ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

父の本棚

2018-05-10 10:15:10 | 日常
みなさま、こんにちは(*^_^*)

やっとお料理する元気もでてきて、
家に1人でいても大丈夫になったので、
ほぼ1週間かけて、本棚の整理をしました。

ずっと何年も忙しくて整理できなかったのですが、、
とうに私の本棚は収容能力を越えていました。

作業机に積ん読状態だったもの、
紙袋や段ボールに入れて部屋の隅に累々としていたもの、
いらないものは捨て、分類して並べ直しました。

さらに入りきらなかったものは、
父の本棚を整理してできた空きスペースに並べました。

父の本棚はかなり大きくて、父の遺した本や原稿、日記が
ぎっしりおいてあったのですが
あまりものに執着しない母がどんどん捨てて、
残りは本当に少なく、代わりに母のものが置いてありました。

父の本は専門が違うので、遺されたものを読んでも
ちんぷんかんぷんですが、
書くときの心の支えになっています。

本を書く、世に出すということは、
とてつもなくたくさんのインプットがあってできることで、
「他人の本ばかり集めて、自分が出した本はこれっぽっち」と
母が言うのを悲しく聞きました。

ものを書いたことのない人には
家族であってもわからないことかもしれません。

最後に集めていた水俣病の資料もデータも
論文として、本として結実したのかしなかったのか、
私にはわかりませんが、膨大な量が残っています。

データ類は棚に置いておいたファイルが痛んでいたので、
段ボールに入れました。

思い残すことはないと死んで行った父ですが、あと数年の命があれば
熊本出身の父のライフワークが完成していたのではと思います。

母の本やノートのうち、いらないというものは捨てて
(一度読んだらいらなくなるらしい)残りは居間の本棚に移動。

居間の本棚には必要ないパンフレットや書類が多かったので、
保佐人になったのを契機にチェックしていらないものは捨てました。

結果、父の本棚に大きくスペースが空きましたので、
私の本を収納すべく全体を大移動しました。

すっきりした机に残ったのは、
「佐佐木信綱研究」全号、
信綱の歌集(初版と全歌集)
語彙研究資料、
「心の花」2018年分、
いただいたばかりの歌集、
現在読んでいる本。
今年見た映画、美術展のカタログ、ちらし。

あとはノートパソコンと
勉強会、歌会の資料。

あっ、結構まだ載ってる(・ω・;A

あとの問題は、
①2階の居間
②もと父の部屋
③寝室
の3部屋に私の本棚が分散しているということで、
もしいつか1部屋に集められたら嬉しいです。


①2階の居間。見て楽しむもの。アルバムと絵本、図鑑類。


同じく2階の居間のちょっと古い展覧会のカタログ。


②父の本の一部。


父の本棚に並べた、行き場のなかった私の本。
比較的新しい本。


下半分は美術全集、美術、映画、文学展覧会のカタログ。
あとは新しい歌集を結社内外で分け、
ほぼ年代順にならべてあります。


上半分は短歌と関係ない本。猫の本とか美術関係とか、小説、ノンフィクション、養老猛なんかも。


『おじさまと猫』おススメです。何度読んでも泣けてきます。


③寝室の本棚。
全集、「心の花」関係の本を集めました。
写っていませんが、この下の段には
20年分の「心の花」誌があります。

 
いつの間にか、全集もたまりました。
「心の花」以外の歌人もあり、現在は並べておくだけで満足していますが、
活用しなくてはと思います・・(・ω・;A




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