ノイバラ山荘

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秋の中山道(馬籠~妻籠)ハイキング②

2009-10-02 19:23:33 | 


さて、いよいよハイキング当日、お天気は上々。
降り続く雨の雲が切れて、ぽっかりと日が射した1日だったのです。
やっぱり普段の心がけがいいからなっ (´・ω・`)

朝7時半集合。
電話で力強くはげましてくださった添乗員さんは背の高いがっちりとした山男、
私が途中でへばっても拾い上げて背負って山を下ってくれそうだわ♪
と無上の信頼を寄せられる方でした。

安心して梅のお握りの朝ごはんを食べて、4時間の中央高速道のドライブ。
うとうととするうちに山梨、長野を突っ切り、岐阜の中津川ICで降ります。
八ヶ岳PA、始めての神坂(みさか)PAで休憩をとりました。


八ヶ岳で野沢菜とくるみの熱々おやきを♪
私はおやきの具は餡子など甘いものよりも
野沢菜や茄子といったのが好きです。


車窓からは、刈り取り前の黄金の稲穂、刈り取り跡の田、
たわわに実った林檎の木などが見えます。


このあと、道中でと渡された小淵沢の「丸政」のお弁当も車中で♪
材料によいものを使っているらしく、バランスもよく、大変おいしかったです。
いつもツアーのハイキングでは他人よりちょこまかと写真撮影する分
遅れるので、食べている時間がもったいないのです。

山中を走り、馬籠宿へ。
ここから妻籠へと東京方面へ戻る形で歩きます。
私たちが歩く旧道と車道が繩のように縒り合わさった形で続いているので、
間に合わなくなったら車道に出てタクシーを呼べばいいとのこと、さらに安心。





馬籠は2度の大火でほとんどが焼け、
現在の建物は復元されたものだそうです。



町並みを抜けて山道に差し掛かるころ、恵那山が見えます。
藤村の一節を思います。
「山の中とは言いながら、広い空は恵那山(えなさん)のふもとの方にひらけて、
美濃の平野を望むことのできるような位置にもある。
なんとなく西の空気も通(かよ)って来るようなところだ。」




しばらく山中を歩き、梨の木坂を越えたあたりで開け、
ひとところ人家や畑があらわれます。
畑仕事の帰りのおばあちゃんに出会ってご挨拶。


今では宿として使われていないような家を道沿いに何軒か見て歩くうち、
じきに峠に着きます。


馬籠峠。
ここで行程の3分の1。


峠からはまた山中を下ります。


立場茶屋、ここが馬籠と妻籠の中間地点。



茶屋の前には湧き水が飲めるようになっていて、
中に入るといろりの火が燃えています。
お水はやわらかくて癖がなくて、おいしかったです。


椹の巨木と道端の点景。


大妻橋から下をながめたところ。


山肌がむき出しのところは、白っぽい細かい石が露出しています。
雄滝・雌滝は道より50メートルほどはずれたところ。


木々の間の岩を伝っていって、雄滝が眼前に現れる瞬間は、
「おおっ」という感じです。



そんなに大きくはないのですが、白くほとばしる水と
透けて見える赤っぽい鋭利な岩肌とのコントラストがすばらしい。


奥の雌滝はレンズに水しぶきがかかるところまで近づくことができました。

ゆっくりしたいところでしたが写真の撮りすぎで遅れ、
ツアーの人が回りにいなくなったので、急ぎ始めます。

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