ノイバラ山荘

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国会議事堂見学

2011-10-31 16:48:41 | 短歌

国会図書館に通う道すがら、
気になっていた国会議事堂。


秋になって修学旅行や遠足、バスツァーの
見学の団体をたくさん見ましたが、
予約がなくては見られないと思っていました。

・・ところが!!!
1日8回1時間に1度ずつ、とびこみで見学できるのです!

早めに調査が終わって偶然3時55分に通りかかり、
その日最後の見学ツアーに間に合いました!

参議院と衆議院とそれぞれ見学できますが、
近かった参議院の方を観ました。


まず、参議院参観ロビーで見学しながら待ちます。


ノイバラは2度見学しましたが、
いずれも10数人の参加者、
外国人(中国・フランス)もそれぞれ1組。
こんな穴場をご存知だなんて・・
いずれも日本語に堪能な方が他のメンバーに通訳していました。

かなり日本人向けの説明なので、
日本のことに精通していないと、通訳も難しそうです。


貴族院の看板。


議事場の議員の椅子を模したもの。
実際に座って記念撮影ができます。


静粛に!!


議事堂の模型です。


議事堂の右に国会図書館があります。


議員バッジ。


床、壁、柱、手すりに国内のさまざまな大理石が使われています。


知りませんでした。
こんなに色々な大理石が日本にあるなんて。
床の2センチ四方のモザイクにも使われています。

説明してくださる警備の方にくっついて、移動します・・。

議事堂は左右対称になっていて、
私たちが見学できるのは、
向かって右半分の参議院の部分だけです。
警備もはっきりと半分ずつなのだそうです。

素晴らしい内部の作りに感嘆しながら、
会議場は傍聴席にすわりながら説明を受け、
廊下、委員会室、御休所、御休所前広間を見学、
さらに中央玄関と広間は上から見学です。

ことに御休所は天皇が使われるお部屋ですので、
大理石はもちろんのこと、壁には刺繍、柱の漆芸など、
日本の工芸技術の最高のものが集めてあるそうです。

百聞は一見に如かず。
こちらで画像を見ることができます!
参議院見学

1936年(昭和11年)に完成するまで、
仮の議事堂を45年使っていたそうです。
完成してからすでに75年。

1890年(明治23年)に帝国議会が開設されてから、
ずっと構想が練られていたのでしょう。
着工から完成まで17年もかかっています。

議会開設120年ということで、
外側の壁も洗浄されてほんのりピンクの美しい外観です。


見学の最後、夕暮れの議事堂をバックに記念撮影しました。


なんとおみやげも充実していて愉快です。
ノイバラは歴代首相似顔絵つきクリアファイルと
ねじれおこしを買いました。


さらに、議事堂の裏手、議員会館を挟む通りの街路灯に
外国の国旗と日本の国旗が掲揚してあります。
この日はベトナムの国旗でした。
ベトナムからのお客様がいらしている印なのだそうです。

これは外務省の管轄で、
民間の会社が請け負っているらしいです。
ここと外務省、迎賓館に合計60枚くらいあるらしい。

それもほとんど使い捨て・・!!
こんなご時世、クリーニングして
何度も使ってほしい・・と思うのは私だけでしょうか。

国会図書館に通うおかげで、
なんだか楽しい体験ができました。
小学校の時に見学したのとは、
また見え方が違っていて、
明治期の新聞に見る「貴族院」といった言葉も
ぐんと身近に感じます。

是非、昔いらした方ももう一度いらしてくださいね!

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