪いよなあ。実際は結婚だけが幸せじゃないのにねえ。



 そういえば私の後輩も、23歳のときに知り合って2か月くらいの男(かなり年上)と結婚したけど今でも幸せにやってるな。「就職はせず、ほとんど男性経験もない若いうちに、かなり年上の男といきなり結婚する」っていうのが案外長続きする秘訣なのかも。っていうかこれ明治から戦前までの結婚パターンじゃん・・・
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