カルテ開示（９）

６月に（８）をUPして以来ものすごーく久しぶりのカルテ開示続きです。
０５’９月６日入院、８日２回目の手術、そして２２日に退院しました。

入院中に次の抗癌剤をどうするかを主治医やオットットと話し合いました。
すでに６回の抗癌剤でマーカーは正常値、手術の結果目に見える癌もないし、検査も正常。
でも、目に見えないものが残っているかもしれないので念押しの抗癌剤治療をした方が良いというのが先生方の意見。
オットットは抗癌剤は猛毒だという認識があるので無理には勧めません。
副作用も見ていますしね。
結局は私の選択。

そういえば、二日前にNEWS２３の癌特集で、ＩＴ社長（胃癌）が＜すべてが「自己責任」と思えば医師も次の手、別の手を打ちやすい＞みたいなことをいってましたが（途中から見たので正しく理解できたか、ちょっと心配です）これってすごすぎません？
自分のことだから自分で決めないといけないのですがねぇ。
あの社長さんは強いなあ。

今、同番組でｃａｎｃｅｒ　ｓｕｖｉｖｏｒの皆さんのお話を見ていました。
「ストレスをためず、免疫力ＵＰ，笑顔で」「後ろを見ず前を見て」「一日を一生懸命」「希望を持って」どれも納得のお言葉！

話は飛んでしまいましたがとにかく抗癌剤をどうするか？
結局、私は「自分はどうなってもいいからやりたくないけど、残された人があの時やらせておけば・・・と後悔するようなことのないように」などと今考えたら、とんでもなくずるい、傲慢な考えでやることにしたんですが。
まぁ、そうでも思わないとせっかく伸びてきた髪も抜けるし、しんどい副作用もあるわで、耐えられないというのが正直なところかな。

時期としてはケアマネージャーの試験に挑戦する予定だったのでその試験が終わってからということにしました。
退院直前のカルテにも

　化学療法については10/23の資格試験後に実施予定

としっかり書いてありましたわ。

退院後の初通院は10/3（月）。実はこの前日あのウルトラの爺が引きつけの発作みたいなのを起こして救急車で脳神経病院に運ばれたんですよ。
家族を呼ぶように言われたと連絡が入り病院に駆けつけましたが病院に向かう間私は「私の身代わりになんかならないで！」と必死で祈っていました。これもまた、傲慢ちゃあ傲慢ですねぇ。
救急車の中でも発作を起こし顔は土色だったということで近所のお友達ももうダメだと思っていたらしいです。
それが２週間ほどで退院しましたから・・・ほんとウルトラの爺です！

そんなショックが影響したのかどうかその夜、左腰のあたりに発疹が出たのです。じんま疹にしては全体に広がらず何だろうと思って診察の時に婦人科の主治医に診てもらったら「帯状疱疹かもしれないから」と皮膚科を受診するように言われました。
外科（腸切除、人工肛門還内手術後の経過観察）の方でも「帯状疱疹だろう」というのでこの日は一日がかりで三つの診療科を受けたのでした。
やっぱり帯状疱疹で本来は入院して点滴治療をするそうですが、病室が空いていないので通院して点滴になりました。
せっかく退院したのにまた入院なんて！と思ったので結果オーライかな。
この後、１週間点滴に通院したのでした。

やっぱり、身体はすっかり弱っていますからねぇ。そういうときに帯状疱疹は出るそうですよ。（脅かしてしまいました？すいません）
私も知り合いにずいぶん脅かされましたが早く処置して痛み止めも頂いたせいか我慢できない痛みもなく順調に回復しました。

カルテ開示といいながらほとんど書くことなしですね。
でも長くなったので・・・

ｔｏ ｂｅ ｃｏｎｔｉｎｕｅ