金魚の眼鏡は百色眼鏡

死して屍拾う者なし。三十路の生き様とくと見やがれ。

「JIN-仁-」と「相棒」と

2009年11月25日 23時07分31秒 | ドラマ感想
 録画してた「JIN-仁-」、昨日ようやく見ました。いやあますます面白くなってきましたなあ!ペニシリンの種株をかかえて逃げた山田純庵先生が謎の男たちに声をかけられたとき、これは医学館が差し向けた刺客だ、そのあと南方先生のもとに届けられたペニシリンは偽物で、それを使った患者が死んじゃって、それをネタにして南方先生を追放するつもりなんだ!と思ってどきどきしながら見てたら、あれヤマサ醤油の濱口儀兵衛さんの手の者だったんですね(見終わるまで気づかなかった←遅すぎる)。ヤマサ醤油のあのマークを見て南方先生が「この時代からあるんだ・・・」と呟いたには吹いてしまいましたが。南方先生にはぜひいつか儀兵衛さんに「あなたの醤油は100年以上たっても日本中の食卓にのぼってる」と教えてあげてほしい。あーそういえばこの濱口儀兵衛さん、全然知らなかったのですがwikiで見たらとんでもない偉人じゃないですか!マジぱねぇ日本の宝な人ですよ!いやあ勉強になるなあ「JIN-仁-」。
 そしてついに緒方先生が死んじゃいましたが。・゜・(ノД`)・゜・。、南方先生には緒方先生が死ぬ前に「あなたの功績は未来にも語り継がれてる」とひとこと伝えてあげてほしかったなあ・・・もう未来から来たって気づかれたんだし、言ってもよかった気がするんだが・・・
 「JIN-仁-」観てて、なんでこんなに面白いんだろうと考えてみたら、プロットそのものの面白さももちろんなんですが、「登場人物がみな一生懸命」だからだなーと思いました。一見「悪」側に見られがちな医学館側も、自分たちの信じる道を一生懸命貫こうとしているだけだし。それぞれ登場人物に一本びしっと筋が通ってるから、荒唐無稽な設定なのにするっと入り込めるし、続きが気になっちゃうんだろうと思います。来週も楽しみすぎる。

 「相棒」見てるとミッチーの演技がどんどん上手くなっていってるのを実感します。今日の放送で、いじめ加害者の少年の前にスッと立ち塞がるシーンがあったのですが、たった一歩前に踏み出してそのまま立っているだけの動作なのに、足の運びや立ち方で見事に「逆らえない大人」を感じさせてました。すげーよミッチー。
 それにしてもミッチーは姿勢がいいというか、座り姿や立ち姿がきれいですね。日本舞踊とか茶道とかなんかそういう類いのものやってたのかなあ、と思ってwiki見てもとくにそういうエピソードは見当たらず。天性のものなのか。やっぱりすごいわミッチー。


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2 コメント

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ペニシリン (64)
2009-11-28 23:49:13
>山田純庵先生が謎の男たちに声をかけられたとき、これは医学館が差し向けた刺客だ、そのあと南方先生のもとに届けられたペニシリンは偽物で、それを使った患者が死んじゃって、それをネタにして南方先生を追放するつもりなんだ!

それと寸分違わないことを私も思いましたー。
そして醸造なら杜氏に頼めばいいのに-と思っていたらお醤油のほうでしたね。

そして緒方先生をみるたび、「浪速の華」のことを思い出してしょうがなかった・・・・


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リアル「もやしもん」 (のいにー)
2009-12-04 00:17:17
あ、そうか、醸造ならお酒ですよねー。その発想はなかった。
しかし醤油倉で培養したらそっち関係の菌がうようよ入っちゃうんじゃないかしら・・・と思ったんですが、あんま関係ないのかな?

>そして緒方先生をみるたび、「浪速の華」のことを思い出してしょうがなかった・・・・

私もですノシ
あんなにあわあわしてた緒方はんがあんなに立派になって・・・と思わず目頭を押さえてしまいました(一部嘘)
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